2002年 リノタホオープン
期間:08/22〜08/25 場所:モントレックスG&CC(ネバダ州)
C.ハウエルIIIが、ツアー初優勝に向け7アンダーの好スタート!
米国男子ツアー「リノ・タホオープン」が、ネバダ州のモントレックスゴルフ&カントリークラブで開幕した。今週はワールドランキング上位50位までの選手がほとんどNECインビテーショナルに出場しているため、優勝からあまり縁のなかった選手にもチャンスが巡ってくる。
初日7アンダーをマークして単独首位に立ったのはチャールズ・ハウエルIIIだった。7バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフだった。ハウエルといえば、昨年7月のミルウォーキーオープンで丸山茂樹とプレーオフを戦い、惜しくも初優勝を逃した。そして、今シーズンは開幕戦から4位、6位と好成績を残し、今回参加している選手の中では、最も優勝に近い選手と言える。
<< 下に続く >>
ハウエルを1打差で追いかけるのは、J.Lルイス、ジョン・ロリンズ、トム・パーニスjrの3人。そして、2打差の5位にコロンビアのエドアルド・エレラが入っている。エレラは1988年から昨年まで14年間、日本ツアーに出場していた。優勝も5回挙げているほどだ。
昨年末、田中秀道と同じように米国ツアーのQスクールを突破し試合に出場している。しかし、これまで14試合に出場して、予選通過はたったの2回。4月のクライスラークラシックで69位。7月のBCオープンでは、全英オープンの裏試合として行われ8位に入った。今週も上位選手が不在のため少しでも上を目指し、来シーズンのシードを狙いたい。
今週の日本勢は田中秀道と横尾要の2人。田中は2バーディ、1ボギーの1アンダーで33位とまずまずのスタート。安定した田中とは対象的に、横尾のゴルフは波が大きすぎた。1番で幸先の良いバーディを奪った横尾は、前半9ホールで5つのバーディを量産した。11番で6アンダー首位に立ったのだが、12番初めてのボギーを叩くと様子が一変した。
14、15番の連続ボギーの後は16番でダブルボギー。さらに最終18番ホールでもボギーを叩き、前半の貯金を全て使ってしまった。イーブンパーは49位タイと平凡な成績だが、後半のゴルフを考えると明日以降が心配になってくる。