2024/05/03ギアを愉しむ。

マッスルバックがやさしい!? 一周回って考えるクラブの難易度/ギアを愉しむ。

「プロが難しいクラブを使っている」という都市伝説 マッスルバックアイアンをキャディバッグに入れていると、同伴者に「難しいクラブを使っていますね」と言われることが多い。硬さ(フレックス)Xのシャフトを使っていても、同じく「難しいスペックですね」となる。小ぶりなサイズのドライバーでも同様。そこにL字パターが加われば、もはやパーフェクト。究極の“難しいセット”が完成する。 以前までは「実は難しくないんですよ」と弁明していたが、理解されることがほぼ皆無なため、今はその使用理由について言及することをやめている。「ですよね、難しく見えますよね」と返すほうが、余程スマートで賢明な対応と心得ている。 クラブは...
2024/07/19中古ギア情報

もう存在が“映える” ギアマニア厳選「バックフェースの美しいクラブたち」

新しいクラブを購入し、キャディバッグに収める“儀式”。14本のたたずまいを写真に収めてニヤニヤした経験があるゴルファーは少なくないだろう。ヘッドのバックフェースやソールの見た目が美しければ、テンションも上がる。今回は中古ショップから筆者厳選のカッコいいクラブを紹介する。 美しいクラブが減った理由を考える 「昔のゴルフクラブは美しかった」と感じることはないだろうか? 感性は人それぞれとはいえ、近頃のクラブは「オモチャっぽい」だとか、「出来の悪いロボットみたい」なんていう声も聞く。確かに、最近は重心調整機能や反発を高める溝、可変スリーブといったテクノロジーがいくつも搭載され、見た目が以前に比べて複...
2023/12/05ギアを愉しむ。

ハイバウンス? それともローバウンス? 一周回って考えるウェッジ選び/ギアを愉しむ。

バンカーの基本は何ショット!? ウェッジはハイバウンスがいいのか、ローバウンスなのか――。普遍的にゴルフメディアで取り上げられるテーマである。今日はこの疑問を解消するためのひとつの“考え方”を紹介したい。 ポイントは、ウェッジの本来の目的について考えること。現代ではピッチング、ギャップ(アプローチ)、サンド、ロブとバリエーション豊富な“ウェッジ類”が存在するが、起源は名手ジーン・サラゼンがバンカーの脱出用にスペシャルクラブ(ユーティリティ)として考案したサンドアイアン(1932年)が始まりとされている。 ソールに大きなアール(地面方向に対する出っ張り)を付け、エクスプロージョンショットを行いや...
2024/01/09ギアを愉しむ。

引き算? それとも足し算? 一周回ったアイアンの距離感の作り方/ギアを愉しむ。

方向性が整う“プラス”な飛距離の作り方とは 前回、ストロングロフト設定のアイアンの生かし方について書いたが、今回はもう一歩踏み込んで、アイアンの距離感の作り方について述べていきたい。 一般的なロフト角のモデルより1~2番手ほど距離が出るストロングロフトアイアンでは、いつも通りの距離を打つことで、左右のブレ幅が減ると話した。だが、実際に飛距離を意図して落とすことは、思っている以上に難しい。 皆さんは、ターゲットより飛距離が出るクラブを使う際、どのように距離を落として打つだろうか。「フルショットでこのくらい」→だから「10yd落とすにはこれくらい」という風に、スイングスピードを落とし、ボールに強く...
2024/04/12中古ギア情報

中古で始める「ボーケイウェッジ」 お買い得はSMいくつ? ギアマニアが指南

PGAツアーをはじめ世界中のプロゴルファーが愛用するタイトリストのボーケイウェッジ。新品単品ウェッジの売り上げは全体の過半数を占めるほどの人気ぶりだ。一般アマチュアのあいだでは「ボーケイを使ってみたいけれど、どうにも種類が多くてどれを選ぶべきかわからない」と言う人も少なくない。中古で購入する際のポイントをまとめてみた。 ボーケイ人気の発端はタイガー・ウッズ 1999年に発売されたボーケイウェッジ人気の火付け役は、タイガー・ウッズだろう。当時タイトリストの契約プロだったウッズは2000年の「全米オープン」から前人未踏のメジャー4連勝。その手にあった「ボーケイウェッジデザインウェッジ」は「200」...
2025/03/14中古ギア情報

進化を遂げる「赤系シャフト」アマが中古で選ぶなら?ギアマニアが指南

ツアープロと同じスペックとは言わないが、同じモデルを使いたい!と思う気持ちはわかる。しかし、ツアーで人気のシャフトが一般人にもそのままフィットするとは言い難い。ここは割り切って、アマチュアにこそメリットがありそうな中古シャフトを探してみよう。 カタログ表記に惑わされることなかれ シャフトのカタログには「重さ」、「硬さ」、「調子」…といったように、製品の特性を表す表記がある。重さは販売時、カットする前の重量を示すが、硬さと調子については業界を通じた、明確な基準が存在しないのが実情だ。 シャフトのしなる場所を示す調子は、大きく分けて「先」、「中」、「手元」の3つ。「先中」、「中元」など、中間を示...
2025/04/04中古ギア情報

もしギアマニアが“グリップ目線”で中古市場をチェックしてみたら?

中古クラブを購入する際に見落とされがちなのが、グリップである。劣化するものとは分かってはいるが、適正な交換のタイミングはいつなのだろうか。ちなみに、「ダメなら交換すればいい」と簡単に考えられない理由もある。背景と注意点について解説しよう。 まずは「グリップのお勉強」から ゴルフグリップの素材は時代とともに進化してきた。1950年代に革製グリップから、交換が容易でコストにも優れたラバー製に移行。1980年代までは天然ゴムを用いたラバーグリップが中心で、ゴルフプライド社のモデルが人気を集めた。 1990年代には石油由来の合成ゴムを使ったロイヤルグリップや、表面にポリマーを使用したWINNグリップが...
2025/06/06中古ギア情報

クロカゲXT、パンチ、W、エボ4…ギアマニアが指名買い 中古シャフトをリストアップ

多くのゴルファーがもう忘れかけているのに、中古ショップで熱心に探されている玄人向けのシャフトがある。すでにお手頃価格になっていながら、まだまだ魅力がたっぷり詰まったモデルを紹介したい。 覚えていますか?クロカゲXT 三菱ケミカルの「クロカゲXT」は2014年に米国市場向けに登場したカーボンシャフト(当時の社名は三菱レイヨン)。もともと、PGAツアー選手のフィードバックをもとに開発されたプロ向けモデルで、日本国内では2015年以降に一部のモデルが流通し始めた。 「XT」はXtreme Tipの略。その名の通り、先端部分の剛性を極限まで高めた設計が特徴だった。PGAツアーの選手が心置きなく振っても...
2025/06/20中古ギア情報

ドライバーだって打感が命 「#音 #振動」で選ぶギアマニアおすすめ中古ヘッド

ドライバー選びは飛距離や寛容性(やさしさ)ばかりが注目されがちである。しかしゴルフはクラブを振り抜いた瞬間、手に伝わる感触や耳に響く音が心地よければ、それだけで一日は満足感でいっぱいにもなる。今回はドライバーの構造的な要素を整理しつつ、打感重視のゴルファーにおすすめしたい中古モデルを紹介する。 素材の変化と構造の進化が打音に影響 ドライバーヘッドの素材がパーシモンからメタル、そしてチタンへと進化する過程で、ゴルファーの打感に対する好みも変化してきた。特に比重が軽く、強度が高いチタンの登場で、フェースを薄くできるようになった。これが「トランポリン効果」を生み、ボールの反発性能が大幅に向上した。 ...
2025/06/27中古ギア情報

中古で始める「アイアン型UT」 ギアマニアが取り扱い指南

近年のゴルフクラブ市場ではユーティリティ(UT)といえばウッド型が主流だ。球が上がりやすく、やさしさを感じられる設計が支持を集める。一方で一定の層に根強く愛されているのがアイアン型UT。一部のゴルファーにとっては替えの利かない存在である。メリットとデメリットを整理し、中古で狙えるモデルを解説する。 アイアン型UTを好むゴルファーはどんなタイプ? アイアン型UTの最大の魅力は、風に負けない強弾道と、ラインを出しやすい操作性にある。ウッド型UTによくある引っかけやプッシュのミスが出づらく、コントロール性に優れている。上級者や競技志向を持つヘッドスピードの速いゴルファーには、この点が非常に高く評価さ...
2025/08/15中古ギア情報

中古で巡る“ツノ型ヒストリー” 「歴代ナンバー7」ギアマニアの推しはどれ?

ピン型、マレット、L字にスパイダー…。パターには歴史的名器と呼ばれるヘッド形状がいくつかある。そうした大ヒットモデルは形は変えずに、素材やインサートをアップデートすることで進化を続けている。今回、中古ショップ視点で取り上げるのは、オデッセイの「#7(ナンバーセブン)」。いわゆる“ツノ型”パターの系譜をのぞいてみよう。 ツノ型パターの歴史を紐解く ツノ型初代と言えるのが、2007年に発売された「ホワイトホット XG #7」。フェース後方に伸びる2本のツノは単なるデザインではなく、高い慣性モーメント(MOI)による方向安定性や、フェース面とターゲットラインを合わせやすいアライメント効果を狙ったもの...
2025/09/19中古ギア情報

岡野、ゴン中山、SIM2 MAX…? ドライバーも中古ギア視点で“スーパーサブ”づくり

パターを気分や調子、グリーンの速さに合わせて“サブ”を持つことは珍しくない。最近はドライバーも、もう1本用意したほうがいいと考えるゴルファーが増えている。破損したときや、紛失してしまったときのスペアとして役立つのはもちろん、「エースドライバーが言うことを聞かないな…」というときにも有効。新品で2本そろえるのはお財布の負担が大きいが、中古ならば現実的だ。 スーパーサブ、どう選ぶ? 2本目のドライバーとひと言で表現しても、その役割や用途は様々だ。最初に考え付くのが、エース(1本目)と同じ特性のクラブをもうひとつ用意するパターンである。シャフトの挙動や重さ、ヘッドの特性が極力似ていれば、違和感なく実...
2024/01/26中古ギア情報

薄芝、硬いグリーン、飛距離ダウン… “冬ゴルフ”の悩みは中古クラブで解決

寒い時期のゴルフは敵が多い。低気温で体が動かない上に、着ぶくれしてスイングは思い通りにならない。グリーンは凍って硬く、枯れた芝からのアプローチも難しいため、ベストシーズンよりもスコアが悪くなる気がしてならない。テンションが下がり気味のそんなあなた、冬ゴルフの悩みを助ける秘密兵器を中古でゲットしてみてはいかがだろう。 飛距離が落ちる冬 ランで稼ぐか、キャリーで稼ぐか 「冬に夏と同じ距離を打つには、無条件で1番手長いクラブを持つ」とツアープロは言う。防寒着を1枚増やすたびに飛距離が落ちることを自覚しよう。しかし、冬だからこそ有利な点もある。地面が硬くなりランが出やすい。これを利用しない手はない。 ...
2024/12/25東五反田ギア総合研究所

タイト「Tシリーズ」を計測してびっくり!見た目と真逆の今どき性能/'24鍛キャビ研究#3

2024年下期に登場した人気の鍛造キャビティアイアンを掘り下げる特集の第3回。クラブ設計家でジューシーを主宰する松吉宗之氏に、計13モデルの計測を依頼した。番手はすべて7番で、計測項目は下記の通り。 重心距離/重心深度/重心高さ/ロフト角/重心角/FP(フェースプログレッション)/ヘッド左右慣性モーメント/ヘッド重量 本稿ではまず“今どきアイアン”を作るアメリカ勢、タイトリストに注目する。 計測項目や数字の見方は下記参照。 人気“鍛キャビ”13モデルを計測して分かった!今どきの「重心距離」の正解は? 特集第1回はこちら。 この秋“鍛キャビ豊作”につき…「打感がいい」を考える。「241CB」と「...
2024/12/24東五反田ギア総合研究所

人気“鍛キャビ”13モデルを計測して分かった!今どきの「重心距離」の正解は?/'24鍛キャビ研究#2

2024年下期に登場した人気の鍛造キャビティアイアンを掘り下げる特集の第2回。2024年後半に発売され、ツアーでもマーケットでも人気を博しているスリクソン「ZXi7」「ZXi5」とブリヂストン「241CB」「242CB+」。この2シリーズ4モデルを中心に、ヘッドの性能を研究していく。 ▼特集第1回はこちら▼ この秋“鍛キャビ豊作”につき…「打感がいい」を考える。「241CB」と「ZXi7」はなぜ人気? クラブ設計家でジューシーを主宰する松吉宗之氏に、上記4モデルとそのライバル、計13モデルの計測を依頼した。番手はすべて7番で、計測項目は下記の通り。 重心距離/重心深度/重心高さ/ロフト角/重...
2023/12/01中古ギア情報

「明るいスリーウッド計画」中古で3Wを買う時の失敗しないコツ

1Wを除くと、最も長くてロフト角が小さいクラブが3Wだ。理屈では主に地面から打つクラブの中では最も飛距離が出るものの、キャディバッグの中の14本で一番難しいと言われている。ツアープロでも3Wを入れていない選手もいるのが実情だ。私見ではヘッドスピードが43m/s以上で、シングルハンデの腕前がないと使いこなすのは難しいと思うのだが、一番と言えるほどよく聞かれるのが「やさしい3Wを教えて」である。私の答えは一貫して“そんなクラブはない”なのだが、今回はできるだけ使いやすい3Wの選び方を紹介する。 やさしい3Wの中身を考えてみよう 「やさしい」と聞くと、まず“ミスヒットに強い”というフレーズが思い浮...
2025/03/15クルマはゴルフギアである

日本で一番売れている“プラグイン”はゴルファーにアリ! 三菱「アウトランダーPHEV」/クルマはゴルフギアである #1

。(構成/編集部・中島俊介) 【GDO】 新連載「クルマはゴルフギアである」は、車体価格や燃費などの経済性だけでなく、所有して実際に使うことでオーナーが豊かになれるクルマを、大のクルマ好き安東さんに伺っ
2004/05/19アマ・その他

「テーラーメイド&アディダス」25周年記念パーティ

ゴルフ界に登場させただけでなく、パーシモン時代の保守的なクラブへの取り組み方を変えてしまいました。今でこそ当たり前のようにどんどんとクラブは進化していますが、そのギア技術の革新を行った最初の人物であり…