2023年 ヤマハレディースオープン葛城
期間:03/30〜04/02 場所:葛城GC山名コース(静岡)
飛距離だけじゃない「方向性重視」の穴井詩 ウッド系はキャロウェイで統一
◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 最終日(2日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6480yd(パー72)
ツアー屈指のパワーヒッターとして知られる穴井詩が、「今年は方向性重視で行きたい」とショットの精度を武器に4年ぶりの優勝を決めた。
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昨年の平均飛距離は257.49ydでツアー1位。今週も257ydで大会1位に立ったが、4日間通してフェアウェイキープ率89%(50/56)とショットの精度も安定した。「去年はティショットのコントロールに苦しんだ」とフェアウェイキープ率は55.59%。今年は1月から教わる石井雄二コーチとアドレスから見直してコントロール性を高めてきた。
「きょうはちょっと、力んだので…」と最終日は緊張から曲がるホールもいくつかあったが、キャロウェイの新1W「パラダイム トリプルダイヤ」を武器に大会3日目まではフェアウェイを外したのは3ホールのみ。「練習してきたことが結果として現れた」と胸を張れる数字だった。
1W以外のウッドもキャロウェイでそろえている。「3番は今週は球を高めに出したいからロフトの大きい今年のモデルに変えました」と、以前入れていた「エピック スピード」(13.5度)から、1Wと同じパラダイムシリーズの15度に変更した。
アイアンはミズノの「JPX921 TOUR」を投入。大会を通して76%(55/72)をマークしたパーオン率を助け、4年ぶりの勝利を引き寄せた。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤ(ロフト9度)
シャフト:三菱ケミカルTENSEI CKプロ オレンジ 60 フレックスS(45.25インチ)
フェアウェイウッド:キャロウェイ パラダイム(3番15度)、エピック スピード(5番18度)、ローグST MAX(7番21度)
ユーティリティ:キャロウェイ ローグ(5番24度)
アイアン:ミズノ JPX921 TOUR(5番~PW)
ウェッジ:キャロウェイ JAWS RAW(52度)、Grind Studioウェッジ(58度)
パター:オデッセイ ホワイト・ホット オージー 2-BALL BLADE
ボール:タイトリスト プロV1