【WORLD】マキロイの山頂到達とタイガー/ザ・ホンダクラシックレビュー
2003年 ザ・ホンダクラシック
期間:03/13〜03/16 場所:CC at ミラゾル(フロリダ州)
好調ラブIIIが今季2勝目に向けてスパート!
米国男子ツアー第10戦「ザ・ホンダクラシック」3日目。2日目を終えてトップと1打差につけていたデービス・ラブIIIが2日連続で65をマークし、トータル20アンダーで単独首位に立った。
前半は我慢のゴルフが続いたラブだが、9番パー5でイーグルを奪うと、その後もバーディラッシュで7つスコアを伸ばした。アイアンが絶好調で、200ヤード超から計ったようにピンポイントの正確性で寄せた。
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デービス・ラブIII
「このコースではスコアを伸ばさないと勝てない。ボギーを打ったら終わりだ」
ラブは今季AT&Tペブルビーチプロアマで勝利。予選落ちもなく、最悪でもニッサンオープンでの49位タイフィニッシュと好調さをキープしている。アーニー・エルス、タイガー・ウッズ、マイク・ウイアの3人がそれぞれ2勝づつ挙げているが、明日ラブはこのグループに仲間入りすることができるだろうか。
1打差の2位にはジャスティン・レナード。飛ばし屋ではないが、正確性とショートゲームの持ち味を見せる職人タイプのプレーヤー。レナードもラブ同様、後半にスコアを伸ばした。13番ホールから6連続バーディで一気に上位に食い込んだ。レナードとラブと言えば、97年の全米プロでの死闘が思い出される。この時はラブに軍配が挙がったが、明日も好勝負を期待したい。
日本勢では田中秀道が14アンダー22位タイ、貞方章男が10アンダー52位タイ。田中は出だしで2連続ボギーを叩いたが、その後は6バーディと盛り返した。貞方は10番ホールスタートで、やはり前半に苦しんだが、後半の9ホールで何とか71にまとめた。
最終日は夕方に雷雨の恐れがあるため、全組スリーサムで、スタート時間を早め、1番と10番ホールに分かれてスタートすることになった。