米国男子ツアー第36戦「ドイツバンクUS選手権」が、マサチューセッツ州、TPC of ボストンで開幕。初日、昨年の雪辱に燃えるタイガー・ウッズが実力どおりのプレイを見せ、通算6アンダーで単独トップに立った。2位には、以前日本でも活躍したカルロス・フランコ（パラグアイ）ら4人がつけている。

この日のタイガーは、ノーボギーと安定したプレーだった。10番からスタートしたタイガーは、5ホールパーが続く静かな滑り出し。前半は2バーディで折り返した。後半に入り3番から連続バーディ、5番をパーとしたあとの6番からも連続のバーディをもぎ取り、トータル6アンダーで初日を終えた。ホスト・プロとしても期待されるこの大会での優勝に期待が持てそうだ。

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2位には、日本でもおなじみのカルロス・フランコ、ブリニー・バード、スティーブ・ラウリー、ビリー・アンドレードの4人がタイガーと1打差の5アンダーで追いかける展開になっている。まだまだ混戦模様なだけに、明日からの試合模様から目が離せない。

期待の日本勢だが、今田竜二が1オーバーの86位タイ、丸山茂樹が2オーバーの106位タイ、田中秀道が3オーバーの123位タイ、谷原秀人が5オーバーの142位タイと揃って出遅れ。明日からの巻き返しに期待したい。