2000/07/07国内男子

お、今度は深堀圭一郎が抜け出した

2日目は、前日5アンダー2位スタートの深堀圭一郎が今日も67をマークして2位に3打差の単独首位に立った。後ろには7つ稼いだ鈴木亨・小達敏昭が追いついてきている。他に首位発進だった湯原信光、山口治の4人がトータル7アンダーで2位。6アンダー6位には真板潔。ジャンボ尾崎は佐藤信人らと共に7位タイとした。 深堀圭一郎はトータル10アンダーの貯金ができた。インからナイスパーで出発し、いいペースを作ることに成功。12番ホールでは早速バーディを先行させ、6バーディ、1ボギー。「10、11番のパーは良かった。それが今日のスコアメイクにつながりましたね」 しかし完全に安心できていない。「今はパッティングとアプ...
2000/07/06国内男子

お久しぶり。湯原信光単独首位

ジャンボ尾崎は連続優勝した昨年、「強い尾崎が帰ってきました」のコメントを残した。今年はさらなる不調に喘いでいるところだが、やはり相性のいいコースということは変わらないのだろうか、3アンダー5位といい位置からのスタートとした。首位に立ったのは故障に泣かされ低迷が続いていた湯原信光。6バーディ、ボギーなしの66。1打差2位には、深堀圭一郎・合田 洋が並んでいる。 「ラフが伸びているね。ここのように古いコースはむやみに飛ばせばいいということはない。 」 湯原信光の長くツアーに参加している経験がものを言っている。狙い場所を決めて打って行くことが大事だと語る。復帰して1年が経とうとしているが「そろそろち...
2000/07/02国内男子

伊沢利光、首位を堅持

早朝6時30分からのサスペンデット第3ラウンド。伊沢利光は大きな波乱なく首位をキープした。ただし上位は競っており、最終ラウンドの激戦は必至だ。 ■二度にわたって雷中断(7/1) 初日2日と派手なバーディ、イーグルが飛び出す第一回大会だが、3日目は人間だけでなく雷雲までが元気に騒ぎまくった。激しい雷のため最終組スタート直後の12時16分に中断決定。午後2時半から再開したが30分後にはまたも雷が激しくなり、再度の中断。夕方5時にようやくプレーを再開したものの、もちろん全員のホールアウトはできず13組26人がホールを残した。 途中経過では今日もスコアを伸ばした伊沢利光が独走の雰囲気。しかしこのコース...
2000/07/02国内男子

第4R中止で伊沢利光の優勝決定

今日も朝から暑かった最終日。早朝から第3ラウンドの残りは無事終了したが、いよいよ最終ラウンドが始まるとまたもや雷雲が接近した。まだ最終組がスタートもしていない10時24分に中断。11時53分再開したものの12時39分、再度の中断。完全に3日目を再現するような大荒れの1日となった。 結局再開の見込みがたたず午後1時22分に第4ラウンドは中止と決定し、第3ラウンド首位伊沢利光がそのまま優勝となった。拍子抜けするような結末になってしまったが、それでも勝利は勝利。5年間シードという大きな特典を手にいれた。伊沢の場合は他のカテゴリー(95年日本オープン勝利)で2005年までのシードは確保しているが、勲章...
2000/06/30国内男子

伊沢は首位キープ。横尾が猛急追

伊沢利光が初日に貯めこんだ貯金をさらに2つ伸ばして首位をキープしている。すぐ後につけていた小山内護、D.スメイルがオーバーパーのプレーで順位を下げた。その間にずっと後方から飛び出してきたのは63をマークした横尾要。前日1アンダー41位からの浮上だ。9アンダー3位グループには、真板潔、久保谷健一、スェーデンから参加のD.チョプラ、ミャンマーのK.H.ハン。その後ろには前日14位からスタートの佐藤信人が7位といい位置。71の尾崎直道は昨日落とした分を取り返してイーブンパー60位とし、ギリギリで予選通過。 まだ首位にいるものの、昨日とは打って変わり調子がでない伊沢利光。「今日はラインが全然わかりませ...
2000/06/25国内男子

大逆転。今野康晴が劇的V

本命かとも思われたジャンボ尾崎はかつての自力を発揮することができず。終盤までトーナメントをリードし続けた伊沢利光も17番のボギーで後退。伏兵今野康晴が上がり3ホールを驚異の3連続バーディで一気に逆転、ツアー2勝目を飾った。 今野康晴は7バーディ、ボギーなし。特に最後の3連続バーディが凄かった。16番で1差。17番のあわやイーグルというバーディで追いつき、18番で抜いた。その18番、ティショットはラフ。「セカンドショットは7番。無理せずとにかく出すだけでいい、残り100ヤードくらいで3打目が打てればいいという感覚でフェアウェイに出した」 その3打目がピタリと2メートル。もちろんバーディ。これが...
2000/06/24国内男子

ジャンボ2位に急浮上。復調は本物か??

さぁ面白くなってきた。すっかり御無沙汰して、もうジャンボ尾崎時代は終焉かと思われていたのに、その御大が7バーディ、2ボギーの67。全盛期さながらに力強く浮上してきた。迎えうつ形になったのは伊沢利光。くすぶり加減だった宮本勝昌も上がってきた。 意外なことに伊沢利光とジャンボ尾崎が最終日に正面衝突という図式はこれまで実現していない。過去のジャンボならこのパターンは必勝なのだが、今なおその神通力がまだ通用するか。ジャンボの力量が問われる最終日となった。 ジャンボ尾崎は前半で4バーディ、2ボギー。インに入ってからはボギーなしの3バーディ。久しぶりにジャンボらしいゴルフを展開した。「前向きになってきて...
2000/06/23国内男子

首位に4人。競り合いの大混戦!

ミズノオープン2日目は、伊沢利光・今野康晴・葉彰廷・D.スメイルが7アンダー首位。前日1アンダー49位からスタートした宮本勝昌は1イーグル、4バーディ、1ボギーの5アンダーを稼ぎ出し、田中秀道らと並ぶ6アンダー2位まで順位を上げてきた。 ジャンボは70として5アンダー9位、まずまずの位置につけている。首位グループで発進した鈴木 亨は3オーバー75を叩き、16位まで後退した。 3バーディ、3ボギーのパープレーとした伊沢利光は昨日の貯金でトップを守った。「セカンド、サードでカラーに行くことが多かった。そこからパターで狙うのも上手く行かなかったし、こんな状況では、このスコアで仕方ないでしょ」 と3ア...
2000/06/22国内男子

初日からダッシュ、首位は3人。

この試合、優勝争いそのものはもちろんだが、やはり全英オープン予選争いに決着をつける試合としての面白さが大きい。規定は単純で「日本プロからミズノオープンまでの7試合における賞金累積ランキンク上位4人、およびミズノオープン最上位者が出場資格獲得。ただし有資格者をのぞく」というものだ。 その全英オープン予選最後のチャンス、初日を首位でスタートしたのは、65をマークした伊沢利光・鈴木亨・D.スメイル。2位には田中秀道・今野康晴が6アンダーでつけている。 今大会初出場となるジャンボは佐藤信人と共に3アンダー23位からのスタート。最近出遅れ発進が多かっただけに、今回はいい感じをつかめているのでは。 14番...
2000/06/18国内男子

水巻善典、逃げきって2年ぶり勝利

「最終日、60台を出せば勝てる」とコメントしていた水巻善典。出だしからいきなり3連続バーディとして一気に勝ちムードに乗った。8番で一つ後退はしたものの、インに入ってからもまた3バーディ。文句なしのブッちぎり独走勝利だ。 スタートホール、水巻のボールはピン奥3メートルについた。幸先よく入った。キャディと「早くみんなを諦めさせようか」などと冗談も出た。2番ロングはアプローチを1メートルに付けてバーディ。3番は左手前6メートルと遠かったが、しかしまた入った。これでもう15アンダー! 「佐々木君(スタート時点で3打差)と朝しゃべったら、いい感じの話をしていた。彼が来るかな、とは思っていた。でもどちか...
2000/06/17国内男子

田中後退。水巻善典が単独首位へ

雨の2日目、ちょっと意外な展開になった。今週の本命かと思われた田中秀道がバーディ数わずか1。75を叩いて大きく後退した。同じく前日首位の水巻善典は3バーディ、1ボギーと伸ばして単独首位。宮瀬博文、片山晋呉という全英予選志向組も上位にあがり、ここで出場を「当確」から「確定」にしようという構えだ。ジャンボ尾崎は3Rスタート前、痛風のため棄権した。 水巻善典は2番7番とバーディ先行。「こういう雨の天気なのでみんなスコアが伸びないことはかっていた。コツコツとやりました。雨の日ははカサを使うため、どうしてリズムが速くなりがち。その点は注意しました」 主催者発表の気温は20度弱だったが、実際の体感ではもっ...
2000/06/16国内男子

田中・水巻が10アンダーに伸ばして首位

2日目に首位に並んだのは、田中秀道・水巻善典。共に68をマークして10アンダーまで伸ばしてきている。3位には伊沢利光。前日首位スタートの佐々木久行は78として片山晋呉・真板 潔ら8人と7アンダー4位グループ。 5バーディ、1ボギーとした田中秀道。前半で稼いだのは1バーディ。「前半で2つ、3つ欲しいと欲張り過ぎた。よく考えたらハーフ1アンダーは悪くないのに・・・」 同組の金鍾徳と佐藤信人がトントンとスコアを伸ばすのを見て乗り遅れた気持ちになってしまったらしい。 「でも、こんな精神状態じゃあ、上手く行っても2つか3つくらいにしかならないなと思っていたんです」 自分を振り返って落ちつくことが出来たよ...
2000/06/11国内男子

島田正士がプレーオフの末、ツアー初優勝

最後は67をマークして並んだ三橋達也・高橋竜彦とのプレーオフを制して、プロ7年目の島田正士がツアー初優勝を飾った。2日目が悪天候で中止になったため54ホール試合。優勝賞金は750万円と目減りしたもののこれで24カ月シードを手に入れることに成功した。11アンダー4位には、加東雅成・広田悟。10アンダー6位に沢田尚。鈴木亨、前日首位からスタートした上出裕也ら6人が7位とした。 島田は「プレーオフ最後のバーディはラインがはっきり分からなかったので、取りあえず真っ直ぐ打ったらそのまま行ってくれました」 5メートルのパットだった。本戦では16番ホールを左のバンカーに入れて2つめのボギー。諦めてはいなかっ...
2000/06/10国内男子

横田英治・上出裕也がトップ並走

悪天候のため2日目が中止となったため、今日第2ラウンドを行った。10アンダー首位タイとしたのは初日首位発進の横田英治と20位タイから7つ伸ばして追いついた上出裕也。9アンダー3位には鈴木 亨・牧坂考作ら5人がつけている。宮瀬博文が1オーバー91位、井戸木鴻樹は7オーバー142位として予選通過出来なかった。 7バーディ、ボギーなしの上出裕也が64をマーク。横田英治に並んで首位タイとした。「64は94年の大京オープン以来だと思います」 トーナメントでは自己ベストタイだ。6、7番でカメラマンが付き意識してしまった。「あそこはちょっと惜しかったですね。トップタイを経験したのは大分前で、何年前かも忘れま...
2000/06/09国内男子

大会2日目は中止。54Hプレーに

風と雨の吹き荒れた大会2日目。とうていプレーを続けるような状況ではなく、11時30分、中止が決定した。大会は54ホールに短縮して、金曜の組み合わせのまま土曜朝からスタートする。...
2000/06/08国内男子

いきなり9アンダー。横田英治がリード

1年のブランクを経て今季から再開したフィランスロピートーナメント初日。9アンダー首位につけたのはプロ4年目の横田英治。ビッグネームの休んでいるこの週、チャンスに一番手を上げた。続くのは昨年プロになったばかりの清水一浩が沢田尚と共に7アンダー2位タイ。川原 希ら3人が4位グループにつけている。 1イーグル、7バーディ、ノーボギーとした横田英治は「今日は9アンダーだから完璧です。これで不満があると言ったら怒られちゃう」 プロになってから自分自身のベストラウンドという。ショートアイアンが好調でバーディチャンスがほとんど1メートル以内だった。首位は今大会が初めて。 ウェイティングから出場した清水一浩は...
2000/06/04国内男子

文句なし佐藤信人、強い!

ショット、パットともに今の佐藤信人には死角というものが見当たらない。そんな佐藤が大差をもらって最終日をプレーしたのだから、付け入るスキがない。当然のように逃げきって今季2勝。たった2勝と聞くと意外な印象すら受けるほどだ。それにしてもこの2カ月、本当に強い。賞金ランキングもこれで8300万円。 「嬉しいです」と言った後、お決まりのセリフ「気持ち悪いです」が出た。優勝2回込みで連続8週ベスト10入り。しかし今日、ショットは良くなかったという。9番でも危ないショットを打ってしまったが、行ってみたらセーフだった。風の読み間違いもあったし、ショットも振り切れず、安定しなかった。 「18番、右がイヤだ...
2000/06/03国内男子

依然絶好調。佐藤信人がダントツ首位に

東聡が別人のような大崩れに崩れた。その間隙を縫って伊沢利光、谷口徹、友利勝良と浮上していく。しかし終盤に差しかかってからグイッと抜け出したのは絶好調・佐藤信人。バーディは4ホールながら、今日もボギーなし。ひたすらアンダーを重ねて2位に4差をつける独走態勢に移った。 この日、佐藤信人がフェアウェイを外したのはわずか2回。「全体にいいリズムで振れている。木曜からだんだん良くなってきている。パターの調子のいいのがショットにもうつってきました」 3番、7番、12番とそれぞれ3メートル前後が入った。調子がどんどん上がって18番ではなんと13メートルを放りこんでバーディで締めくくり。「ラッキーパンチ。...
2000/06/02国内男子

バーディ続出の大混戦模様

JCBクラシック仙台2日目。代わりに前日4アンダー8位からスタートの東 聡が6つの貯金を増やして10アンダートップに踊り出た。1打差2位には連続8週トップ10入りを目指す佐藤信人。3位に伊沢利光がつけた。昨日64をマークして首位発進した宮本勝昌は今日は1オーバーで5位タイに後退した。日大の同期の片山晋呉も同じく1オーバープレー、結局トータル2アンダーとし25位タイまで順位を下げている。 7バーディ、1ボギーで首位に立った東聡。「調子はまあまあ。でもいれなきゃいけないのが入らないのがダメ。16、18番にしてもね」 この日18番ホールでセカンドショットは林の中から。ピンまで残りは107ヤードだった...
2000/06/01国内男子

おっ、トップは宮本勝昌

今週はJCBクラシック仙台、東北地方で開催されている。初日から好スコア続出となった。絶好調な滑り出しとしたのは久しぶりの宮本勝昌。64をマークして単独首位に立った。2位には6アンダーの久保谷健一。5アンダー3位は伊沢利光・小林正則ら5人が並ぶが、このグループで66。佐藤信人は3アンダー10位とし、片山晋呉らと並んでいる。佐藤と同組でまわったデビュー3戦目の星野英正はここが地元。73として2オーバー82位。今週はなんとしても予選突破して、地元の応援に応えたいところだろう。 出だし3ホール目のロングホールでイーグルを決めた片山晋呉はこの日1イーグル、2バーディ、1ボギーとした。「ショットが良くない...