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元世界ランク1位がメジャーで貫録 ユ・ソヨンの日本初優勝クラブ

大会名:日本女子オープンゴルフ選手権競技
日時:2018年9月27日(木)~30日(日)
開催コース:千葉CC野田C(千葉県)
優勝者:ユ・ソヨン

4日間通算15アンダーで、日本ツアー初優勝を飾ったユ・ソヨン(韓国)。最終日のベストスコア「67」をマークし、2位の畑岡奈紗に3打差をつけて勝利した。通算で2ケタアンダーに乗せたのは、ユと畑岡と菊地絵理香の3選手だけ。4日間でユに10打差以上離されなかったのも、同じく畑岡、菊地にフェービー・ヤオ(台湾)を加えた3人だけという、次元の違うゴルフで元世界ランキング1位の貫録を示した。

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バックナインでは平均飛距離260ydという3Wをティショットで多用。グリーンを外した14番では、SWのフェースを開き、スピンを効かせたショットでピンチを脱出した。ユは「5種類のショットがある。あの場面ではショートするのが一番ダメで、ミスをしてもピンをオーバーしようと思った。直感であのショットを選択した」とさらり。

72ホールでボギーを叩いたのはわずかに2ホール。グリーン上では「ラインの読みより、タッチが大切だった。ジャストタッチで打ったとしても、入らなければ1mくらいオーバーしてしまうようなパットもあった」と振り返った。

2016年にジョーダン・スピースも師事するキャメロン・マコーミック氏にコーチを変えた。リオデジャネイロ五輪の代表争い中の決断に、周囲の反対の声も大きかったというが、ユは先を見ていた。スイングを変え、多彩なショットを身につけて、17年には世界ランク1位に上り詰めた。「ボールコントロールが良くなったおかげで、コースマネジメントもよくなった」という。リオ五輪出場を逃しただけに、2020年の東京五輪に向けての思いは強い。「毎年ゲームはよくなっている」と28歳のユは自信たっぷりにほほ笑んだ。

<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:本間ゴルフ ツアーワールド TW727 455 ドライバー(9.5度)
シャフト:本間ゴルフ VIZARD YZ55(長さ45インチ、硬さS)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M2 フェアウェイウッド(2016年)(3番15度)、本間ゴルフ ツアーワールド TW737 FW フェアウェイウッド(5番18度)
ユーティリティ:本間ゴルフ ツアーワールド TW727 ユーティリティ(21度、26度)
アイアン:本間ゴルフ ツアーワールド TW737 V アイアン(6番~10番)
ウェッジ:本間ゴルフ ツアーワールド TW-W ウェッジ(50度、54度)、タイトリスト ボーケイデザイン SM7 ウェッジ(58度)
パター:スコッティキャメロン プロトタイプ
ボール:タイトリスト プロV1ボール

関連リンク

2018年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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