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B.ハース、S.シンクが首位で並ぶ ビッグネームも急浮上

◇米国男子◇シェル・ヒューストンオープン 3日目◇レッドストーンGC(テキサス州)◇7,457ヤード(パー72)

ムービングデーらしく、予選ラウンドを中位で突破した選手たちがスコアを伸ばし、リーダーボードは様変わりした。6アンダーの6位タイから出たビル・ハースが「67」、7アンダー4位タイのスチュワート・シンクが「68」をマーク。通算11アンダーとして首位タイで並んだ。

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単独首位で3日目を迎えたツアー初優勝を狙うスティーブ・ウェットクロフトは1打差の3位タイに後退。ベン・クレインD.A.ポインツジェイソン・コクラックと同じ通算10アンダーグループに飲み込まれた。

そしてさらに1打差の通算9アンダーの7位タイには9選手がひしめく大混戦。この日「65」を叩き出したルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、バド・コーリーのほか、リー・ウェストウッド(イングランド)、メジャーチャンピオンのキーガン・ブラッドリーアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)がつけている。

フィル・ミケルソンは「67」で通算6アンダーの21位タイ。ロリー・マキロイ(北アイルランド)は12番までに4バーディをマークしたが、13番以降3ボギーで「71」、通算2アンダーの48位タイで最終日を迎える。

B.ハース、父子でヒューストンを制すか>

3番でボギーが先行したハースにエンジンがかかったのは中盤。4メートルを沈めて最初のバーディを奪った6番から一気に5連続。「今日は本当にパターが良かった。明日もう一度、活躍してくれればいいね」。同組でプレーしたシンクと、競い合うようにスコアを伸ばし、ともに最終日最終組を確保した。

前週の「アーノルド・パーマーインビテーショナル」では8位に終わったが、2日目を終えてトップに立つなど状態は上々。それでもトップから2打差以内に15選手という状況に「今週はロースコアが出る。明日の天気は分からないけど、ストームが少し来るかもしれないとも聞いた。でも、とにかくアンダーパーは出さないと」と安心感はこれっぽっちもない。

キャリアで9勝を挙げた父のジェイ・ハースは1987年大会のチャンピオン。既に父子はともに「ボブ・ホープクラシック」を制しており(1978年、2010年)、2大会で父子優勝となれば、ツアーで初めてのケースとなる。「今日彼と話すか、メールしてみようと思うよ。コースは昔とは違うだろうから、たぶん『我慢して、楽しめ』って言うんじゃないかな」と、激励も請いながら戦う。

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2013年 シェル・ヒューストンオープン



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