佐渡充高が簡単解説!初めてのPGAツアー【第五十回】
2004年 ビュイッククラシック
期間:06/10〜06/13 場所:ウェストチェスターCC(ニューヨーク州)
フレッド・カプルスが単独首位に踊り出た
ニューヨーク州ハリソンにあるウェストチェスターCCで行われている、米国男子ツアー第23戦「ビュイッククラシック」の2日目。大会初日首位に立ったビジェイ・シンがスコアを伸ばせず我慢のゴルフが続く中、後続がスコアを伸ばしていった。
首位からスタートしたビジェイは、この日もショットが冴え渡り、パーオンに失敗したのは1度だけ。だが、パット数が35回と全く入らず、多くのバーディチャンスを生かすことができなかった。結局2バーディ1ボギーの2位タイに後退した。
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代わって首位に踊り出たのは、4アンダーの4位タイからスタートしたフレッド・カプルスだ。インからスタートしたカプルスは、出だしの10番で幸先の良いスタートを切ると、順調にバーディを積み重ねていく。ボギーのない安定したゴルフで6つスコアを伸ばし、通算10アンダーまで伸ばしている。
これを追って1打差の2位タイにはビジェイのほか、この日2つスコアを伸ばし2位をキープしたフレドリック・ヤコブセンと、「66」をマークし4位から浮上したルーク・ドナルドら3人が並ぶ。
また、通算5アンダーの11位グループには、アーニー・エルス、フィル・ミケルソン、セルヒオ・ガルシアなど強豪勢が控えており、虎視眈々と上位を狙っている。
そのほか日本勢は、丸山茂樹が2つスコアを伸ばすも通算1オーバーの97位タイ。宮瀬博文はこの日も奮わず通算11オーバーの149位タイで予選通過を果たせなかった。
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