ショットメーカー吉田鈴がこだわる“タテ距離” 初Vと同じ14本で2勝目
◇国内女子◇CAT Ladies 最終日(23日)◇大箱根CC(神奈川)◇6657yd(パー72)◇曇り(観衆2551人)
6月「ヨネックスレディス」でツアー初優勝を飾った吉田鈴が、早くも今季2勝目を挙げた。2日目に自己ベストタイの「66」をマークして13位から首位に浮上すると、最終日は難度の高いインコースで4つ伸ばし、大会レコードに並ぶ通算13アンダーで逃げ切った。
キャロウェイとクラブ契約を結ぶバッグの中身は初優勝の時から変更なし。勝負を分けた一本は、「やっぱりパターですね」と初優勝の際にも名前を挙げていたオデッセイ「ホワイトホットOG ロッシー」だった。
ハイライトは3日間を通じて最も難度の高かった16番。「あのホールがすごいキーホールだった。外れたらたぶん2、3mオーバーしてしまうパットだった」が、強気の姿勢でピン手前から12mを沈める会心のバーディを奪取。普段はクールな吉田も思わず笑みをこぼした。難しいインコースで2日目は11パット、最終日は12パットでまとめるなど、3日間の平均パット数は26.33で全体3位と、グリーン上の安定感が勝利を支えた。
ショット面では、最近「クラブを走らせるイメージがいい」という。中でもこだわるのがユーティリティやアイアンでの距離感だ。「ユーティリティでタテ距離を合わせるのは昔から好きな方。私はショットメーカーだと思っているので、6番アイアンとかユーティリティあたりはおろそかにしたくない」と、ウェッジを3本入れて細かく距離を刻む選手も多い中、50度と58度の2本体制を貫く。
初優勝に続き、自身2度目の最終日最終組を制した。「ヨネックスの時とはコース自体の攻め方も全然違いますけど、こういう勝ち方はこれからも自分を後押ししてくれる1勝になると思う」。バッグの中身は変わらなくても、それを操る精度と引き出しは着実に増えている。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆MAX(9度+)
シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER NXバイオレット(重さ40g台、硬さS)
グリップ:パルマックス
フェアウェイウッド:QUANTUM MAX(3番15度、5番18度、7番21度)
シャフト:藤倉コンポジット 24 VENTUS RED(3番&5番=50g台、S、7番=60g台、S)
ユーティリティ:キャロウェイ パラダイム(24度)、パラダイム Aiスモーク(6番27度)
シャフト:藤倉コンポジット ダイヤモンド SPEEDER(70g台、S)
アイアン:キャロウェイ X FORGED STAR<2024年>(6番)、キャロウェイ X FORGED STAR<2026年>(7番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH neo(6番=S)、日本シャフト NSプロ 850GH(7番~PW=S)
ウェッジ:キャロウェイ X FORGED(50度、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH(S)
パター:オデッセイ ホワイトホットOG ロッシー
ボール:キャロウェイ クロムツアーX