2016/11/07新製品レポート

「ティアップしても安定した弾道」ダンロップ スリクソン Z F65 フェアウェイウッド

【ミーやん】新しいスリクソンのシリーズは、もちろんフェアウェイウッドとユーティリティも刷新されています。今回試打する『スリクソン Z F65 フェアウェイウッド』は、ロフト角15度の3番ウッド。13.5度の+3番もラインアップされていますが、ボクが打つとおそらく球が上がらないので、おとなしく15度のほうにしてみました(笑)。 【ツルさん】小ぶりでキレイな丸型ヘッド。いかにもアスリート向けらしい顔つきのクラブですね。特徴的なのは、クラウンに搭載されている「アークサポートチャネル」という逆コの字型の溝です。どんな効果があるんでしょうかね? 【ミーやん】打ってみると、気持ちのいい打音がしますね。高音...
2016/10/17新製品レポート

「すべてにおいて前モデルより進化」タイトリスト 917 F2 フェアウェイウッド

【ミーやん】従来の915シリーズには915 Fと915 Fdの2モデルがありましたが、新作の917シリーズでは『917 F2』と『917 F3』という2モデルになりました。ドライバーの917 D2と917 D3からの流れで、名称を変更したと思われます。 【ツルさん】『917 F2』と『917 F3』の違いは、ヘッドサイズとロフトバリエーション。今回試打する『917 F2』には、13.5度から21度までの5種類のロフト角が用意されていますが、ヘッドが小ぶりの『917 F3』には13.5度と15度しかありません。こちらの『917 F2』のほうがスタンダードモデルと言えますね。 【ミーやん】『917...
2016/10/31新製品レポート

「ロフト角が立ち気味のアスリート系」本間ゴルフ TW737 Vs アイアン

【ミーやん】本間ゴルフのアイアンには、現在5モデルがラインナップされています。谷原秀人プロの要望で作られたヘッドが大ぶりのブレードタイプ『TW-BM』のほか、TW737シリーズが4モデルです。4つのうち『TW737 P』というのがポケットキャビティで、他の3つはハーフキャビティ。そんで今回試打するのは、『TW737 Vs』というハーフキャビティです。 【ツルさん】なるほどー。5モデルもあると説明も大変ですね(笑)。ハーフキャビティの3つは、兄弟モデルというよりも三つ子のようなモデル。一見しただけでは、どこが違うのか分かりません。3モデルのいちばんの違いはロフト角で、7番アイアンで比べると2度ず...
2016/10/27新製品レポート

「イ・ボミが使用する本格仕様ドライバー」本間ゴルフ TOUR WORLD TW737 450 ドライバー

【ミーやん】契約プロが大活躍していて、ここ数年で勢いを増している本間ゴルフ!新シリーズのTOUR WORLD TW737(※以下TW737)には、ドライバーが4モデルも用意されています。今回試打するのは、イ・ボミや小田孔明が使用している『TW737 450 ドライバー』。比較のために藤本佳則や岩田寛が使用している『TW737 455 ドライバー』も用意しました。 【ツルさん】4つのモデルは、ヘッド体積、ヘッド形状、重心位置が異なっています。複数のプロの好みやニーズに合わせた結果、この4モデルになったのだと思いますが、はっきり言って一般のゴルファーには違いが非常に分かりづらい(笑)。自分で構えて...
2016/09/28新製品レポート

「しなりを感じやすい手元調子」USTマミヤ ATTAS PUNCH

【ミーやん】アッタスのシリーズは、早くもこれで八代目になります。その名も「PUNCH(パンチ)」。数字の「8」にちなんでパンチと命名しているようです。鮮やかなイエローのカラーリングが目を引くシャフトですね。 【ツルさん】「アッタス パンチ」は、「アッタス3(サンジョウ)」の後継モデルになるそうです。ということは、手元がしなるタイプのシャフトなんでしょうね。どのように進化しているのか試打して確かめてみましょう。まずは、ミーやんからどうぞ! 【ミーやん】ウッシッシ、これは好感触ですよ!切り返しで手元がしなって、タイミングを取りやすい。そのおかげで芯に当てやすい。 【ツルさん】ミーやん、ナイスショッ...
2016/09/08新製品レポート

「意外に強い球が打てる軽量長尺」マルマン マジェスティ プレステジオ 9 ドライバー

【ミーやん】高級ブランドのマジェスティのなかでも、フラッグシップモデルになるのがプレステジオ。長さは、メーカーカタログ値で47.5インチ。R&Aの計測方式だとルール限界の長さなのに、総重量260グラム台という超軽量ドライバーです。お値段にもビックリなんですが、長さと軽さにもビックリのクラブです。 【ツルさん】お値段、23万円(税抜)ですからねー。フェースもソールも、まばゆいばかりに金ピカ。一点のゆがみもないように、職人さんによって磨きが掛けられています。高級ブランドだけあって、マジェスティはクラブの仕上げだけでなく、歴代モデルが性能にも優れているんですよね。この新作も試打するのが楽しみです。 ...
2015/07/16新製品レポート

「短いシャフトでミート率アップ」アダムス タイトライズ ビッグ ハイブリッド

【ミーやん】アダムスは、自ら「セカンドショット屋」をアピールしているメーカーです。昔から高性能なユーティリティを輩出していましたが、このモデルも「HOT LIST JAPAN 2015」ではシルバー賞に輝きました。 【ツルさん】アダムス契約プロは、米シニアツアーの選手が中心。なので、日本ではあまり注目されていませんが、そもそもソールやクラウンに溝を設けたクラブをリリースしたのは、テーラーメイドよりもアダムスのほうが早かったんです。性能に関して言えば、今でもニッチなゴルファーの要望に応える、良いクラブを作っていますよ。 【ミーやん】『ビッグ ハイブリッド』という名前の通り、ヘッドが大きいユーティ...
2015/06/25新製品レポート

「新世代のアイアン用カーボンシャフト」三菱レイヨン OT IRON

【ミーやん】アイアン用のカーボンシャフトは、最近、ギア好きのゴルファーの間で話題になっていますよね。藤倉ゴム工業の『MCI』、エアロテックの『スチールファイバー』など、アスリートゴルファーがしっかり振れるモデルに注目が集まっています。この三菱レイヨンの『OT IRON』は、85グラムと95グラムのラインナップ。これまでとは異なる製造方法を採用しているのが特徴です。 【ツルさん】通常のカーボンシャフトは、複数のカーボンシートを円筒状に丸めるシートラップ製法で作られています。でもこのシャフトは、カーボン繊維の束に樹脂を染み込ませた「トウプリプレグ」という素材を組み紐状にしたプレーディング製法が用い...
2015/06/24新製品レポート

「アイアン苦手意識はこれで解決!?」ヤマハ フェミナ アイアン レディース

今月の第2回目は、引き続きヤマハ フェミナのレディスアイアンを紹介するわね。 構えた感じだと、トップブレードがシャープで男前な匂いがするね。でも大型のポケットキャビティで安心感がある。 そうなの。ヘッドの座りがよくて、構えた時の安心感は抜群。それにすごく低重心でワイドソールなのに、ボテッとした印象はないわね。フェース面も広くて、クラブヘッドのトゥーヒール寄りのミスに強い。低重心だから球も上がるしね。 トゥーヒール寄りのミス?スイートエリアが広いってことね! そうそう。最軽量を謳ってるドライバーに続いて、アイアンも7番アイアンで313gと軽いから、例えば初心者女子、年配の女性も無理なくスイングが...
2016/04/28新製品レポート

「アスリートが好みそうな良モデル」ナイキ ヴェイパー フライ フェアウェイウッド

【ミーやん】ナイキのフェアウェイウッドは、ドライバーと同じように鮮やかなブルーのヘッドです。前作よりも少しヘッドが低重心化されて、フェースの反発エリアも広がっています。構えてみると、相変わらずキレイな形状の丸型ヘッドです。 【ツルさん】契約アスリートからの要望で、ネックのスリーブ部分が前モデルよりもスリム化されたそうです。見た目は派手になりましたが、ますます構えやすくなりましたよ。 【ミーやん】ボクが打つと、低弾道の強い球。弾きのある打感で飛んでそうですが、もう少し球が上がってほしいかな・・・。あっ、このクラブはロフト角を調整できるんでした。スタンダードでは15度ですが、14~16度に調整可能...
2016/06/21マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ XR 16 フェアウェイウッド

キャロウェイのXシリーズフェアウェイウッドの最新作は『XR 16 フェアウェイウッド』。今年のマスターズ覇者、ダニー・ウィレットも愛用し、メジャー勝利に貢献した。HOT LIST JAPAN 2016ではゴールドを受賞し、飛び系フェアウェイウッドの大定番となっている。マーク金井が徹底試打を敢行。噂の飛距離性能を検証する。 ・飛距離が出せる3Wが欲しい人 ・打感、打音にこだわるゴルファー ・ティショットで3Wを使う人 飛距離性能にこだわるブランドとして登場した『X HOT』の系譜を継ぐ『XR』シリーズ。その2代目モデルとなるのが、今回試打する『XR 16』。以前取り上げたドライバーに続き、今回は...
2016/05/26新製品レポート

「ディープバックで男前なFW」フォーティーン SF816 フェアウェイウッド

【ミーやん】前回試打したキャロウェイの『XR 16 フェアウェイウッド』に続いて、今回も「HOT LIST」でゴールド賞を獲得したクラブを試打します。フォーティーンの『SF816 フェアウェイウッド』は、今どき珍しいディープバック形状のフェアウェイウッドです。構えてみるとカタマリ感があって、いかにも手強そうな印象を受けます。うーん、難しそう(笑)。 【ツルさん】今どきのウッドは、シャローバックのモデルばかりですからね。こういうゲンコツ形状の男前なクラブは、とても新鮮に見えます。まずは、ティアップして打ってみましょう。 【ミーやん】こういうヘッド形状のクラブは、ティアップしたときに構えやすいです...
2016/05/19新製品レポート

「マスターズを制したFW」キャロウェイ XR 16 フェアウェイウッド

【ミーやん】今年のマスターズ・ウィナーとなったのは、イングランド出身のダニー・ウィレットでした。正直、ボクは知らない選手だったのですが・・・、キャロウェイ契約のプロなんですよね。で、彼がオーガスタで使っていたのが、こちらのフェアウェイウッドです。 【ツルさん】XRシリーズには、スタンダードモデルとプロモデルの2つが用意されていますが、ダニー・ウィレットが使っているのは、こちらのスタンダードモデル。構えてみるとヘッドが大きめ。フェースのバルジ(丸み)が小さくて、まっすぐ打ちやすそうな印象のクラブですね。さっそく打ってみましょう! 【ミーやん】おおっ、一発目からナイスショットが打てましたよ。弾道は...
2016/04/14新製品レポート

「ゼクシオ対抗馬として存在感あり」本間ゴルフ Be ZEAL 525 ドライバー

【ミーやん】アスリート向けの「ツアーワールド」が好評の本間ゴルフから、アベレージ向けの新シリーズ「Be ZEAL(ビジール)」が登場しました。こちらはスコア100切りを目指すゴルファー向けの設計になっているそうです。本間ゴルフのCMでは、イ・ボミちゃんが登場して性能をアピールしていますね。 【ツルさん】差し色にイエローが使われていて、ソールのデザインも若々しい印象です。別段カッコいいとは思わないけれど、見た目からしてツアーワールドとの違いが明確になっていますね。 【ミーやん】あれ?久しぶりにツルさんは辛口からスタートしましたね。でも、構えてみるとイイんですよ。キレイな丸型のヘッドで、とてもアド...
2015/12/08マーク金井の試打インプレッション

グラファイトデザイン ツアーAD GP

グラファイトデザインのツアーADシリーズ最新作『ツアーAD GP』は、ターコイズブルーを基調とした色使いが鮮やか。シャフト先端部分が高剛性化されたことが特徴で、操作性とコントロール性に優れた粘り系だ。シャフト挙動の安定感を追求した開発コンセプトが貫かれており、ミート率を向上させ、ボール初速を上げることで飛距離性能を高めている。国内ツアーで高い使用率を誇り、プロからアマチュアまで幅広いゴルファーから人気を集める理由を、クラブアナリストのマーク金井が徹底試打によってチェックする。 ・手元側がしなるシャフトが好きな人 ・直進性が高い弾道を打ちたい人 ・シャフトでミート率を上げたい人 グラファイトデザ...
2015/10/22新製品レポート

「ハマれば、ぶっ飛びの可能性」USTマミヤ ATTAS G7

【ミーやん】ATTAS(アッタス)のシリーズは、今回でもう7作目になります。その名も『G7』です。カラーリングはパープルになりました。 【ツルさん】前作の『ATTAS ロックスター(6☆)』は、なだらかにしなる先調子シャフト。球をつかまえやすいモデルでしたよね。今回の『G7』は、少し変わった味付けのシャフトのようです。さっそく、試打してみましょう! 【ミーやん】コレ、いいですね~。ボクにはインパクト時のフェース面を合わせやすくて、なぜか芯でうまくヒットできちゃいます。よい感じのストレート弾道です。でも、どうしてうまく打てるのか、分かりません(笑)。これって、どんなシャフトなんですかね? 【ツル...
2015/10/01新製品レポート

「アスリート好みの飛び系FW」ブリヂストンゴルフ J015 フェアウェイウッド

【ミーやん】ブリヂストンゴルフ の『J015シリーズ』は、工房向けのヘッドパーツとして販売されていて、大手量販店の店頭には並ばないクラブです。ドライバーからフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジまで揃っていて、池田勇太プロはこれらのクラブを使い「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」で優勝したんですよ。というわけで、今回はその中からフェアウェイウッドをお借りしてきました。 【ツルさん】構えやすくて、とてもキレイな顔をしていますね。アドレスすると、スコアラインがターゲットにビシッと向いてくれて、ヘッドの座りも最高です。ヘッド体積は、3番ウッド(スプーン)で157cc。大...
2015/07/28マーク金井の試打インプレッション

ロイヤルコレクション SFD X7 ドライバー

こだわりを持つゴルファーに人気のロイヤルコレクションは、上級者好みのヘッド形状やスペックで知られる。ところが『ロイヤルコレクション SFD X7 ドライバー』は、2013年に発売された前モデル『ロイヤルコレクション SFD ドライバー(2013年モデル)』と比較すると幅広いゴルファーに向けて発売された。「+7%の最高反発エリア拡大で、-7打の可能性を秘める」と、メーカーが打ち出す自信作。クラブアナリストのマーク金井が徹底試打し、モデルチェンジしたその新たな可能性を検証する。 ・ドライバーのミスを減らしたい人 ・直進性が高い弾道を打ちたい人 ・打感やインパクト音にこだわる人 「ロイコレ」の愛称で...
2015/07/21マーク金井の試打インプレッション

マルマン コンダクター Pro-X 2 ドライバー

マルマンのアスリート向けブランドで知られるコンダクターから、ゴルフ工房専売モデルとして『コンダクター Pro-X 2 ドライバー』が発売されている。無駄な装飾を排したシンプルかつ美しいヘッド形状、そしてアスリートのパワーを受け止めるオレンジ色のシャフトが存在感を放つ。強弾道を求めるアスリートを満足させる上級者モデルとして、「HOT LIST JAPAN 2015」ではシルバー賞を獲得。マーク金井がその初代モデル『マルマン コンダクター PRO-X ドライバー』と比較しながら、クラブ性能の徹底検証を行なった。 ・スピンを減らして飛ばしたい人 ・シャフトにこだわるアスリートゴルファー ・ヘッドの形...