プレーオフの死闘を演じた選手たちにインタビュー!/ザ・ホンダクラシック
2007年 ザ・ホンダクラシック
期間:03/01〜03/04 場所:PGAナショナルGC(フロリダ州)
4人のプレーオフを制したのはM.ウィルソン! 悲願のツアー初勝利を飾る!
3月5日(日)に行われた米国男子ツアー第9戦「ザ・ホンダクラシック」最終日は、マーク・ウィルソン、ホセ・コセレス(アルゼンチン)、カミロ・ビジェガス(コロンビア)、ブー・ウィークリーの4人が5アンダーで並びプレーオフへ。1ホール目を全員がパーで終えた時点で日没サスペンデッドとなり、翌日6日(月)に再開された。
再開後のプレーオフ2ホール目は、10番のパー4が舞台。ここでウィルソンとコセレスが手堅くパーセーブすると、ウィークリーとビジェガスがボギーを叩き、ここで2人が脱落。ウィルソンとコセレスが3ホール目に進んだ。
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続く3ホール目は17番のパー3。先にティショットを打ったコセレスはピン横約2.5メートルにつけると、ウィルソンも負けじとコセレスのすぐ後方にナイスオン。これを先に沈めたウィルソンがこのホールバーディとすると、続くコセレスのパットはカップに蹴られ、ついに決着がついた。1997年のプロ転向後、10年間クオリファイに挑み続けた苦労人のウィルソンが、下部ツアーを含めても初となる栄冠を手中に収めた。
ホール(PAR)/18H(5)/10H(4)/17H(3)
M.ウィルソン/5/4/2
J.コセレス/5/4/3
B.ウィークリー/5/5/-
C.ビジェガス/5/5/-
2007年3月5日
4人が首位に並びプレーオフに! 日没サスペンデットにより決着は翌日へ持ち越し!
フロリダ州にあるPGAナショナルGCで行なわれている、米国男子ツアー第9戦「ザ・ホンダクラシック」の最終日。通算5アンダーでマーク・ウィルソン、ホセ・コセレス(アルゼンチン)、カミロ・ビジェガス(コロンビア)、ブー・ウィークリーの4人が首位に並び、プレーオフへ突入。プレーオフ1ホール目は18番パー5で実施され、全員がパーで終えて脱落者なし。この時点で日没サスペンデットとなり、勝負の行方は翌日へ持ち越されることになった。
難コースを前に、最終日も上位陣のスコアは伸び悩んだ。単独首位からスタートしたウィルソンが、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーでスコアを1つ落とす。さらに単独2位からスタートしたウィークリーは、最終ホールを6アンダー単独トップで迎えるも、沈めればツアー初制覇となる1メートルのパーパットを外して痛恨のボギー。そんな中、コセレスとビジェガスの2人がスコアを4つ伸ばして急浮上し、4人が首位に並んだ。
通算4アンダーの5位タイには、トリップ・アイセンアワー、ロバート・アレンビー(オーストラリア)、スティーブ・ストリッカーの3人。通算3アンダーの8位タイに、ブレット・ウェッタリックとダニエル・チョプラ(スウェーデン)が入っている。
注目選手では、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)がスコアを1つ落とし、通算イーブンパーの13位タイ。ジム・フューリックもスコアを伸ばせず、通算3オーバーの31位タイで4日間の競技を終えた。