米国代表とヨーロッパを除く世界選抜のチーム対抗戦「プレジデンツカップ」が、9月22日（木）から25日（日）までの4日間、バージニア州、ロバート・トレント・ジョーンズGCで開催される。この大会は「ライダーカップ」の開催されない年に行われるチーム戦。「ライダーカップ」が米国ツアー代表とヨーロッパ出生選手のみに限定されている点から、ヨーロッパ以外の国籍を持つ有力選手が、米国代表と戦える団体戦として位置づけられている。

第1回大会は1994年に行われたが、2001年の「ライダーカップ」が同時多発テロの影響で2002年に順延されたことにより、2002年開催予定の「プレジデンツカップ」も2003年に変更。以後、奇数年に行われれるようになった。

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前回の大会では、米国チームが最終日のシングルス戦で追いつき、両チームの代表者によるプレーオフとなった。米国はタイガー・ウッズ、世界選抜はアーニー・エルスで行われたプレーオフ。まさに一進一退の攻防は、3ホールを消化しても決着がつかず、日没サスペンデットとなり、引き分けに終わった。

今年は米国代表の監督にジャック・ニクラス、そして世界選抜の監督にはゲーリー・プレーヤーを擁立。さらに出場選手も、米国代表ではタイガー、フィル・ミケルソン、世界選抜にもビジェイ・シン、レティーフ・グーセンといったトッププレーヤー達が揃っている。果たして、どんな戦いが繰り広げられるのか。

【出場予定選手】
■米国チーム
タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン、デビッド・トムズ、ケニー・ペリー、クリス・ディマルコ、ジム・フューリック、フレッド・ファンク、スチュアート・シンク、デービス・ラブIII、スコット・バープランク、ジャスティン・レナード、フレッド・カプルス

■ 世界選抜チーム

ビジェイ・シン、レテイーフ・グーセン、アダム・スコット、アンヘル・カブレラ、ティム・クラーク、マイケル・キャンベル、スチュアート・アップルビー、マイク・ウィア、ニック・オハーン、マーク・ヘンズビー、ピーター・ロナード、トレバー・イメルマン