「ボブ・ホープ・クライスラー・クラシック」スターたちの出来映え
2002年 ボブホープ・クライスラークラシック
期間:01/16〜01/20 場所:インディアナウェルスCC他(カリフォルニア州)
ミケルソンが好スコア、今年もバーディラッシュになる気配
米国男子「ボブ・ホープ クライスラー クラシック」がカリフォルニア州パームスプリングの4つのゴルフ場で開幕した。この大会は4日間がプロアマ戦、そして5日目の最終日に決勝ラウンドを行う変則的な試合となっている。
毎年バーディラッシュになり、好スコアが続出。昨年はJ.デュラントが36アンダーという驚異的なアンダーパーで優勝している。そして今年も、初日から各選手スコアを伸ばしてきた。
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首位に立ったのはJ.ハースとB.シャンブリーの2人。ともにボギーを1つ叩きながら9アンダーまでスコアを伸ばした。1打差の8アンダーで6人が続いている。
8アンダー組には先週のソニー・オープンで悲願の初優勝を果たしたJ.ケリー、そして、この試合が4ヶ月ぶりの出場となるP.ミケルソンが入っている。
長期休養による調整具合が心配されたミケルソンだが、スタートからいきなり4連続バーディを奪った。5番でボギーを叩いたが、7番から再び3連続バーディ。前半を6アンダーで折り返し、後半はパーが続いたが17、18番の上がり2ホールを連続バーディでフィニッシュ。完璧な立ち上がりを見せた。
先週は8名が出場した日本勢だが、今週は横尾要ただ一人。その横尾は5バーディ、1ボギーとまずまずのスタートを切った。あと4日あるが、初日のペースでスコアを伸ばし、上位進出を狙ってもらいたい。
この大会の特徴としては、4つのコースを1日ずつまわること。コースによっての相性なども左右するので、毎日好スコアを出すのは難しい。爆発的なスコアで勢いに乗らないと優勝はできない。2日目以降もたくさんのバーディが見られそうだ。