タイ・トライオン「デビュー戦」の出来映えは?
2002年 フェニックスオープン
期間:01/24〜01/27 場所:TPCスコッツデール(アリゾナ州)
T.トライオン、ボギーが止まらず最悪のスタート
米国男子「フェニックス オープン」がアリゾナ州のスコッツデールで開幕した。しかし、初日は日没のためサスペンデッドになってしまった。
暫定首位は3番ホールから4連続バーディを奪ったS.フレッシュ。7バーディ、ノーボギーと完璧なゴルフを見せた。P.ミケルソン、M.ウィアに続き、第3のサウスポーとして活躍し、力をつけてきた選手だ。
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6アンダーの1打差には、先週のボブ・ホープで4日間上位につけながら、最終日にスコアを落としてしまったD.ウォルドーフがつけている。
さらに1打差の3位グループにはM.クーチャー、T.レーマン、V.シンなどが並んだ。昨シーズン未勝利ながら賞金ランキング4位に入ったシンは、この試合がシーズン初戦となる。P.ミケルソン同様、初戦で優勝を果たすか注目だ。
先週、5ヶ月ぶりに試合に出場し、そのブランクをまったく感じさせず優勝したミケルソンは2週連続優勝を狙う。しかしこの日は、バーディの後にボギーを叩く嫌な展開となり、最終18番ではダブルボギーを叩いてしまった。1オーバー62位と出遅れてしまった。
そして、もう一人の注目選手T.トライオンだが、10番ホールからスタートし、いきなり連続ボギーを叩いてしまった。その後はパーをとるが続かなかった。18番のダブルボギーで最初のハーフを7オーバーで折り返すことになった。
後半に入り3番パー5でもボギーで8オーバーまで崩したが、その後2つのバーディで6オーバーまでは戻した。暫定の順位は下から2番目の128位。デビュー戦を華々しく終えたいところだが、17歳の少年にとってはいきなりプロの洗礼を受けることになりそうだ。
また、日本勢では丸山茂樹、横尾要が出場している。3バーディ、2ボギー、2人とも同じような内容の1日だった。1アンダー38位は、まずまずの位置と言えるだろう。