2024/08/29米国男子

LIVとの合意交渉に期限設けず PGAツアートップ「まだ時間かかる」

◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 事前情報(28日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7490yd(パー71) PGAツアーのジェイ・モナハン・コミッショナーは28日、LIVゴルフを支援するサウジアラビアの公共投資基金(PIF)との契約交渉が合意していないことを明らかにした。プレーオフシリーズ最終戦直前の恒例の公式会見で報道陣の質問に応対した。 PGAツアー及びDPワールドツアー(欧州ツアー)は昨年6月にLIVとの和解を発表した後、当初設定していた同年12月31日の合意期限から越年。さらに9カ月経った現在も、具体的な進展状況が公にされていない。 モナハン氏は「生産的な会話によって前...
2020/11/29国内シニア

溝口英二がツアー3勝目 寺西明が賞金ランクトップに

◇国内シニア◇いわさき白露シニアゴルフトーナメント 最終日(29日)◇いぶすきゴルフクラブ開聞コース(鹿児島)◇6995yd(パー72) 2打差3位から出た55歳・溝口英二が4バーディ、1ボギーの「69」でプレー。グレゴリー・マイヤーとともに通算6アンダー首位で並ぶと、プレーオフでは1ホール目(18番パー5)でバーディを奪って競り勝った。2019年11月「エリートグリップ シニアオープンゴルフ」に続くツアー3勝目。 「70」でプレーした寺西明は通算4アンダー4位。賞金249万円を加算し、年間獲得賞金で篠崎紀夫を抜いて、賞金ランク首位に浮上した。 同ランク2位の篠崎紀夫とは約60万円差。賞金王争...
2021/10/27国内女子

シーズンは残り5戦 賞金トップ不在で女王争いも過熱

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 事前情報◇武蔵丘GC(埼玉)◇6650yd(パー72) 全52試合の長丁場となった2020-21年シーズンも残り5試合。シーズン終盤の一戦は、日本女子ゴルフ界のレジェンド・樋口久子の名を冠した3日間大会。賞金総額8000万円(優勝賞金1440万円)を懸けた戦いとなる。 白熱する賞金女王争いは、今季8勝を挙げている稲見萌寧がリードしているが、今大会は腰痛のために早々に欠場を決断。約2200万円差を追う賞金ランキング2位の古江彩佳は、現在2週連続優勝中。同3位の小祝さくららとともに、少しでも差を詰めておきたいところだ。 昨年大会を制したのは...
2022/04/16国内男子

「引き気味のマネジメント」 石川遼がFWキープ率トップ

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 3日目(16日)◇よみうりカントリークラブ(兵庫県)◇7180yd(パー71) アンダーパーで回ったのは7人のみと、上位を含めてスコアを崩す選手が続出するなか、石川遼が4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「70」でラウンド。通算2アンダーで、49位から16位へと順位を上げた。 起伏の激しいコースに加え、第3ラウンドは風速6.0m/sの強風。また、徐々に硬さを増したグリーンが難度を上げた。「近年まれにみるくらい、疲れた感じです」と気力と体力が削られたが、1番で4m、2番ではカラーからの5mをパターで沈めてパーセーブ。3番(パー3)では7mを決めてバーディ...
2022/06/16LIV招待

「リブゴルフ」参加選手は来年以降の全米オープン出場停止も USGAトップ“あり得る”

◇メジャー第3戦◇全米オープン 事前(15日)◇ザ・カントリークラブ(マサチューセッツ州)◇7264yd(パー70) 全米ゴルフ協会(USGA)のマイク・ワンCEOは15日、サウジアラビアの資金をバックにした「リブゴルフ・インビテーショナルシリーズ」に出場した選手について、主催する「全米オープン」の2023年以降の参加資格を付与しない可能性を示唆した。 新リーグ団体「リブゴルフ」の選手の“引き抜き”に反発するPGAツアーは今月、参戦プレーヤーのツアー資格を停止させた。一方でUSGAは今月初旬、各選手の今大会の出場権は「今年の初めに明らかにした出場資格を変更するべきではない」と、はく奪しないこと...
2019/10/19国内シニア

倉本昌弘が単独トップ 1打差に伊澤利光、塚田好宣ら

◇国内シニア◇トラストグループカップ 佐世保シニアオープンゴルフトーナメント 初日(19日)◇佐世保CC(長崎)◇6737yd(パー72) 日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘が7バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「69」で回り、3アンダーの首位発進を切った。1打差の2位に伊澤利光、今季ツアーデビューした塚田好宣、高見和宏が並んだ。 川岸良兼、崎山武志らが1アンダーの5位とした。競技は2日間36ホールで、20日に最終ラウンドを行う。...
2019/10/18国内シニア

賞金トップのマークセン不在 タイトル争いは終盤戦

◇国内シニア◇トラストグループカップ 佐世保シニアオープンゴルフトーナメント 事前(18日)◇佐世保CC(長崎)◇6737yd(パー72) 今季の国内シニアツアー第14戦「佐世保シニアオープン」は19日(土)、長崎・佐世保カントリー倶楽部で開幕。賞金総額2500万円(優勝賞金450万円)をかけて2日間競技で争われる。 昨年大会は最終日を首位と2打差の4位から出た金鍾徳(キム・ジョンドク、韓国)が8バーディ、ノーボギーの「64」をマークし、通算12アンダーでツアー4勝目をあげた。 首位に並んで出た川岸良兼は「74」と崩して7位に終わった。レギュラーツアー6勝の52歳が雪辱を期す。 ツアーの残りは...
2019/10/16国内女子

柏原明日架はツアー2勝目なるか 賞金トップ2が欠場

◇国内女子◇富士通レディース 事前情報◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6675yd(パー72) 1983年に始まり、今年で37回目を迎える「富士通レディース」は18日に開幕する。賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円をかけ96人が出場。歴代チャンピオンには樋口久子、福嶋晃子、不動裕理など、その時代をリードしてきた選手が名を連ねる。 ディフェンディングチャンピオンは成田美寿々。前年大会最終日を6位から出て、「68」でプレーし、通算8アンダーで逆転した。今季3勝目と大会3勝目を目指す。 大会を主催する富士通株式会社と所属契約を結ぶ、プロ6年目で23歳の柏原明日架は、9月「ミヤギテレビ...
2019/12/10国内男子

チョ・ミンギュがトップ通過 上井邦裕はQT上位で出場権

◇国内男子◇ファイナルクォリファイングトーナメント 最終日(10日)◇セントラルゴルフクラブ 西コース(茨城県)◇7165yd(パー72) 2020年度の日本男子ツアー出場権をかけた6日間(予選4日・決勝2日)108ホールにわたる最終予選会が終了。20位までの選手に来季の上位資格が付与された。通算35アンダーで1位になったチョ・ミンギュ(韓国)は、年間ほとんどのレギュラーツアー大会への出場が可能。以下の選手は、第1回リランキングまでの出場権を手にした。 チョは今季レギュラーツアーで賞金ランキング70位に終わり、賞金シード圏内の65位に入れなかった。フルフィールドで争われる最終戦「カシオワールド...
2018/07/28国内女子

明るすぎるエイミー・コガ トップ合格支えた父は「光GENJI」のバックダンサー

◇女子最終プロテスト 最終日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)◇6307yd(パー71) プロテストを1位通過したのは、エイミー・コガ。日本国籍を持つ22歳だ。小麦色に日焼けした肌に176cmの細身。底抜けに明るい性格で、周囲を笑いの渦に包む。 父・古賀裕規男さん(49)の手ほどきで14年前にゴルフを始めた。スポーツインストラクターだった父はローラースケートが得意で、ジャニーズ事務所に依頼され、結成間もない男性アイドルグループ『光GENJI』を指導したこともある。音楽番組『夜のヒットスタジオ』では毎回、バックダンサーを務めたという。 父はすぐに娘の才能を見抜いた。コガは家族とともに故郷・長...
2018/07/28国内女子

黄アルムが3打差トップ 17歳安田祐香は3位

◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 3日目(28日)◇鳴沢GC(山梨県)◇6685yd(パー72) 2打差の首位で出た黄アルム(韓国)が4バーディ、1ダブルボギーの「70」で回り通算14アンダーとし、後続に3打差。2009年「ヤマハレディースオープン葛城」以来のツアー通算2勝目を目指す。 通算11アンダーの2位にイ・ミニョン(韓国)。アマチュアの17歳・安田祐香(兵庫・滝川第二高3年)は「72」とし、通算10アンダーの3位になった。 ツアールーキーの小祝さくら、フェービー・ヤオ(台湾)が通算8アンダーの4位に続いた。...
2018/10/10国内女子

シーズンは残り7戦 鈴木愛ら賞金トップ5がそろって復帰

◇国内女子◇富士通レディース 事前情報◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6675yd(パー72) 国内ツアー「富士通レディース」は12日に開幕する。前週大会を欠場した賞金ランキング上位5人が復帰する。 前年はテレサ・ルー(台湾)が最終日にイ・ミニョン(韓国)を逆転し、ツアー通算15勝目を挙げた。ルーは2015年、17年に続く大会3勝目を目指す。 首痛により前週「スタンレーレディス」を欠場した賞金ランク1位アン・ソンジュ(韓国)、同2位申ジエ(韓国)、同3位の鈴木愛が出場する。シーズンは残り7戦。昨季賞金女王の鈴木はアンを約1000万円差で追う。「UL インターナショナルクラウン」の日本...
2018/10/13日本オープン

金谷拓実がローアマ争いトップ 桂川有人は「8打」で首位から後退

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 3日目(13日)◇横浜カントリークラブ(神奈川)◇7257yd(パー71) 単独首位から出た桂川有人(ユウト、日大2年)は、この日7オーバー「78」と崩れて通算1アンダーの29位に後退した。一方、この日4アンダー「67」で回った金谷拓実(東北福祉大2年)が通算3アンダー19位として、ローアマチュア争いの最上位へと浮上した。 桂川がつまずいたのは、3日間トータルで難易度1位の11番(492yd/パー4)。前日までは4Wを使っていたが、「きょうは攻めようと思った」と握った1Wを右に曲げ、ハザード内から打った2打目は左ブッシュへ。アンプレヤブルをした後の...
2018/08/25国内男子

今季2勝の秋吉翔太 トップの後輩にかける“圧”

◇国内男子◇RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 3日目(25日)◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡)◇7151yd(パー72) 今季2勝の秋吉翔太が通算7アンダーの8位タイで3日目を終えた。30位タイから7バーディ、1ボギーの「66」をマーク。ホールアウト後に実施されたイベント、アプローチコンテストでは優勝。首位に立つ高校時代の2学年後輩、出水田大二郎を4打差で追う準備を整えた。 ティオフ前の登場曲は、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの球団歌「いざゆけ若鷹軍団」をチョイス。熊本出身、福岡在住の秋吉は地元の声援を味方にスコアを伸ばした。2番のボギー先行をものともせず、その後3度の2連続を含む...
2017/04/05国内女子

前年覇者・菊地絵理香は有村智恵らと同組 賞金トップ2不在

◇国内女子◇スタジオアリス女子オープン 事前◇花屋敷GCよかわコース(兵庫県)◇6293yd(パー72) ディフェンディングチャンピオンは、3月の「Tポイントレディス」で今季1勝目を手にした菊地絵理香。前年は2日目に大会レコードを更新する「63」で抜け出し、後続に4打差をつけて勝利した。過去3勝をすべて4月までに挙げている“春女”が、得意とするシーズン序盤で自身初の連覇を目指す。 菊地は初日、2010年優勝者の有村智恵、スタジオアリスとスポンサー契約を結ぶ堀琴音と同組で午前9時54分にスタートする。賞金ランキングで日本勢最上位の4位につける川岸史果は香妻琴乃、森田遥とともに午前9時18分にティ...
2017/10/13国内シニア

賞金トップ3が不在 倉本昌弘、川岸良兼らが出場

◇国内シニア◇トラストグループカップ 佐世保シニアオープンゴルフトーナメント 事前情報◇佐世保カントリー倶楽部 (長崎)◇6737yd(パー72) 「トラストグループカップ 佐世保シニアオープンゴルフトーナメント」が賞金総額2500万円、優勝賞金450万円をかけて14日から2日間にわたり、長崎県の佐世保カントリー倶楽部で開催される。 今年からシニアツアーに昇格した。今季3勝を挙げて賞金ランキング1位を独走するプラヤド・マークセン(タイ)、ランク2位の米山剛、3位・室田淳は不在だ。 日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘、尾崎直道、崎山武志らが出場。川岸良兼がシニアツアー初優勝を果たせるか注目が集まる...
2022/10/26米国男子

北大西洋からマスターズに通じる道 トップ選手不在で昇格組にもチャンス

◇米国男子◇バミューダ選手権 事前情報◇ポートロイヤルGC (バミューダ諸島)◇6828yd(パー71) 北大西洋に浮かぶ英領バミューダ諸島でのPGAツアーは27日(木)に開幕する。2019年の初開催から4回目。世界ランキング上位が不在のフィールドで、海を渡った選手たちには他大会と同様にフェデックスカップポイント500pt、そして翌年のメジャー初戦「マスターズ」の出場権獲得のチャンスがある。 天候の変化が目まぐるしい大会は昨年、ルーカス・ハーバート(オーストラリア)が初勝利を挙げた。最終日は4打差の3位から「69」をマーク。優勝スコアは2020年と同じ通算15アンダーだった。19年はブレンドン...
2022/12/05国内男子

日本ツアー賞金トップ3に欧州出場権 比嘉一貴「楽しみがある」

PGAツアーと欧州ツアー(DPワールドツアー)は日本時間5日、今季の日本ツアーの賞金ランキング上位3人に、2023年シーズンの出場資格を付与することを発表した。 2022年の賞金ランク上位3人は1位比嘉一貴、2位星野陸也、3位岩崎亜久竜。23年1月にアラブ首長国連邦で行われる「ヒーローカップ」から出場が可能となる。 欧州ツアー関係者によると、ランキング1位の比嘉は20試合前後に出場できる見込み。星野、岩崎はランキングに準ずる試合数となる。 5日(月)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)青木功会長は「次の時代の日本におけるプロゴルフの発展のために、PGAツアーとDPワールドツアーとともに協力してい...
2012/07/19国内女子

トップ5を巡る戦い!「全英」出場権争いにも注目

9月13日(木)に英国・ロイヤルリバプールGCで開幕を迎える海外女子メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」。当大会は国内賞金ランクによる出場資格が設けられており、7月30日(月)時点での同ランク上位5名に付与される。期限最後となる次週は試合が無いため、今週開催の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」が出場資格を得る事実上の最終戦となる。 ただし、上位5名に下記出場資格と重複した選手、及び出場を辞退した選手が現われた場合は下位へと繰り下がる。 ・2011年大会15位タイまでの選手(宮里美香、朴仁妃、アン・ソンジュ) ・2011年「ツアーチャンピオンシップリコーカップ...
2002/01/16米国男子

5年間でPGAのトッププレーヤーに加わったJ.ケリー

ジェリー・ケリーは自分自身でうんざりしていたのだった。踵体重のままひどい姿勢から繰り出される、フラットで、低くインサイドへ回して、ぎこちなく振り上げては跳ね上げるように切り返し、すくい上げるような・・・と自ら評するスイング。あまりに不安定で、あるときジャック・ニクラスの目の前で7番アイアンを手にして80ヤードしか飛ばせなかったこともある。 「何度も壊滅的なゴルフを経験しましたよ」 自分のスイングを一から作り直す必要があることは明らかだった。祈るような気持ちだったのだろう。ウイングドフットでの1997年のPGAチャンピオンシップのとき、練習場から引き上げてきたインストラクターのリック・スミスをつ...