気分転換の再投入から2勝 「原点に戻った」佐久間朱莉の復調を支えたパター
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日(20日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6565yd(パー72)◇曇り(観衆6622人)
佐久間朱莉が今季3勝目、ツアー通算7勝目を飾った。1打差を追って出た最終日は、1イーグル5バーディ、1ボギーの「66」をマーク。通算13アンダーで並んだ神谷そらとのプレーオフを1ホール目で制した。
バッグには契約するピンの製品が並ぶ。接戦を支えたクラブには、パター「ピン スコッツデール B63」を挙げた。2021年6月のプロテスト合格時に使用していた一本を7月「明治安田レディス」から再投入。「気分転換に握った。本当にいいパターだなとつくづく思う。自分の中でタッチが出しやすいので、信頼して一緒に戦っています」。8月「ニトリレディス」に続き、今大会でも勝利をもたらした。
3月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で優勝するなど、シーズン序盤から昨季年間女王の力を示した一方、今季初の予選落ちを喫した6月「ニチレイレディス」以降は不調に悩んでいた。「すごい『入れたい』が強すぎちゃって、アドレスで縮こまっちゃう時があった。結果は後からついてくるっていうメンタルになるように心がけていた」。焦る気持ちを抑え、パターの練習に多くの時間を割いてきた。「ある意味、原点に戻って自分のストロークを見直す時間が作れたのが良かった」と、苦しい期間も自分自身と向き合った。
最終日は出だし1番を沈めた6m強や、イーグルを奪った5番(パー5)の4mなど、微妙な距離のパットを決めた。プレーオフを締めくくった1.5mのパーパットも「簡単な距離ではないと思う。そこをしっかり決め切って勝てたことは良かった。接戦の中で優勝することができたっていうのはうれしい」と、さらなる自信に繋がる一打となった。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ピン G440 LST(9度)
シャフト:日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ MB+(重さ55g、硬さS)
グリップ:イオミック
フェアウェイウッド:ピン G430 MAX(3番15度、7番21度)
シャフト:日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ MB+(重さ55g、硬さS)
ユーティリティ:ピン G430 ハイブリッド(5番26度)
シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ハイブリッド グラファイト オン スチール テクノロジー
アイアン:ピン i240(4番)、ピン ブループリント T(6番~W)
シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ハイブリッド グラファイト オン スチール テクノロジー(4番)、日本シャフト NSプロ プロトタイプ(硬さS)(6番~W)
ウェッジ:ピン s259(50度、54度、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ プロトタイプ(硬さS)(50度、54度)、日本シャフト NSプロ モーダス105(58度)
パター:ピン スコッツデール B63