最終日の逆転で勝利を収めたR.マキロイ（Jim Rogash／Getty Images）

◇米国男子プレーオフシリーズ第2戦◇ドイツバンク選手権 最終日◇TPCボストン（マサチューセッツ州）◇7214ヤード（パー71）

ロリー・マキロイ（北アイルランド）が「ザ・ホンダクラシック」、「全米プロゴルフ選手権」に続く今季3勝目を飾った。3日目を終えて通算19アンダーの単独トップに立っていたルイ・ウーストハイゼン（南アフリカ）に3打差の2位から同じ最終組でスタートすると、2番からの3連続バーディなどを含め前半のうちに首位を奪取。「67」で通算20アンダーまでスコアを伸ばした。

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FedEx Cupランキングで前週の4位からトップに浮上。この日は終盤に取りこぼしが目立ったことで「思うようなフィニッシュはなかった」と苦笑いを浮かべたが、「今年の3勝目を勝ち取れて嬉しい。このプレーオフで最高のポジションで残り2週を迎えられる」と今週6日（木）開幕のプレーオフ第3戦「BMW選手権」そして最終戦の「ザ・ツアー選手権」を見据えた。

逆転優勝を果たしたマキロイも同様、ウーストハイゼンも1打差で迎えた17番はボギー、最終18番は4メートルのバーディチャンスを逃すなど後半は失速。プレーオフに持ち込むことはできず単独2位でホールアウトした。

この最終ラウンドで5バーディ、ノーボギーの「66」をマークしたタイガー・ウッズが通算18アンダーの3位。同じく5つスコアを伸ばしたフィル・ミケルソンがダスティン・ジョンソンと並んで4位タイに入った。