フロリダ州にあるウェスティンイニスブルックリゾートで開催されている、米国男子ツアー第10戦「ポッズ選手権」の最終日。好位置から抜け出したショーン・オヘアーが今季初優勝。2位タイには今田竜二が食い込んだ。

5位タイからスタートしたオヘアー。優勝を争うと思われていた上位陣がことごとくスコアを崩していく中、前後半ともに2バーディ、1ボギーでラウンド。2ストローク伸ばして通算4アンダーとし、2位グループに2打差をつけて2005年以来の米ツアー2勝目を手に入れた。

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そして、今季は好調の滑り出しを見せている今田が前半を終えて優勝争いに名乗りを挙げる。前日、吹き荒れる強風の中、粘りのゴルフで14位タイに浮上した今田。この日は連続バーディでスタート、更に前半上がりホールでもバーディをマーク。一気に首位を奪うかと思われた後半だったが、ノーバーディと沈黙し、通算2アンダーに止まった。スチュワート・シンク、ビリー・メイフェアらとともに、2位タイで大会を終えている。これで今季は6試合に出場し、トップ5入りが3回。いよいよ初優勝の現実味も帯びてきた。

また、ブラント・スネデカーは、通算1アンダーの8位タイ。ジャスティン・ローズ（イングランド）、前年大会覇者のマーク・カルカベッキアは通算1オーバーの14位タイでフィニッシュ。丸山茂樹は、前日に崩したリズムを取り戻す事ができず、この日も3つスコアを落として通算4オーバー。36位タイで大会を終えている。