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2012年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/09〜08/12 場所:キアワアイランドリゾート(サウスカロライナ州)

タイガー、ビジェイ、ペターソンが首位に並ぶ!遼、谷口が予選突破

◇海外メジャー◇全米プロゴルフ選手権 2日目◇キアワアイランドリゾート オーシャンコース (サウスカロライナ州)◇7,676ヤード(パー72)

今季メジャー最終戦の「全米プロゴルフ選手権」2日目は、朝から猛烈な風が吹き付ける難コンディション。多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、上位には歴戦のつわものたちが名を連ねている。

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通算4アンダーで首位に並ぶのは、この日ベストの「69(3アンダー)」でラウンドしたビジェイ・シン(フィジー)と、メジャー15勝目に挑むタイガー・ウッズ、そして初日首位のカール・ペターソンの3選手。通算3アンダーの単独4位にはこの日1つスコアを伸ばしたイアン・ポールター(イングランド)が25位タイからジャンプアップ。さらに1打差でロリー・マキロイらが続いている。

日本勢では、石川遼がこの日「77」と苦しみながらも、通算2オーバーの24位タイと好位置で昨年の「全米オープン」以来、メジャー6大会ぶりの予選突破。また、谷口徹も通算4オーバーの47位タイで決勝ラウンドへ進んでいる。藤田寛之は通算7オーバー、カットラインに1打届かず2日間で会場をあとにすることになった。

なお、15位タイにつけるオランダのヨースト・ルイテンが、ただ一人日没のため最終ホールを明日へ持ち越したため、順位は暫定となっている。

タイガー・ウッズが首位タイで折り返し>

初日を3アンダーの14位タイ、上々の滑り出しを見せていたウッズが、2日目にしてトップタイの座を射止めた。強風がいっそう増した午後スタート。「イーブンパー、そこそこが良いスコアになると思っていた」と我慢の展開を強いられることを覚悟してティオフすると、1番でいきなり3メートルのパーパットを残すが、これを沈めてリズムに乗った。

2番(パー5)を確実にバーディとし、4番では15メートル近いバーディパットを沈めてガッツポーズ。その後は、アゲンストの風が続く5番から13番までを1バーディ、1ボギー。最終18番での3パットボギーで単独首位の座こそ逃してしまったが、第3ラウンドを最終日最終組で迎える。

既に今季3勝をマークし、賞金ランクトップの座も確保。しかし“完全復活”をアピールするためには、メジャー通算15勝目が不可欠だ。「この位置は今までキャリアで何度も経験してきた。まだ半分終えたところだ。先はまだまだ長い。明日の天気も分からないけれど、今日と同じようであればまたタフになる」。鋭い視線は、あの頃に戻っている。

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