笠りつ子がイ・ボミとのプレーオフ対決制す 今季2勝目
2016年 ニトリレディスゴルフトーナメント
期間:08/25〜08/28 場所:小樽CC(北海道)
「ニトリレディス」笠りつ子の優勝セッティング
日時:8月25日(木)~28日(日)
開催コース:小樽CC(北海道)
優勝者:笠りつ子
プロ11年目の笠りつ子がイ・ボミ(韓国)をプレーオフで下し、今季2勝目を挙げた。同月の「NEC軽井沢72」以来の勝利で、年間複数回Vは自身初。今季トップ10入り15度と抜群の安定感を誇り、賞金ランクでもイに続く2位になって、トップ3を韓国勢が占めてきた中に割って入った。「日本ツアーを盛り上げたい」と力を込めた。
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アンダーパーで終えたのが8人だけという屈指の難コース。4日間すべてをアンダーパーで回ったのは、笠のみだった。「ここはコースとの戦い。アンダーで回れれば(コースに)勝ったということ」と目標をクリアした。今季はショットが好調で「いい感じで振り抜けた」とニヤリ。前回優勝からボールは変更したが、クラブは1本も変えておらず「いまのクラブがすごく合っているのも要因です」と、バッグの中の14本に絶大な信頼を寄せている。
プレーオフで争ったイ・ボミは同じ本間ゴルフ契約。1ホール目のティショットでは、TW727 455 ドライバーを使用するイを約20ydアウトドライブした。キャディを務める父の清也さんは「本当にショットがいい。飛距離も伸びたし、安定感もある」と目を細める。昨季ツアー34位だった平均パット数も、今季はここまで9位と改善し、成績の安定につながっている。
<最終日のコメント>
「初優勝したのが、この大会で8月28日だったので、きょうはすごく良い日になるんじゃないかなと思ってコースに入った。もっともっと強くなりたい。賞金女王は頭の片隅には思っているけど、今は1試合1試合をしっかりやるだけ。何も変える必要はない」
<最終日のギア一覧>
ドライバー:本間ゴルフ ツアーワールド TW727 455S ドライバー(9.5度)
※シャフト:本間ゴルフ VIZARD YZ55(SR、45インチ)
フェアウェイウッド:本間ゴルフ ツアーワールド TW727 フェアウェイウッド(3番15度、5番18度、7番21度)
ユーティリティ:本間ゴルフ ツアーワールド TW727 ユーティリティ(25度)
アイアン:本間ゴルフ ツアーワールド TW727P アイアン(5~10番)
ウェッジ:本間ゴルフ ツアーワールド TW-W ウェッジ(2014年) (47度、57度)
パター:ピン スコッツデール パター ハーフパイプ
ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR ボール プロトタイプ