未発表パターで昨季2強を撃破 笠りつ子のクラブ選びは「顔が大事!…中身も(笑)」
◇国内女子◇Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント 最終日(22日)◇紫CC すみれC(千葉)◇6731yd(パー72)◇晴れ(観衆3746人)
38歳の笠りつ子が逆転で2021年「ヨネックスレディス」以来となるツアー7勝目を挙げた。1打差2位から4バーディ、2ボギーの「70」でプレーし、アンダーパーフィニッシュが4人しかいなかった3日間大会を通算3アンダーで制した。
過去2シーズンはシードに届かず、QTランキング38位で迎えたプロ21年目も開幕から2試合連続で予選落ちを喫していた。推薦でフィールド入りしたチャンスを生かして佐久間朱莉、神谷そらと昨季のメルセデスランキング2強に最終組対決で競り勝った。
契約フリーで組み合わせる14本のクラブ選びの基準を問われれば、「顔が大事!…中身も(笑)」。2023年発売モデルの「キャロウェイ パラダイム ◆◆◆ ドライバー」は、まさにそのお眼鏡にかなった相棒で「顔も“イケメン”で打感もいい」と手放せずにいる。
5番から入れるアイアンは、やはり「顔が好き」と話す本間ゴルフ製。かつての契約メーカーを長年愛用するなか、6番だけ「ツアーワールド TW727 P」にしてこだわりをのぞかせる。
「(それまで)6番アイアンがしっくりこなくて。なーんか、ペラッてするんですよ」と、あえてほかの番手より古い2014年発売のモデルをチョイス。練習日は難しいマッスルバックで20~30球打つ時間を挟んで自分のアイアンに戻し、感覚を研ぎ澄ませることも忘れない。
高速グリーンでのパフォーマンスが光ったパターは、オデッセイの削り出し未発表モデル「DAMASCUS MILLED SEVEN DB」をオフから使ってきた。ツアー1勝の藤本麻子からも助言をもらってインパクトで緩む悪癖改善に取り組み、「ここ最近、フィーリングがいい感じになっていた。今週、速さがあるところにマッチしました」。ティショットを右の木に当ててピンチを招いた14番では、4mの軽いフックラインを決めきる会心のパーセーブで最終18番(パー5)の劇的バーディ決着につなげた。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ パラダイム ◆◆◆(10度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD TP(重さ60g台、硬さSR)
グリップ:ゴルフプライド ツアーベルベット
フェアウェイウッド:ピン G440 MAX(3番15度)、本間ゴルフ ツアーワールド TW737 FWc(7番21度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI(60g台、SR/3番)、本間ゴルフ VIZARD EX-C65 SR(7番)
ユーティリティ:キャロウェイ ELYTE MAX FAST(4番21度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI-75 HYBRID(S)
アイアン:本間ゴルフ ツアーワールド TW737 P(5番、7~10番)、TW727 P(6番)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH(R)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ フォージド<2025年>(46度)、本間ゴルフ ツアーワールド TW-W(52、57度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH(R)
パター:オデッセイ DAMASCUS MILLED SEVEN DB