2021年 ニトリレディスゴルフトーナメント
期間:08/26〜08/29 場所:小樽CC(北海道)
最終日のパーオン率は17/18 ツアー8勝目を手にした稲見萌寧の優勝ギア
◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日(29日)◇小樽CC (北海道)◇6695yd(パー72)
東京五輪銀メダリストの稲見萌寧がツアー通算8勝目を挙げた。4日間の中で最も風が吹いた最終日は最終組の1組前からスタートした。キャリングスコアラーがいないなか、稲見は設置されていたスコアボードで戦況を確認しながら追い上げた。
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出だし1番からピン奥10mを沈めてバーディ発進すると、5番では約140ydから放った球がピン手前でワンバウンドし、運よくピンに当たってOKバーディに。続く6番は7Iでピン左1mにつけて連続バーディとした。後半は10番でピン左1.5mを沈めてスコアを伸ばすと、15番はピン左奥4mにつけてこの日5つ目のバーディを奪取した。
最終ラウンドで稲見がカギに挙げたホールは、日によってパー4とパー5が使い分けられた16番。最終日のサンデーバックナインでパー4に設定されたのは「びっくりでした」と予想外だった。それでも200ydの2打目を3UTでグリーンに乗せ、約25mのバーディパットを数十cmに寄せてパー。「難度が高い」とするホールでスコアを落とさずに終えたのは大きかった。
「自分の感覚的にはあまり調子は『うーん』って感じ」としつつも、最終日のパーオン率は17/18(94%)をマーク。4日間トータルでも全体1位の64/72(89%)とショットメーカーの手腕を発揮した。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ マーベリック サブゼロ ドライバー(10.5度)
シャフト:UST マミヤ The ATTAS 5(硬さS)
フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソンZX フェアウェイウッド(3番15度)
ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZX ハイブリッド(3番19度、4番22度、5番25度)
アイアン:テーラーメイド P770 アイアン(5番~PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM8 ウェッジ(52度、58度)
パター:テーラーメイド トラス TB1 トラスヒール パター
ボール:ブリヂストン ツアーB XS ボール