新井麻衣 2009年 フェアウェイウッド正面

2008年にプロ入りした新井麻衣のスイングは若さ溢れる柔軟な体を生かし大きなフォロースルーが特徴だ。ダウンスイングでの腰と足のスピードは迫力がある。安定した球筋を追求するといくつか課題点が考えられる。(1)アドレスポジションでボールの位置をボール1個半左足側に寄せたい。(2)アドレス時の前傾姿勢を深めにする。地面にあるボールに対して構えるとなると前屈みの姿勢が必要となる。体のどの部分から前傾姿勢にするかというとそして股関節の下の部分からが理想だ。腰の部分が前傾するとテークバックで左腰が下がり、右腰が上がるという現象が起きるはず。新井は腰をレベルターンで廻して切り返しもレベルターンしているだけになってしまっている。腰から前傾するようにさせると腰のターンを少し規制するようなアングルになり上半身と下半身の動きが滑らかに調和すると思うので是非試して欲しい。アンディー和田