ビュイック初日/タイガーのインタビュー
2004年 ビュイックインビテーショナル
期間:02/12〜02/15 場所:トーレパインズGC(サウス、ノースコース)(カリフォルニア州)
T.ウッズ、V.シンともに1アンダー63位と静かなスタート
カリフォルニア州ラホーヤにあるトーレパインズGCノースとサウスの2コースで行われている、米国男子ツアー第6戦「ビュイックインビテーショナル」の初日。タイガー・ウッズを始めスター選手が出揃い、ゴルフファンにとって楽しみな試合となった。
5試合ぶりの出場となったタイガーは、フェアウェイキープ率が43%とドライバーショットが安定せず、ボギーが先行する苦しいゴルフとなった。だが、この展開の中でもバーディの数が1つ上回り、1アンダーの63位タイでホールアウトし、静かなスタートを切っている。
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いまや最新のワールドランキングポイントでNO.1のタイガーに迫り(その差3.08ポイント)、タイガーの最大のライバルに成りつつあるビジェイ・シン(フィジー)は、平均パット数が2.0とパットに精彩を欠き、出入りの激しいゴルフが続いた。それでもスコアをまとめ、タイガーと並び1アンダーで初日を終えている。
また、今季早くも1勝を挙げて好調を持続しているフィル・ミケルソンは、ボギーが先行する苦しい展開。初日を2オーバーの116位タイとし、大きく出遅れてしまった。
一方試合の方は、初日8アンダーを叩き出したケビン・スタドラーが単独首位に。1打差の2位タイには、イェスパー・パーネビック(スウェーデン)とテッド・パーディが並んでいる。そのほか注目選手のセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、5アンダーの9位タイと好スタートを切った。
活躍が期待される日本人選手4名が上々のスタートを切っている。体調を崩してしまい4試合ぶりの出場となった田中秀道は、3アンダー28位タイの好スタート。昨年日本オープンを制した深堀圭一郎は、2アンダー42位タイの順調な滑り出し。2000年の大会では2位に入りこの大会と相性が良い丸山茂樹は、イーブンパーの81位タイ。今季米国ツアー3戦目となる宮瀬博文は1オーバーの99位タイからのスタートとなった。