フィル・ミケルソン 2007年 ドライバー後方

飛行線後方から撮ったフィル・ミケルソンのドライバーショット。このアングルだとミケルソンがどれだけ下半身・フットワークを使ってスイングしているのがわかる。テークバックでは左腰を切れ上げている分右足が前に出てきている。後方からみてトップでは左膝と右膝の間にスペースが見えてしまっているがこれはこれまでスイングアドバイスをもらっていたリック・スミスからブッチ・ハーモンにコーチ変更があったということで数ヵ月後、秋頃にはこの動きは少し穏やかに抑えられる可能性が高いと私は予想する。トップオブスイングから切り替えしてシャフトが巻きつくような動きをしているがこれは簡単には真似できない動き。 彼独特の肩甲骨の柔らかさが特徴だが、切り返しでは上半身リードではなく下半身リードとなる。 上半身で打ち急いでしまうとスライスボールになってしまう。最後にミケルソンは左打ちだが右利き。 一方、エルスは右打ちだが左利き。案外 利き手と逆でスイングを試してみるといいスイングヒントが詰まっているのかもしれない。アンディー和田