米国男子ツアー第29戦「BCオープン」が、ニューヨーク州、エンジョーイCCで開幕。初日9アンダーで首位に立ったのが、若手のマット・ヘンドリックスとグレン・デイの2人だ。

なかでも注目したいのが、ツアー参戦2年目の若手、ヘンドリックス。ここまでの最高位が昨年の「BCオープン」における56位タイという結果だけに、どこまで上位に食い込めるのか。この日も、イーグルを2つ奪いながら、ダブルボギーを叩くなど出入りが激しかった。やや安定感には欠けるが、若さゆえの爆発力があり、ハマれば今大会の台風の目になる可能性を秘めている。

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また日本勢では、田中秀道が5アンダーの15位タイと好スタートを切っている。初日首位と4打差は、十分優勝を狙っていけるポジション。昨年3位タイでフィニッシュしたゲンのいい大会で、ツアー初勝利を狙う。一方、谷原秀人は、1アンダーの72位タイでホールアウト。明日以降、どこまでポジションを上げていけるか期待したい。

そのほかの注目選手としては、アマチュアからプロに転向したばかりのライアン・ムーア、そしてクレイグ・スタドラーの息子、ケビン・スタドラーが、1アンダーの72位タイと、やや出遅れている。