前年大会はサム・バーンズが念願のツアー初優勝を飾った（Julio Aguilar/Getty Images）

◇米国男子◇バルスパー選手権 事前情報◇イニスブルックリゾート&GCコパーヘッドコース(フロリダ州)◇7340yd(パー71)

4週にわたるフロリダスイングの最終戦が17日（木）に開幕する。ミネソタ州に拠点を置く塗装メーカー「バルスパー」が冠スポンサーを務め、コロナ禍の中止を経て2年ぶりに開催された昨年は5月に行われた。

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前年はサム・バーンズがショットメーカーの本領を発揮して涙のツアー初優勝。悪天候により月曜まで決着がもつれた直前の「ザ・プレーヤーズ選手権」では、首位と1打差の好位置で迎えた最終ラウンドで「76」と失速して26位に終わった。気力、体力の回復具合も連覇挑戦へのポイントになりそう。

2位のコリン・モリカワを筆頭に世界ランキングトップ10から5人が連戦を組み、豪華なフィールドとなった。初参戦した1年前に3位となったビクトル・ホブラン（ノルウェー）は現在出場3試合連続でトップ10入りと好調ぶりを示している。

16番からの3ホールはタフなパー4の間に215ydのパー3を挟み、“スネークピット（蛇の巣穴）”と呼ばれる難所だ。

2018、19年と連覇しているポール・ケーシー（イングランド）、ダグ・ギーム、セバスチャン・ムニョス（コロンビア）と「プレーヤーズ」で上位争いした選手たちはエントリーしていたが、出場を見送った。

＜主な出場予定選手＞
サム・バーンズ、アブラム・アンセル、ジェイソン・デイ、トミー・フリートウッド、ティレル・ハットン、ビクトル・ホブラン、ダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカ、シェーン・ローリー、コリン・モリカワ、ルイ・ウーストハイゼン、ザンダー・シャウフェレ、ジャスティン・トーマス