Golf World（2013年4月8日号）texted by E.Michael Johnson

ワトソンが良き父親、そして夫になりたいと語る際には誠実さもうかがえる。仮にその公式に偉大なゴルファーになるという項目が含まれていなかったとしても、それはそれで良いのではないだろうか。

「PGAツアーでプレー出来ていることを光栄に思う。今の自分の生活に満足しているんだ。初勝利まで5年かかったけれどね。もし次に勝つまで5年かかるとしても、自分はそれを受け入れると思う」。

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仮にワトソンが次の勝利よりもゴルフボーイズの新PVの方を気にしたとしても、彼の中の勝負に対する熱が冷めたとは言い切れない。ベイヒルでのインタビューで、彼はウッズの名前が付けられた最新テレビゲームについて質問を受けた。同作ではマスターズ優勝者も収録されているが、どのキャラクターでプレーするかを質問されると、しばらく熟考し、「自分かな。僕はレジェンドになりたい」と答えてくれた。

ここにきてようやく冒頭の質問「本物のバッバ・ワトソンさん、さぁお立ちください！」に話が戻ってきた。これこそバッバ・ワトソンという難解なパズルなのだ。そして、その大部分は未だに解明されていない。

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