ハワイ州オアフ島のワイアラエCCで行われている、米国男子ツアーの開幕第2戦「ソニーオープンinハワイ」の2日目。大会初日に好スタートを切った丸山茂樹が単独首位に踊り出た。

首位を1打差で追う丸山は、5番で10メートルほどの長いパットを沈めバーディとすると、8番では2打目をピンそばにピタリとつけてバーディ。さらに9番では、グリーン周りのバンカーから見事なチップインイーグルを決めて、スコア「31」で前半を折り返した。後半に入っても安定したプレーを続けた丸山は、さらに1つスコアを伸ばしてこの日好スコアのスコア「65」をマークした。

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丸山を1打差で追う2位タイには、英国期待の若手ジャスティン・ローズと首位スタートのブレット・クイグリーの2人。確実にスコアを伸ばして上位をキープしている。

一方、3連覇のかかっているアーニー・エルスは、パッティングが決まらず出入りの激しいゴルフを展開したが、この日3つスコアを伸ばして通算2アンダーの15位タイに浮上。ビジェイ・シンは、ショットに今ひとつ精彩を欠いたが、2つスコアを伸ばして通算3アンダーの11位タイ。優勝候補の2人が虎視眈々と上位を窺っている。

そのほか今季PGAツアーに参戦する日本選手は、今田竜二がドライバーがうまくいかず苦しい展開が続いたが、この日1つスコアを伸ばして2オーバー60位タイでギリギリ予選通過を果たした。

田中秀道はボギーが先行する展開で3つスコアを落とし通算7オーバー118位タイ。PGAツアールーキーの谷原秀人は、この日も我慢のゴルフが続いて4つスコアを落とし、通算10オーバーの131位タイ。2人とも初戦で予選通過することができなかった。

また日本ツアー勢は、谷口徹がこの日1アンダー、伊沢利光が2オーバーでラウンドしたが、通算3オーバーの79位タイであと一歩届かず予選落ち。加瀬秀樹は6オーバー113位タイ。神山隆志は9オーバー128位タイで終えている。

そして、2年連続でこの大会に出場した15歳の天才少女ミッシェル・ウィは、初日の分を挽回しようと果敢に攻めていったが、6番で痛恨のトリプルボギーを叩いてしまい大きく後退。最終18番パー5をバーディで締めくくるも、9オーバー128位タイで予選通過を果たすことはできなかった。