首位T.ウッズにインタビュー
2002年 WGC アメリカンエキスプレス選手権
期間:09/19〜09/22 場所:マウントジュリエットエステート(アイルランド)
タイガーがいきなり飛び出した! 7アンダー単独首位
世界ゴルフ選手権の今シーズン第3弾「アメリカンエキスプレス選手権」が、アイルランドのマウント・ジュリエットで開幕した。この大会は、世界ゴルフランキング上位者と各ツアーから出場資格を得たトップクラスの選手ばかりが出場している。
前回の世界ゴルフ選手権「NECインビテーショナル」以来、1ヶ月ぶりの出場となるタイガー・ウッズが、7アンダーをマークし単独首位に立った。今シーズンの4勝目を狙う。
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この日のタイガーは、前半3つ、後半にも4つのバーディを奪い、ボギーはなし。ドライバーは左右にブレ、フェアウェイキープは約半数しかなかったが、アイアンが冴えていたようだ。
このアイアンが今週話題を呼んでいる。今シーズンはナイキのクラブを使用するのか注目されていたタイガーだが、ドライバーはテストを兼ねて使用してきた。しかし、アイアンに関しては「自分が納得いくモノができるまでは使用しない」と言っていた。そして、そのニューアイアンが、この日鮮烈なデビューを飾ったのだ。
タイガーを1打差で追うのは、S.ロウリーとD.トムズの2人。今シーズン好調のロウリーは、5番パー5でイーグルを奪い、バーディも4つ奪った。トムズはバーディが6つ、上位陣はボギーを叩かぬ安定したゴルフだった。
さらに1打差の5アンダーにはディフェンディングチャンピオンのマイク・ウィア(カナダ)をはじめ、ビジェイ・シン(フィジー)、レティーフ・グーセン(南アフリカ)など世界の強豪がひしめいている。連覇を狙うウィアは、今シーズン目立った活躍が見られなかった。しかし、この日はボギーを先行しながらも、6つのバーディでスコアを伸ばしてきた。
日本ツアーからは久保谷健一が出場している。3番パー3でバーディ奪ったが、続く4番でトリプルボギーを叩いてしまった。その後は1バーディ、2ボギーにダブルボギーが1つという内容で5オーバー。初日64名中、最下位となっている。
また、初日3オーバー75でホールアウトした丸山茂樹は、肩の痛みを理由に棄権となった。