ルイジアナ州にあるTPCルイジアナで開催されている、米国男子ツアー第16戦「チューリッヒクラシックofニューオリンズ」の3日目。首位と1打差の2位タイからスタートしたニック・ワトニーがこの日スコアを伸ばし、通算12アンダーで単独首位に躍り出た。

ツアー未勝利の25歳、ワトニーがこの日も好スコアを叩き出した。コンスタントに6つのバーディを奪取し、2つのボギーを叩いたものの「68」をマークして通算12アンダー。2位以下に2打差をつけ、ツアー初優勝に向けて絶好の位置で明日の最終日を迎える。

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通算10アンダーの単独2位には、この日ベストスコア「66」をマークしたケン・デュークが20位タイから急浮上。同じく20位タイからスタートしたスコット・ガチャスキー、単独首位からスタートしたマーク・カルカベッキアが通算9アンダーで続いている。明日、最終組でまわるワトニー、デューク、ガチャスキーはいずれもツアー未勝利。初の栄冠へのプレッシャーを背負い、互いを意識しながらの戦いになることだろう。

日本勢では、丸山茂樹がこの日4バーディ、2ボギーと2つスコアを伸ばし、通算3アンダーとして36位タイに急浮上。最終ラウンドで久々の上位進出を狙う。一方の今田竜二は、この日「74」とスコアを崩して通算1オーバーの75位タイ。連日、苦しい展開が続いている。