2017/04/20新製品レポート

「契約外の大物プロMも使用中!」テーラーメイド M2 フェアウェイウッド

ヘッドが大きくなって、やさしさが増した 【ミーやん】昨年発売された前作の「テーラーメイド M2 フェアウェイウッド」は、「とにかく飛ぶ!」と国内男子ツアーでは大評判だったモデルです。その新モデルは、ヘッド体積が20 ccアップしました。マスターズに出場した契約外の日本人選手Mも、3Wだけはこのクラブをバッグに入れていたようです。 【ツルさん】僕も前作モデルをめちゃ気に入って使っていました。すでにこの新モデルも購入済みで、現在は工房でリシャフトを依頼しているところです(笑)。前作は低スピンで飛ばせるだけでなく、地面から打っても打ち出しが高くて、ミスに強いのが長所でした。新モデルはヘッドが大きくな...
2017/04/17新製品レポート

「低スピンで驚きの飛距離」キャロウェイ GBB エピック スター フェアウェイウッド

球が上がればドライバー級の飛距離!? 【ミーやん】今回試打するのは、接着ヘッドの『GBB エピック スター フェアウェイウッド』。クラウンには「トライアクシャル・カーボン」という超軽量素材が使われていて、さらなる深・低重心化が図られているそうですよ。 【ツルさん】エピックというと、フェース裏に設置した2本のバー構造「ジェイクブレイク・テクノロジー」が盛んにアピールされていますが、あれはドライバーのみなんですよね。フェアウェイウッドは、従来どおりのカップフェース構造になっています。地面から打って、どれぐらい飛ばせるのか。そこに注目ですね。 【ミーやん】構えてみると、ヘッドの大きさがちょうどいいで...
2017/04/13新製品レポート

「スライサーにとっての救世主」マルマン シャトル NX-1 ドライバー

フェースが開いてスピン過多の人に効果絶大! 【ミーやん】マルマンのシャトルというと、ボールを高く上げやすいフェアウェイウッドで有名なブランドですが、新シリーズはドライバーからアイアンまでのフルラインアップです。今回試打するのは、そのドライバーになります。 【ツルさん】クラウン部分に軽量かつ高強度の「真空ドライカーボン」を採用するなど、とても凝った作りのドライバーなんですよね。素材と構造を考えると、本当にこの価格でいいのかなって思ってしまうぐらいバリュー感のあるクラブです。とはいえ、肝心なのはどんな球筋が出るかどうか。さっそく試打してみましょう。 【ミーやん】打ってみると、「ピシャーッ」と心地よ...
2017/06/19新製品レポート

「レーザー光でヘッド軌道を可視化」レーザーパット

感覚とリアルのギャップを修正できる 【ミーやん】今回お試しするのは、パッティング練習器具の『レーザーパット』です。小型の本体には2つのレーザーを発する機構が内蔵されていて、グリップ下のシャフト部分に取り付けて使用します。アメリカのメーカーが開発したもので、オフィシャルウェブサイトから海外通販で購入可能です。 【ツルさん】『レーザーパット』は、以前から興味を持っていた練習器具のひとつです。パットの名手として知られるブラント・スネデカー選手は、このアイテムをパッティングの練習に取り入れているんですよ。どんな効果があるのか、さっそくパターに取り付けて試してみましょう。 【ミーやん】本体には2つのボタ...
2017/08/03新製品レポート

「プロ向けに作られた小ぶりのアイアン型UT」本間ゴルフ ツアーワールド TW-U フォージド

ロングアイアンに少しだけ許容性をプラス 【ミーやん】本間ゴルフのアスリートブランド、ツアーワールドからもアイアン型ユーティリティが登場しました。この新モデルはアイアンからのつながりを良くするために、従来モデルよりもヘッドの長さを短くしたそうです。たしかに、ずいぶんとヘッドが小ぶりです。 【ツルさん】構えてみると、トップブレードが薄くシャープな印象を受けます。ほんの少しワイドソールの出っ張り部分が見えますが、3番アイアンの佇まい。他メーカーから発売されているアイアン型ユーティリティと比べても、ハードそうに見えます。 【ミーやん】トップブレードが薄いので、ミスヒットした時ひどい目にあいそうで怖いで...
2017/07/13新製品レポート

「ストロークとフィーリングが向上」フジクラ MCパターシャフト

打ち切れないミスと打ち急ぎを改善 【ミーやん】パター用シャフト『MCパター』には、MCT(メタル・コンポジット・テクノロジー)とRCT(ラバー・コンポジット・テクノロジー)という独自技術が採用されています。シャフトの重心位置を調整するためにカーボンシャフト内に金属を採用し、さらにゴム素材を配合することで衝撃を吸収。クリアな打球感を実現しているそうです。 【ツルさん】ラインナップには、硬さの異なる「ハード」と「ソフト」の2種類が用意されています。さっそく打ってみましたが、おもしろいのは断然「ソフト」のほうです。シャフト自体がとても柔らかくて、ヘッドの重さによって切り返しでシャフトがしなるのがよく...
2017/08/31新製品レポート

「地面から打っても低スピン」ピン G400 フェアウェイウッド

新素材フェースで初速がアップ 【ミーやん】G400 フェアウェイウッドは、フェースに「マレージング鋼C300」という新素材が使われています。これによってインパクト時のヘッドたわみ量が従来よりも30%増加していて、ボール初速を上げることに成功しているとか。ヘッドタイプはドライバー同様に3種類あって、今回は3W(ロフト角14.5度)のスタンダードモデルを試打します。 【ツルさん】実は、以前にこのフェアウェイウッドをコースで試打したことがあります。そのときは、ボールが少し右方向に出ていたんです。調子のせいだったのか、クラブ性能の影響なのか。今回はインドア打席の試打で、それを確かめてみようと思います。...
2017/12/20新製品レポート

弾道がよじれない 本間ゴルフ ビジール 535 アイアン

大型ヘッドでも球のつかまりがいい 【ミーやん】 前モデルから変わったのは、ヘッドに4箇所にスリットが設けられたところです。ソールのトウ側とヒール側の2箇所にスリットが入れられているだけでなく、ヘッド内側のトップブレード裏側とソールのフェース寄りの2箇所にもスリットが入っています。フェースに使われているチタン素材も、本間ゴルフ専用に開発された新しいものだそうです。 【ツルさん】 ビジールはアベレージゴルファー向けのブランドなので、おそらくゼクシオのアイアンを強く意識して作られていますよね。大型ヘッドでチタンフェースを採用しているところは、ゼクシオ アイアンと同じ。7番アイアンのロフト角は『ゼクシ...
2017/12/17新製品レポート

長尺なのに振りやすい! 本間ゴルフ ビジール 535 ドライバー

芯に当てやすくて安定感抜群 【ミーやん】 本間ゴルフのアベレージゴルファー向けブランド「ビジール」から二代目となるドライバーが登場しました。前作から大きく変わったのは、ソールのフェース側にスリット(溝)が加えられたところです。トウ側とヒール側は深くて広く、中央部は浅くて狭い溝になっています。 【ツルさん】 この新形状の溝によって、オフセンターでヒットしたときにボールがセンターに戻ってくる効果が得られるとか。詳しいテクノロジーは説明されていませんが、おそらくトウで打ったときにはドロー回転が掛かりやすく、ヒールで打ったときにはフェード回転が掛かりやすくなっているのでしょう。ともあれ、とにかく打って...
2017/12/13新製品レポート

大型ヘッドで安定感! タイトリスト VG3 フェアウェイメタル

ドライバーの好印象から選択は禁物か 【ミーやん】 VG3シリーズのフェアウェイウッドは、前作よりヘッド体積が20%も大型化されました。構えてみると、本当にヘッドが大きい! そのうえシャローフェースで平べったい形状です。やさしく球が上がってくれそうな雰囲気があります。 【ツルさん】 VG3 ドライバーはロフト角の違いによってヘッド形状が変えられていますが、このフェアウェイウッドは10.5度のドライバーヘッドに近い形状です。クラブを手にして素振りしてみると、大きなヘッドの見た目の印象とは異なり、かなり軽量感があるのに驚きました。僕の場合、何度素振りしてもソールが地面をこすりません(笑)。うまく試打...
2018/02/11新製品レポート

FWも2本の柱で飛距離性能がアップ! キャロウェイ ローグ スター フェアウェイウッド

エピックに比べ、ボール初速とスピン量が変わる 【ミーやん】 フェースの裏側に2本の柱を備えたキャロウェイ独自の「ジェイルブレイク・テクノロジー」が、ローグシリーズではフェアウェイウッドとユーティリティにも搭載されました。果たしてどのような効果があるのか、非常に楽しみですね。 【ツルさん】 日本仕様の『GBB エピック スター フェアウェイウッド』とUS仕様の『エピック フェアウェイウッド』は、ネックに調整機能が付いているかどうかの違いがありましたが、ローグのフェアウェイウッドはどちらも接着式のヘッドになったようです。ただし、カタログを見比べると、日本仕様の『ローグ スター フェアウェイウッド』...
2018/02/04新製品レポート

大型ヘッドで当てやすい フォーティーン CF218 フェアウェイウッド

ヘッドが暴れず、左に引っ掛けづらい 【ミーやん】 フォーティーンから新たにラインナップされたフェアウェイウッドは、3番ウッドでヘッド体積182ccという大型ヘッドが特徴です。フェースもシャローで球が上がりやすそうな雰囲気のクラブですね。 【ツルさん】 ヘッドの投影面積が大きくてアドレスしたときに安心感があるし、ヘッド形状がとてもキレイ! ソールの据わりもよくて、フェースをすんなりターゲットに向けられます。大型ヘッドでも構えやすさはピカイチで、濃紺のクラウンの色合いも上品でいいですね。どんな球が出るのか、打つ前から楽しみになるクラブです。 【ミーやん】 打ってみると、ヘッドの安定性を感じます。無...
2018/02/01HOTLIST2018

カーボンファイバーのクラウン PXG 0341X フェアウェイウッド

PXG 0341X 総評 0341よりもスピン量を減らすべく、重心位置を下げるためにカーボンファイバーのクラウンとなった。クラブ内部の熱可塑性エラストマー製インサートは、打音の向上と軽量化のために採用された。ソールには9個の調整可能なウェートスクリューを配置。銀のネジはタングステン製で、黒いネジはチタン製となっている。これらの位置を動かすことで、フェードやドローなど、望みの弾道が打てるように設計されている。調整可能なホーゼルにより、ロフトを上下に1.5度ずつ変更できる。 コメント 【上級者】ボールを操りながら飛距離も稼ぐことができる。 【中級者】許容度は一番高いわけではないが、スイングさえ良け...
2018/06/20新製品レポート

大型ヘッドで安定感のある飛び テーラーメイド M4 フェアウェイウッド

【ミヤG】 前回に試打した「M3 フェアウェイウッド」に続いて、今回は兄弟モデルの「M4 フェアウェイウッド」ですね。どんな違いがあるのか、とても楽しみです! 構えてみると、M3よりもヘッドが大きくて安心感がありますね。 【ツルさん】 「M3 フェアウェイウッド」は3番ウッドのヘッド体積が139ccですが、「M4 フェアウェイウッド」は176ccあります。前作の「M2 フェアウェイウッド」と同じように、ネックのロフト調整機能やソールの弾道調整ウェイトが省かれているシンプルな作りのクラブです。クラウンのカラーリングやデザインは前作から変更されていますが、ヘッドシェイプ自体はほとんど変わっていない...
2018/12/19新製品レポート

反発の良さとシャフトの加速でぶっ飛び!タイトリスト TS2 フェアウェイウッド

【ミヤG】 タイトリストというとアスリート向けのイメージがありますが、「TS2 フェアウェイウッド」のスプーンはヘッドが大きめ。5年以上も前に購入した自分のスプーンと比べると、やさしく打てそうに感じますね。 【ツルさん】 今どきのスプーンは、ドライバーと同じようなシャローバックのヘッド形状が主流です。ヘッドの重心設計を考えると、そのほうが深・低重心になって飛ばしやすいからでしょう。大きいヘッドに感じるのは、ミヤGのフェアウェイウッドが古すぎるからですね。現代ではこれが標準だと思いますよ(笑) 【ミヤG】 打ってみると、めちゃ飛びました! 自分のフェアウェイウッドよりも30ヤード以上も飛んでしま...
2018/11/28新製品レポート

飛びとやさしさをプラスした軟鉄鍛造 本間ゴルフ TW747 Vx アイアン

【ミヤG】 本間ゴルフの「TW747 Vx」は、ヘッド素材がS20Cの軟鉄鍛造アイアン。前回試打したポケキャビの「TW747 P」と全体的なフォルムは似ていますが、トップブレードが薄めでシャープな雰囲気に仕上げられています。カッコイイですね! 【ツルさん】 球を包み込んで打てそうなフトコロ感がありつつ、フェースがカブって見えないところがいいですよね。個人的には、めちゃめちゃ構えやすく感じます。「TW747 P」と比べると、ほんの少しヘッドは小ぶり。けれど、本格的な他のアスリート向けフォージドよりはヘッド長があって面長な印象もあります。では、ミヤGから試打をどうぞ! 【ミヤG】 打感が気持ちいい...
2018/11/21新製品レポート

構えやすくて気持ちよく飛ばせるポケキャビ 本間ゴルフ TW747 P アイアン

【ミヤG】 今回試打するのは、本間ゴルフのやさしいほうのアイアンですね。ヘッドは少し大きめですが、トップブレードがそれほど厚くないのでスッキリした印象のヘッドです。 【ツルさん】 グースが最小限に抑えられていて、フェース面をターゲットに合わせやすいですね。本間ゴルフのアイアンは、こういう大きめヘッドのモデルでもやっぱり“いい顔”をしています。構えたときにライ角が少しフラットに感じるし、フェースが被っているように見せないように作られています。このヘッドシェイプの良さには、やはりクラフトマンシップを感じますね。 【ミヤG】 打ってみると、球がよく上がるし、飛距離もよく出ます!打感もほどよく柔らかい...
2018/11/07新製品レポート

低スピンで飛ばせる男前な小ぶりヘッド 本間ゴルフ TW747 455 ドライバー

【ミヤG】 前回の「TW747 460」に続いて、今回はヘッド体積455ccの「TW747 455」ですね。ヘッド体積が5cc違うだけなのに、こちらのほうが小ぶりでシャープ感があります。男前なオーラが全開です! 【ツルさん】 キレイな洋ナシ形のヘッドですよね。それほどシャローバックにもなっていなくて、今どき珍しいヘッド形状です。装着されているシャフトは「TW747 460」と同じものなので、純粋にヘッド性能の違いがよく分かりそうですよ。では、さっそくミヤGから試打をどうぞ! 【ミヤG】 ん~、打感がイイ! 引き締まった打音で、ボールを押して打っているような感覚があります。あれ?スピン量は「TW...
2018/10/31新製品レポート

飛びのポテンシャルを秘めた“新生HONMA” TW747 460 ドライバー

【ミヤG】 本間ゴルフの新しいドライバーには、ネックに調整機能が搭載されました。新しい技術が採用されているみたいですが、どんな特徴があるんですかね? 【ツルさん】 シャフトを回さずに、シャフト先端内部のアダプターを回すことでロフト角とライ角を調整できるようになっています。精密にスパインを管理する「P-SAT」(Precision Spine Alignment Technology)と名付けられていますが、もともと本間ゴルフでは「パーフェクト スイッチ」という名称でこの方式を採用していました。その進化版が復活採用されたといえますね。これはシャフトのスパイン(背骨部分)を6時の方向に揃えることで...
2019/05/13新製品レポート

飛びっぷりと打感が魅力のチタンヘッド テーラーメイド M5 フェアウェイウッド

【ミヤG】 「M5 フェアウェイウッド」は、タイガー・ウッズやロリー・マキロイをはじめ、テーラーメイド契約の多くのプロがバッグに入れているモデルですよね。 【ツルさん】 この新モデルでは、ボディ素材がステンレスからチタンに変更されて、チタンとカーボンのコンポジット構造になりました。分かりやすくいうと、同シリーズのドライバーをギュッと小型化したような構造です。構えてみても、「M5 ドライバー」のようにクラウンの形状がフラットに感じられて、ウッドシリーズとしての流れが感じられます。個人的には前作の「M3 フェアウェイウッド」よりもアライメントを取りやすいし、構えやすいですね。 【ミヤG】 ヘッド自...