木村彩子はキャロウェイと契約して手厚いサポートを受けるように

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 最終日（26日）◇カメリアヒルズCC（千葉）◇6639yd（パー72）

2014年に初挑戦したプロテストに失敗した後、木村彩子は2カ月ほどゴルフから離れていた。母・美保さんにわずかでも働くようお尻をたたかれ、求人情報で職探し。「東京は時給がイイ」と実家の千葉・浦安市から少々足を延ばし、東京駅近くの中古ゴルフショップでアルバイトをした。

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「レジの“ピッピッ”もやってみたくて。ゴルフの知識も活かせたし。お客さんの疑問に答えられるようにシャフトも勉強しました」。今年からキャロウェイと用具使用契約を結んだが、使用しているアイアン APEXは2016年のモデル。ヘッド自体がすでに希少で、自ら中古ショップで手に入れたものにシャフトを差し替えてもらったものを愛用している。

6打差を追いかけ、ガマン大会となった最終日は後半11番のチップインバーディが終盤の逃げ切りに勢いをもたらした。ランニングアプローチはこのアイアンのPWで演出。場合によっては9Iや8Iを握ることもいとわない。

契約を気に長らく使っていたタイトリスト製のボールからキャロウェイのクロムソフト Xにスイッチした。「アプローチ、パターのフィーリングが良い」と満足度は高い。

＜最終日のクラブセッティング＞
ドライバー：キャロウェイ エピック SPEED(9度)
シャフト：藤倉コンポジット スピーダー エボリューション7(重さ50g台、硬さS)
フェアウェイウッド：キャロウェイ エピック SPEED(3番＋13.5度)、ローグ ST フェアウェイウッド トリプルダイヤモンド（5番18度）
ユーティリティ：キャロウェイ APEX UW（19度）、ピン G425 ハイブリッド（4番22度、5番26度）
アイアン：キャロウェイ APEX 2016年モデル（6番～PW）
ウェッジ：キャロウェイ JAWS FORGED（52度）、グローブライド オノフ フォージドウェッジ（58度）
パター：オデッセイ メタルXミルド #2
ボール：キャロウェイ クロムソフト X