【動画ハイライト】小技が冴え渡る石川遼、3位タイに浮上!
2012年 プエルトリコオープン
期間:03/08〜03/11 場所:トランプインターナショナルGC(プエルトリコ)
石川遼が3位タイで決勝へ! 首位のM.ジョーンズを4打差で追う
◇米国男子◇プエルトリコオープン2日目◇トランプインターナショナルGC(プエルトリコ)◇7,569ヤード(パー72)
上位では連日のバーディ合戦が繰り広げられ、首位タイからスタートしたマット・ジョーンズが5バーディ、ノーボギーの「67」をマーク。通算11アンダーに伸ばして単独首位に立った。通算8アンダーの単独2位に、首位タイから一歩後退したジョージ・マクニールが続く。
<< 下に続く >>
通算7アンダー3位タイに、石川遼とトッド・ハミルトンが浮上。石川は6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、21位タイからのジャンプアップ。首位に4打差で残り2日間の決勝ラウンドを迎える。通算6アンダーの5位タイにアンドレス・ロメロ(アルゼンチン)、ケビン・スタドラーら6人がグループを形成している。
<5ストローク伸ばした石川遼が3位で折り返し>
初日2アンダーとまずまずの滑り出した石川は、前日までと比べ風の弱まった2日目の午前にバーディラッシュを披露した。インコースからスタートし、4メートルを沈めた前半14番から3連続バーディ。18番(パー5)でティショットを左の1ペナゾーンに曲げてボギーをたたくが、後半はさらに3つのバーディを重ね、トップとは4打差ながらも、21位タイから3位タイに浮上して予選通過を決めた。
この日はショートゲーム、とりわけ前日苦しんだパッティングが抜群の出来。チップインバーディを決めた前半16番(パー3)をのぞき、1パットで終えたホールは実に12。「特に何かを変えたわけではない」と言うが、警戒していた風が無かったこと、踏み荒らされる前の、きれいなグリーンで戦えた好条件をしっかりと活かした。決勝ラウンドではもちろんツアー初優勝を目指しての戦いが待つ。「周りのスコアを考えず、自分のことに集中している。残り2日間、いいラウンドをしたい」と日々のスコアに一喜一憂せず、平常心を保ちながらタイトルを狙っていく。