傾斜だらけのグリーン&長距離パー4制圧 菅楓華の圧勝を支えた14本
◇日台女子ツアー共催◇台湾ホンハイレディース 最終日(15日)◇オリエントG&CC(台湾)◇6720yd(パー72)◇晴れ(観衆4990人)
国内女子ツアーで通算アンダーパーの選手が優勝者だけの大会は、朴仁妃(韓国)が1アンダーで制した2010年最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」以来16シーズンぶりだった。乗せる場所次第で即3パットにつながりそうな傾斜の強いグリーンが我慢大会の最大要因。菅楓華は14本のクラブで貢献してくれたクラブに「一番はパターです」と話した。
オデッセイの「TRI-BEAM #2 パター」はプロ1年目の24年からエースとして君臨しているが、ツアー初優勝を飾った昨年9月「ミヤギテレビ杯」ではインサート部分の異なる「#1」を使っていた。「ざっくり言うとグリーンスピードの違いで使い分ける感じですが、今回のエースパターは“速い用”です」。傾斜とうねりという特徴を踏まえれば「速い」と言えるグリーンのスピードは、スティンプメーターで4日間とも11.5フィート前後。繊細なタッチを駆使して72ホールで3パットを3度にとどめた。
瞬間的に秒速15mを超える突風が向きを変えながら吹き荒れる中、425ydの9番と17番、423ydの14番と長いパー4対策やパー5の2オン狙いで役立ってくれたのがダンロップの3W「スリクソン ZXi フェアウェイウッド」。菅は「その精度が良かった」と要所を締めてくれたクラブに感謝する。また難条件が重なって、グリーンを外すケースが頻発する中で信頼を置くクリーブランドのウェッジ「RTZ」の58度が威力を発揮。最終日の出だし1番(パー5)でもラフから15ydのアプローチでフェースを開き、ソフトな高い球でピンそば1mへ。“おはようバーディ”で流れを作るクラブとなった。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ダンロップ スリクソンZXi TR(9度)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI Pro Blue 1K(長さ45.75インチ、重さ50g台、硬さS)
グリップ:イオミック
フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソンZXi(3番15度)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI Pro Blue 1K(重さ50g台、硬さS)
ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZXi ハイブリッド(3番19度、4番22度、5番25度)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI Pro 1Kハイブリッド(重さ50g台、硬さS)
アイアン:ダンロップ スリクソン ZXi5(6番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH neo(硬さS)
ウェッジ:クリーブランド RTZ(48、54、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH neo(硬さS)