世界ランク1位のマキロイ。今年の米国ツアー初戦は3オーバーの出だしとなった

◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック 初日◇PGAナショナル・チャンピオンコース（フロリダ州）◇7140yd（パー70）

舞うような強風との戦いも強いられた初日を好スコアで飛び出したのは、ツアー未勝利のジム・ハーマン。5バーディ、この日わずか2人となるノーボギーラウンドにまとめる「65」をマークし、5アンダー単独首位に躍り出た。

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前週までウェイティング（出場優先順位）2番目にとどまり、今週月曜日の予選会にエントリー。そのラウンド中に繰り上がり出場の朗報を聞いた37歳は、「ショットが良かったし、いくつか良いパーセーブもあった。素晴らしいことだね」と会心のラウンドを振り返った。

4アンダーの2位にブレンダン・スティール。3アンダーの3位にパドレイグ・ハリントン（北アイルランド）、マーティン・フローレス、パトリック・リードの3人。さらに1打差の6位にマルティン・カイマー（ドイツ）、S.J.パク（韓国）ら7人が続く。

米国ツアー今季初戦を迎えた世界ランク1位のロリー・マキロイ（北アイルランド）は前半アウトに2つのダブルボギーを叩くなど「73」と崩れ、3オーバー79位と大きく出遅れた。

4試合連続予選落ち中の石川遼は、イーブンパーで折り返した後半アウトでスコアを落とし、2バーディ、4ボギ－、1ダブルボギーの「74」。4オーバー102位と、5試合ぶりの予選通過に早くも黄色信号がともった。