最終ホールのバーディが決め手となり、逆転勝利を飾ったN.ワトニー（Donald Miralle /Getty Images）

カリフォルニア州のトーレパインズGCで開催されている、米国男子ツアー第5戦「ビュイックインビテーショナル」の最終日。ニック・ワトニーが終盤の追い込みで通算11アンダーとし、逆転優勝を果たしている。

単独3位からスタートしたワトニー。前半は手堅くスコアを伸ばし、逆転のチャンスをうかがう。後半も静かな立ち上がりであったが、13番でバーディを奪うと、16番でもバーディを奪取。そして迎えた最終ホール。追い上げムードに乗って見事にバーディフィニッシュ。通算11アンダーとし、逆転で今季初勝利を手にしている。

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一方、2位に3ストロークの差をつけ、単独首位で最終日を迎えたジョン・ロリンズ。スタートホールから連続ボギーとつまずき崩れかけたが、その後粘りを見せ、辛うじて首位を堅守。12番のボギーの後、13番でイーグルを奪い優勝への執念を見せるも、14、16番でボギーを叩き通算10アンダー。プレーオフがかかった最終ホールでバーディを奪えず、単独2位で大会を終えている。

通算9アンダーの3位タイには、カミロ・ビジェガス（コロンビア）とルーカス・グローバー。通算7アンダーの単独5位には、この日のベストスコア「64」をマークしたマット・ジョーンズ（オーストラリア）が食い込んだ。36位タイで最終日を迎えた今田竜二は、3ストローク伸ばして通算2アンダー。19位タイに浮上して大会を終えている。