2022年 富士通レディース
期間:10/14〜10/16 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
古江彩佳の日米両ツアー勝利を支えた1Wは「自分の武器」
◇国内女子◇富士通レディース 最終日(16日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6689yd(パー72)
ホステスプロの古江彩佳が1打差で逃げ切り、ツアー通算8勝目を挙げた。今年7月「スコットランド女子オープン」で米ツアー初優勝を遂げてから国内で試合するのは今大会が初めて。“凱旋試合”で雄姿を披露した。
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クラブセッティングは米ツアー初優勝時と変わりなく、今年7月に発売されたばかりの新1Wは日米両ツアーの勝利に貢献した。身長153㎝と小柄ながら平均240yd以上の飛距離を出す古江は「ドライバーは自分の武器」という。「新しい1Wが出た段階で気にはなっていて、試したいと思っていた。変えたら良かったので思い切って。曲がらないという印象もありますし、しっかりと自分で思い切って振れるクラブ」とした。
もともと古江は低スピンのドローヒッターとあって、重心が深めに設定されている1Wを使えば高さがより出て飛距離が出る。ブリヂストンのクラブ担当者は古江について「(試打の段階で)何発か打っただけで(クラブの)違いが分かる。他の人よりも能力が高く、その目利きがすごい」と話した。
ドライバーに限らず、最終日に6番で魅せた“上げるアプローチショット”など繊細さも魅力のひとつ。「上げる練習は日本にいる時よりも(練習に割く時間が)50%くらいは増えたかな。今大会では自分に自信も持ちながら打てたと思います」と振り返った。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ブリヂストン B3 SD(ロフト9.5度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダーNX(重さ50g台、硬さS、長さ45.25インチ)
フェアウェイウッド:ブリヂストン ツアーB JGR(2019年モデル)(3番15度)、ツアーB JGR(2017年モデル)(7番21度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB JGR HY(2017年モデル)(4番22度)、テーラーメイド SIM2 MAX レスキュー(6番28度)
アイアン:ブリヂストン ツアーB X-CB(6番~PW)
ウェッジ:ブリヂストン BRM(50、54度)、B-Limited BRM フルミルド(58度)
パター:テーラーメイド スパイダー ツアー ホワイト
ボール:ブリヂストン ツアーB XS