最新モデル“ゼロ”は信頼の証 山下美夢有は不動の14本で今季日米3勝目「球筋を操れる」
◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 最終日(13日)◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(石川)◇6755yd(パー72)◇曇り(観衆5355人)
米ツアーからスポット参戦した山下美夢有が、逆転で史上11人目の国内メジャー3冠を成し遂げた。2打差4位から5バーディ、2ボギーの「69」でプレー。通算9アンダーで吉澤柚月とのプレーオフに持ち込み、1ホール目を手堅くパーとして勝ち切った。
大会4日間のフェアウェイキープ率69.64%(39/56)は全体31位。最終日に限っても42.85%(6/14)にとどまり、タイトなコースセッティングで時折左に飛ぶミスも散見された。それでも、パーオン率73.61%(53/72)は1位。特に、フェアウェイからグリーンを狙うショット精度が抜群だった。18ホールの平均29パット(42位)も、的確にグリーンを捉えていたからこそパット数が増えた側面もある。
今季の日米ツアー3勝はすべて同じクラブセッティングで挙げた。最新モデルが入っていない14本に全幅の信頼を寄せる。プレースタイルの生命線であり、片山津GCでも圧倒的な精度を誇ったアイアンに求めるのはコントロール性能。その中でも大事にしているのは「球筋ですね」と即答する。
「(狙った)距離を打てるかもそうなんですけど、自分がもうちょっと低く打ちたいとか、ちょっとしたバリエーションのコントロールが、いま使っているクラブだとできている。スイングのイメージとかやりたいことも、いまこのクラブでいい状態かなと思う」。絶対的な武器を支える盤石のクラブセッティングで、さらに優勝を積み重ねていきそうな気配が漂う。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ダンロップ スリクソン ZXi(9度)
シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER NX GOLD(重さ40g台、硬さSR)
グリップ:イオミック スティッキー オーパス3 1.8
フェアウェイウッド:ZX Mk II(3番15度、5番18度)
シャフト:SPEEDER NX GREEN(50g台、SR)
ユーティリティ:ZX Mk IIハイブリッド(4番22度、5番25度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS HB BLUE(70g台、S)
アイアン:ZXi5(6番)、ZXi7(7番~PW)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド(80g台、R300)
ウェッジ:クリーブランド RTZ (48、52、58度)
シャフト:ダイナミックゴールド(48度=80g台、R300/52&58度=90g台、R300)
パター:テーラーメイド スパイダー ツアーX クランクネック
ボール:ZスターXV <2025年>