2001/07/27国内男子

桧垣豪が11アンダーではじめての単独首位

新潟オープン2日目。スコアを伸ばしたのは6アンダーの単独2位からすスタートした桧垣豪。兄の繁正同様、近畿大学時代はアマチュアとして数々のタイトルを奪いプロ入りしたが、すでに5シーズン目に入った。これまで主だった成績と言えば、昨年の東建コーポレーションカップで14位に入ったぐらいと実力を発揮できていなかった。 その桧垣がはじめての最終日最終組を目指す。「ツアーでトップに立つのは初めて。まだ、2日目なので、プレー中も全然力は入ってないです。3日目が終わるまで(優勝を)意識することはありません。5月頃はスライスがひどかったんですが、オーストラリア人のコーチと電話やFAXでやりとりしたり、悪い症状が出...
2001/07/26国内男子

好スコア続出、S.レイコックが64のコースレコード

初日単独首位は8バーディ、ノーボギーのS.レイコック。レイコックはショットが好調で、パッティングも30を切り、64のコースレコードをマークした。 「今日はコーチに従い、パットに対するルーティーンを変えた。今まではラインを読んでから何回も素振りをしていた。しかし、今日は直感に従い素振りは距離感をつかむために1回だけ。ラインの読みすぎは時に迷いが生じる。コースのコンディションはすばらしく、明日も同じスコアを出したい」 2打差の2位には桧垣豪が、こちらもノーボギーで6アンダーをマークした。 5アンダーの3位グループには星野英正ら6人が並んでいる。前回のアイフルでも初日5アンダーと好スタートを切った星...
2001/06/24国内男子

田中秀道が有言実行。全英のキップを掴んだ!

ミズノオープン最終日。これまでの3日間とは天候が変わり、朝方降っていた雨が止むと、蒸し暑い真夏のような状態になった。 初日から“優勝して全英に”と言っていた田中秀道は2位に4ストロークのリードをもって最終日に挑んだ。スタートのパー4でいきなりバーディを奪うと3番でのスコアを伸ばし15アンダーへ。E.エレラが終盤6ホールで5バーディを奪うチャージで13アンダーまで迫ったが、気負うことなくゲームメイクし16アンダーで優勝を飾った。 「同じ組の久保谷君のプレーも気になったが、自分はコースと戦っているんだと思い返すようにした。スタート時差があった分、勝って当然という意識やあせりもあったが、途中で自分と...
2001/06/23国内男子

田中秀道が首位に返り咲き。4打リードで最終日へ

ミズノオープン3日目。2日目に首位の座を久保谷にあけ渡した田中秀道が、振り続ける雨の中スコアを伸ばし13アンダーで単独首位に返り咲いた。今年の全英オープン開催地ロイヤルリザムにまた1歩近づいた。 2日目に首位に立った久保谷健一は前半に2つのボギーを叩いてしまった。追う立場となった田中は2つのパー5で確実にバーディを奪い逆転トップに立った。7番ホールでボギーを叩いたが、後半に入り雨脚が強くなったが粘りのゴルフでパーセーブを繰り返し、16番パー3ではピン手前4メートルのバーディパットを決めた。 4打差の2位には久保谷健一と堺谷和将が9アンダーで並んでいる。堺谷は日本ツアーだけでなくアジアやヨーロッ...
2001/06/22国内男子

6つ伸ばした久保谷健一が10アンダーで単独トップ。

ミズノオープン2日目。初日首位タイの田中秀道がスコアを3つ伸ばして9アンダーとしたが、それを上回る10アンダーまで伸ばした久保谷健一が単独首位に立った。 最近3試合連続で予選落ちをしている久保谷は6番パー5でのイーグルを含む4バーディで異一気に6ストローク伸ばしてきた。 「ボギーのピンチもあったけれど、3~4メートル、1メートルのパーパットが入ってくれた。トータルしてみるとこのパットが今回のできの良さ。ボギーは昨日の1つだけ。調子が悪いのは体調ではなく考えすぎているのかな? 振っててぎこちないし、いいショットが続かない」 初日66を叩き出した田中だが、この日はドライバー、スプーンのシャフトを換...
2001/09/16国内男子

林根基が今季2勝目を挙げた

前日2位と4打差の首位からスタートした林根基がアイフルカップに続く2勝目を挙げた。3バーディ、2ボギーの71でとうとう逃げ切った。2位にはバーディラッシュの66とした金城和弘と1イーグル、4バーディ、1ボギーで67の中嶋常幸だった。 出だしを連続ボギーとした林根基だったが、2番ホールを通過したあとにボギーはない。「本当に疲れたが、よく我慢できたと思う」と自分を誉めた。途中で激しい追い上げを見せる金城和弘のスコアをボードで確認したが、焦ることはなかった。 「自分に“大丈夫。大丈夫。マイペース”と言い聞かせながらのプレーでした。ゴルフに関係あるのは自分だけ。マイペースで自分のゴルフができればき...
2001/09/09国内男子

日本のエース、片山晋呉が貫禄のツアー10勝目

サントリーオープン最終日は台風の影響もあり、時より強い雨の降る悪コンディションとなった。そして上位陣は粘りのゴルフでスコアを伸ばし混戦状態が続いたが、雨の中14、15番で連続バーディを奪った片山晋呉が抜け出し、16アンダーで優勝した。 中盤は芹澤信雄が片山をとらえ、D.クラークも10番パー5でイーグルを奪い首位に並んだ。しかし、クラークは続く10番でミスショットが連発し、ダブルボギーを叩いた。芹澤も12番パー5でボギーを叩き片山との差が開いてしまった。 8アンダーからスタートした深堀圭一郎もスコアを伸ばしてきた。スタートの1番でボギーを叩いた深堀だが、その後は12番パー5までに6つのバーディを...
2001/09/08国内男子

片山晋呉が首位キープ。1打差に4人という混戦が続く

サントリーオープン3日目。初日から首位をキープする片山晋呉が11アンダーまで伸ばした。5番ホールでボギーを叩き集団に吸収された。しかし、8番パー5から4連続バーディを奪い11アンダーまで伸ばし、再び単独首位に立った。その後の片山はショットがブレ、度々パーオンに失敗したが、得意の小技でパーセーブを重ねた。 「明日は天候次第だが、今日みたいなゴルフになると思う。今日はやってて楽しかった。プレッシャーとかではなく緊張している時間が楽しい。明日も楽しいでしょう」 片山を追いかける選手もスコアを伸ばした。前日2位タイに浮上したジャンボ尾崎は、スタートの1番ホールでボギーを叩いたが、3つのパー5を全てバー...
2001/09/07国内男子

片山晋呉が単独首位。全部完璧というジャンボが1打差の2位

サントリーオープン2日目。スコアを大きく伸ばす選手が現れ、順位は大きく入れ替わった。しかし、終わってみれば単独首位は、初日5アンダー首位タイからスタートした片山晋呉だった。前半のアウトコースでは2バーディ、2ボギーと伸ばせず、出遅れた感じの片山だったが、後半の15、16、18番と3つのバーディを奪い8アンダーまで伸ばした。 「朝ハーフでバタバタして、9番で昔のパッティンググリップに変えたら入った。昨日と同じところから打って入らなかったので・・・。グリップを変えたのは今年初」 7アンダーの2位にはジャンボ尾崎が上がってきた。招待選手のD.クラーク、片山晋呉と同じ組で回ったジャンボは、序盤からチャ...
2001/09/06国内男子

片山晋呉、今井克宗ら6人が5アンダーで並んだ

サントリーオープン初日は注目の選手がスコアを伸ばしてきた。まずは今シーズン中日クラウンズに招待選手をして出場し、あっさり優勝したD.クラーク。初めてのゴルフ場だけにコースをチェックしているような慎重なラウンドではあったが、ボギーを叩かないのはさすが。後半にバーディを3つ奪い3アンダーの7位グループにつけた。 そして、クラークと一緒に回ったジャンボ尾崎もバーディを5つ奪った。しかし、ボギーも3つとスコア的には2アンダーと伸び悩んだ感があるが、14位タイとまずまずのスタートとなった。 この組で一番良かったのは、2年連続賞金王を狙う片山晋呉だった。6番パー3でバーディを奪った片山は、後半も4つのバー...
2001/09/02国内男子

取って取られての一進一退、D.ウィルソンが粘り勝ち

日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯の最終日、決勝戦は激しいポイントの奪い合いとなった。36ホールの長丁場だが、先にポイントを奪った方が有利になる。その最初のポイントは林根基が奪った。 しかし、2番ホールでウィルソンが奪いオールスクエア、そして3番ではウィルソンが奪い逆にウィルソンが1アップ。4番では林がバーディを奪い再びスクエアとなる、激しいポイントの奪い合いで始まった。 ウィルソンにとって決勝までの戦いは早めに勝負を決める展開となっていたので、16番以降はラウンドしたことがなかった。その前半18ホールの終盤は林がリードして向かえ、16、18番でポイントを奪い2アップとなった。 後半の...
2001/09/01国内男子

決勝はD.ウィルソン、林根基の外国勢対決に決定

日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯の3回戦が行われた。第1試合のスタートが午前7時30分、午前中には勝者4名が決まった。 第1組には唯一の日本人対決藤田寛之と米山剛の対戦が行われた。スタートの1番パー5でバーディを奪った米山が、1アップのリードを5番ホールまで維持した。しかし、6番で藤田がパー、米山ボギーでオールスクエアになると、続く7番で藤田がリードを奪った。そして、その後はリードを守り続けた藤田が2-1で勝利し4回戦に進出を決めた。 第2試合は鈴木亨対D.ウィルソン、第3試合は谷口徹と林根基という組み合わせで、両試合とも外国勢が勝利を収めた。1番ホールでポイントを奪われ、終始ペース...
2001/08/31国内男子

谷口徹が尾崎直道を撃破、8強が決まった

日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯の2回戦。初日同様冷たい雨が降る中、熱い戦いが繰り広げられた。 第1組に登場した米山剛は、前日片山晋呉に勝った勢いを持ち込み、3番パー3で久保谷健一から先手を奪った。その後、1度もリードを許さず2-1で3回戦進出を決めた。 マッチプレーの場合、逆転勝ちはもちろんあるが、やはり先手必勝。先に流れをつかんだ方が有利となる。この日行われた8試合のうち、逆転勝ちしたのはD.ウィルソンとE.エレラの2人だけだった。深堀圭一郎と対戦したウィルソンは、前半8ホールは1ダウンという劣勢だった。しかし、9、10番で連続してポイントを奪い逆転すると、一気に勝負を決めた。 ...
2000/10/06国内男子

奥田首位キープ。谷口、手島が並走

前日首位スタートした中で残ったのは奥田靖己一人だけだった。65をマークした谷口徹が21位から浮上し、手嶋多一と共に新たにトップタイに加わった。トップスタートの芹沢信雄は74で16位、渡辺司は76として32位まで後退した。代わりに7アンダー4位に田中秀道、杉本周作が並んだ。尾崎直道は今日を68として、じわりじわりと距離をつめてきている。 連日68をマークして、首位をキープした奥田靖己は5バーディ、1ボギー。グリーンは乾いて硬くなった午後スタートだった。「距離感も実際のパッティングも気を使うからな。そういうことも含めると最高なゴルフでしたね」 そういいながらも自分に期待しすぎるとダメになるからで...
2000/10/05国内男子

芹沢、奥田、渡辺司が3人トップ

ここ5年ほど、優勝から遠ざかっている渡辺司、奥田靖己、今季は早々に1勝をあげた芹沢信雄らベテラン勢が顔を揃えた。杉本周作・室田淳・佐々木久行・広田悟が1打差あとに続いている。2アンダー8位タイに田中秀道・伊沢利光らがつけ、尾崎直道は先週優勝(アコム)の谷口徹と共に1アンダー21位タイ。 1番ホールからスタートした渡辺司は、前半は黙々とパープレー。バックナインに入ると出だしと16番からそれぞれ連続バーディを決め、最後までボギーは叩かなかった。「何とかティショットがいいポジションに打って行けている。そこから確実な2パットで進めて、上手く寄せたところを取って行ったという感じですね」 天気が良かった...
2000/09/24国内男子

谷口徹の逃げ切り優勝

アコムインターナショナルは最終日も7つと、伸ばしまくった谷口徹の勝利だった。18アンダーと2位の今野康晴に6打もの差をつけて余裕の逃げ切り。ジャンボ尾崎は追いつき切れずに9アンダー5位で終わった。 谷口徹は、5番でバーディが先行したときに“GO”サインが出たという。その後5、7、9番とバーディを重ねて9番ホールで自分のペースに乗った。最終的 に64でホールアウト。「何となくですが、勝つときは大差で勝つんだろうなと思っていました。開けるだけ開こうと思いながら楽しく回れました」 これで98年の三菱ギャラン以来の2勝目。「年に1勝はできると思っていたから、2勝目まで長かったです。でも優勝争いの中でベ...
2000/09/23国内男子

ジャンボがいつのまにか7位。田中は77叩き。

初日から60台で走りつづけ、今日に至っては65をマークした谷口徹が首位奪取。3打差2位にオーストラリアのS.コンラン。そのすぐ後ろに今野康晴が踏ん張っている。ジャンボ尾崎は33位17位と徐々に順位を上げ最終日に向け4アンダー7位につけた。前日首位でスタートした田中秀道は77を叩いて2アンダー11位まで後退した。 途中スコアボードで自分がトップにいることを確認したが、守りには入らなかったという谷口徹。「下を見てもしょうがないですから。ビシビシ攻めました。差ならいくらでもあったほうがいいので」 マッチプレーはもう引きずっていない。「済んだことは忘れて、今の調子を大事に、明日も同じようなプレーがした...
2000/09/22国内男子

田中秀道、首位に躍進!

2日目は順調に3つ伸ばしてきた田中秀道が単独首位とした。前日イーブンパー33位からスタートした鈴木亨が64と急浮上をみせ、首位に1打差2位の今野康晴に並んだ。 トーナメントリーダーとなった田中秀道。今日は自信をもってプレーできる状態ではないといいながらも予定以上のスコアに満足した。「昨日のスコアはないものと思ってコツコツとプレーしました」 必要以上にピンを狙うことなく確実な所を押さえていった。「逃げているというのではなくて、おとなしく攻めているという感じ。手のこともあるのでラフには入れたくないんです」今日は、4バーディ、1ボギーとした。 2連覇については「15アンダーまで伸ばせたらあるかも...
2000/09/21国内男子

今野・中村が首位タイ。秀道も3位と好発進

6アンダー首位に今野康晴、中村直俊が並んでいる。1打差3位にディフェンディングチャンピオンの田中秀道、久保谷健一、伴公平、R.マッカイの4人。ジャンボ尾崎はイーブンパー33位タイからのスタート。 35・30の65とした今野康晴は、サントリーオープンを悔敗して、やる気が沸いてきたという。しかし、マッチプレーから痛み出した左わき腹のせいで思うように練習できていない。プロアマ戦も途中でプレーをやめたほど。「今日はテーピングしてラウンドしてるんですよ。ラフに入れたら思いきり振らないで、出すだけにしたほうがいいとトレーナーにいわれています」 力まずに軽く振っているのが、結果的にいい感じでラウンドすること...
2000/09/17国内男子

佐藤信人、今季3勝。1億1000万!

パッティングこそ入りまくっているものの、ショットには不安をかかえている佐藤信人。予感は当たって前半は苦しい戦いとなった。しかし追うクリスチャン・ペーニャもスコアを伸ばすことができず、佐藤がからくも1打差で逃げきり。今季3勝目をあげ、賞金獲得額も1億1000万円を越えた。 佐藤信人は1番でいきなりダブルボギー。7番でもホギー。暗雲がたちこめた。「ついてます。技術的にはまだまだで、こんな出だし(ダボ)で逆転されたら落ち込んでしまうところなんですが。いい意味で、シビレることもなかったし、精神的にも前に較べると強くなりました。結果的に優勝できて、よかった・・」 「ガマンしていけばひとつのパッティン...