1997/10/17国内女子

池渕富子が首位。2位に久保樹乃ら

今週は何かおかしい。いわゆる有名どころ、実力派といわれるプロがけっこう叩いている印象だ。こんな週もあるんだでしょうね。それはともかく、初日トップに立ったのは池渕富子。6バーディ、2ボギー。インコースでスコアを4つ縮めての68。 「先週はグリーンのどこに乗せるかなんてことだけ考えてて、それでショットがめちゃくちゃになってました。今日はショットだけに集中。リズムが良くなりました」と池渕。 今年はヤクルトで優勝。「そのときのイメージを思い出そうとするんですが、なかなかできない。けど、今日はうまくいきました」 久保樹乃は5バーディ、2ボギー。「ずっとアイアンが左にひっかかっていて、この休みの間に少し直...
1998/05/29国内女子

首位は福本佳世。福嶋晃子も復活か?

いまの女子ツアーの見どころは服部道子・具玉姫の賞金女王レース。ひとつ優勝して具玉姫がその気になってしまったからこれからの争いは熾烈になる。面白いところだ。そしてもうひとつ、福嶋晃子はいつ復活してくるのかも気にかかるところ。本当に復活してくるんだろうか、と半信半疑になっていたファンもいたはずだ。 その福嶋晃子がようやく2アンダーというまともなスコアで上がってきた。初日から2位タイ。今週は明るい顔が見られるか。 福島は前半パープレー。しかしインに入ってから3バーディ、1ボギー。「なんとなくショットがよくなってきた」という。しかしスコアがまとまった原因はインではなく、悪いなりにパーを拾ってゆけた前半...
1998/06/19国内女子

豪雨の初日、不動裕理が首位

ダンロップ ツインレイクスから名称を変更。開催コースも群馬から兵庫へ引っ越した。ザ・サイプレスGCは開場7年目だが樹齢の古い木々にセパレートされた林間コース。設計は頬髭でお馴染みの大西久光氏だ。 このコース、今回はからずも「水はけ最高!」の評価を受けてしまった。たとえば77を叩いてしまった岡本綾子は「すごいわね、ここのコース。あれだけ降って水がたまらない」と誉めたあとで「パットよ、ゴルフはパット!」と自身を叱咤。また74を叩いた福嶋晃子も「あれだけ雨が強くてあんなに降ったんだから、いずれ水が溜まるだろうと思ってたら・・初めてですよこんなコース。助かりました」 近くで開催のよみうりオープンが中止...
1998/10/02国内女子

村井真由美、高須愛子が初日をリード

先週優勝のディフェンディングチャンピオン福嶋晃子は渡米して不在。昨年の場合は勝ち味を覚えてしまった福嶋が立て続けに勝っての賞金女王確定だったが、今年はちょっとパターンが違ってくる。 さて久しぶりに快晴の初日、リードを奪ったのはベテラン高須愛子と村井真由美。昨年2勝の高須愛子も今年はまだ1勝どまり。村井真由美も去年は賞金はそこそこ稼いだが未勝利。もう勝ってもいい頃合いだ。 初日の高須愛子はバンカーに入れて目玉のボギーが1つ。バーディは4。「今日はグリーンに乗ってない。寄せてパーばっかり。なんとか凌いでチャンスをものにしたけど、ま、たまたまです」 このコースは「うまくいけばスーッといく。つまづくと...
1998/11/13国内女子

服部道子、大爆発。いきなり65!

女子ツアーも残すところ3試合。初日は賞金レースの1位2位3位が同じ組という趣向となったが、レーストップの服部道子が爆発した。なんと7アンダー。しかもボギーなし。男子の場合はともかく、女子のトーナメントでこんなスコアが出ることはめったにない。 「こんなにバーディが取れたのは久しぶり。びっくりしてます」と服部。ラインをきちんと読めたパットもあったし、読めなかったラインもあったが、なぜか全てが入ってしまったという。ショットもバランスが良く「絶好調とは言えないまでも、かなりいい感じ」だったとか。絶好調という言葉をあえて使わないところがプロのプライドかな。「これで最高」などど言ってしまったら、そこで技量...
1998/11/06国内女子

小林浩美、吉川なよ子が好位置をキープ!

今週の女子ツアーは国際戦、LPGAジャパンクラシック。米LPGAのオフィシャルな試合で、去年までの名称は東レジャパンクィーンズだった。上位選手を欠いたメンバーで対戦した先週の国別対抗ニチレイでも日本が惨敗してしまったが、今週はさらに強豪選手がドドッとやってきた。 初日を走ったのはアメリカのティナ・バレット。アウトで31をマークした。2位には黄玉珍、そしてアメリカのジェニー・リドバック。日本選手では先週絶好調の小林浩美、不屈の大ベテラン吉川なよ子が68としている。 バレットはボギーなしの7バーディ。「非常に嬉しい。ミスショットは何回かあったがボギーをひとつも叩かないのは良い。そういう意味でいい1...
1998/10/30国内女子

初日は善戦。日本は1ポイント負け越し!

今週は日米団体対抗のニチレイインターナショナル。日米の賞金ランキング上位から選ばれた選手たち18人づつが激突する。チーム競技ということもあり、例年、意外なほど選手たちは盛り上がる。 初日は2人の選手がペアを組み、ベストボールでの戦いだった。勝てば1ポイント。負けはゼロ。引き分けて0.5ポイント。なかなかの善戦だったものの、日本チームは結果的には1ポイントの負けとなった。 日本チームのキャプテン服部道子は原田香里と組んでのプレー。1ホールをボギーとしたものの、服部が5ホールでバーディ、原田も4ホールでバーディをとってトータルは64。米国を下した。「お互い苦労したけど後半ぐぐっと引き締まった。いい...
1998/10/16国内女子

木村敏美、6アンダーのスタート!

先週に続いてまたも木村敏美が初日をリードした。ただし今週はバーディ数がなんと7つ。5番でパーオンできずのボギー以外はほぼ完璧なラウンドだった。今週こそは3日間、続くかな。今週は賞金ランクの上位が軒並み欠場している。チャンスともいえる。 「ショットの調子がいい。だいたいブレるタイプじゃないけど、大きな曲がりもなかったし、距離カンもよく合ってくれた」と木村。 先週、アイアンを壊してしまった。今週は不安をいだきながら同モデルの新クラブを使い始めたが、成功。「練習ラウンドのとき、自分でバランス調整をしたら、とてもいい感じになりました」 今日は雨が降ったり止んだりだったが、明日も天候は回復しそうにない。...
1999/11/25国内女子

具玉姫はイーブンでスタート!

いよいよ女子トーナメントも今大会が最後。出場資格が与えられるのは前週の賞金ランキング上位者(60位まで)のみ。賞金女王争いにかかわる最終決戦、今年は村口と具玉姫の闘いが注目されているが、現在ランキング50位前後の選手たちの頑張りも見ものだ。泣いても笑ってもこの大会で決まるシード権。守る方も攻める方も当然必死だ。賞金総額6000万円の公式戦。勝てば5年シードもついてくる。 初日をリードしたのは藤井かすみ。2位以下に3打差をつけての単独トップに立った。今年はランキング33位と安全圏にいるものの、昨年ランキング51位とあと一歩の所でシード権を逃している。2位には山田かよ・西田智慧子・岡田美智子ベテラ...
1999/11/12国内女子

ぬぬ? 不動裕理が首位発進

今週は千葉県で行われている伊藤園レディス初日、リードを決めたのは4アンダーの中野晶・不動裕理・元載淑だ。1打差2位には最近上位とはご無沙汰の新井敬子と那須美根子が並んでいる。村口史子は2アンダー6位タイとまずまずの発進となった。 賞金総額6000万円、優勝者には1080万円。昨年は服部道子が優勝している。服部は先週のミズノクラシックは体調不良のため欠場したが、身体も回復し今回はディフェンディングチャンピオンとして出場している。初日は1アンダー10位タイ。 6バーディ、2ボギーの4アンダーとした中野晶。先週3日間をアンダーパーで回り終え、今日で4日間連続となり、ここのところ安定したゴルフを見せて...
2014/11/22国内女子

鈴木愛が単独首位で最終日へ さくら猛追で2打差2位

首位を3打差で追いかけ、5位から出た鈴木愛が8バーディノーボギーの「64」をマークして通算16アンダーで単独首位に浮上。快進撃を続ける20歳が混戦の上位争いをリードして、今年9月の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」に続く通算2勝目に王手を掛けた。 「今日はドライバーショットが曲がって不安だったのですが、その分アイアンとパットが良かったのでバーディがいっぱいありました」。中盤の8番から4連続バーディを奪うと、終盤には16番から3連続バーディ。高校卒業後に一時勤務していたコースで、現在も香川県在住ということもあり、多くの地元ファンの見守る中でバーディラッシュを演出した。 7バーディノ...
2012/03/31国内女子

降雨のため第2ラウンドは中止 36ホールに短縮へ

予報どおりに朝7時ごろから雨が降り始め、9時23分にコースコンディション悪化のため中断となった。選手たちはクラブハウスに引き上げ、10時15分の時点で「しばらく様子をみる」というアナウンスが入る。その後13時に再アナウンスということで、選手たちはクラブハウス内でくつろいだり、車で休憩するなど時間を過ごしたが、13時の時点で「降雨によりコースコンディション回復が見込めないため」という理由で第2ラウンドの中止が決定した。 この日スタートした選手たちのスコアは帳消し。初日の結果で6オーバー62位タイまでの75名が最終日の決勝ラウンドに進出した。横峯さくらは、49位タイで予選を通過したが、初日8オーバ...
2007/12/18国内女子

JGTOがタイトル奪還! 上田VS谷口の直接対決も実現!

PGA(日本プロゴルフ協会)、JGTO(日本ゴルフツアー機構)、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)の国内3大ツアーによる対抗戦「Hitachi 3Tours Championship 2007」の最終日。第3回を迎える今大会、初日トップに立っていたJGTOがこの日も安定したチームワークを見せ、追いすがるPGAを1ポイント差で振り切る勝利。第1回大会に続く2度目のタイトルを手にした。 午前に行われた第3ステージは、各チーム2人がペアを組み、1つのボールを交互に打つオルタネート方式のダブルス戦。第1組では、谷原秀人と深堀圭一郎が組むJGTO、そして中嶋常幸と室田淳のPGAが3アンダーで並びホールア...
2015/12/02国内女子

上田ジャパンが初代優勝を狙う 女子の世界4ツアー対抗戦が開幕

女子の世界ツアー対抗戦「THE QUEENS presented by KOWA」(略称:ザ・クイーンズ)が4日から3日間、愛知県の三好カントリークラブ 西コースで行われる。1999年から実施されてきた「日韓女子ゴルフ対抗戦」が世界4ツアー対抗戦へと規模を広げ、今年第1回目の開催を迎える。 参加ツアーは、日本女子プロゴルフ協会、オーストラリア女子プロゴルフ協会、韓国女子プロゴルフ協会、ヨーロッパ女子プロゴルフツアーの4団体。各ツアーから選抜された9人(推薦2人)の計36人が出場し、全試合18ホールのマッチプレー形式で行われる。 初日はフォアボール、2日目はフォアサムのダブルス戦を8試合ずつ、最...
2008/12/13国内女子

JGTOが大会連覇! ウィニングパット沈めた石川遼がMVPに!

PGA(日本プロゴルフ協会)、JGTO(日本ゴルフツアー機構)、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)の国内3大ツアーによる対抗戦「Hitachi 3Tours Championship 2008」の最終日。初日を終え、首位のLPGAがJGTOに0.5ポイント、PGAに2.5ポイント差。白熱した展開も手伝い、会場には5,418人のギャラリーが詰め掛けた。 午前はダブルス戦で行われ、1個のボールを交互に打つオルタネート方式。1組目では、福嶋晃子と李知姫が組むLPGAがトップでホールアウトし、3ポイントを獲得。2組目でも古閑美保と横峯さくらのペアが3バーディ、ノーボギーと引き続き抜群のチームワークを見...
2008/12/07国内女子

今年の日韓対抗戦はノーゲーム

韓国・済州島にあるピンクスゴルフクラブで開催されている「2008 THE PINX CUP 第9回日韓女子プロゴルフ対抗戦」は、初日が積雪の為に中止となり、2日目はインの9ホールに短縮して行われる予定だった。 2日目に入って雪は止んだものの、前日から徹夜で続けられたという150人体制の除雪作業をもってしても、フェアウェイの一部とグリーンがようやくプレー出来るまでに回復した程度。少しでもコースを外れると雪に埋もれてしまう状態に、公式競技の開催は無理と判断し、急遽9ホールのエキシビジョンマッチに変更された。 全12組が9ホールをラウンドし、最後は18番グリーン上で親善セレモニーが行われた。大会主催...
2008/12/06国内女子

日韓対抗戦、初日は積雪の為中止

韓国・済州島で開催されている「2008 THE PINX CUP 第9回日韓女子プロゴルフ対抗戦」の大会初日は、昨日から降り出した雪が朝になっても止むことはなく、午前中に第1ラウンドの中止が決定した。 この日の第1組は10時スタートの予定だったが、選手達がホテルからコースへ向かう前に、協会スタッフからホテル待機の指示が出たため、選手達はホテルで朝食を食べながら状況の好転を待っていた。しかし、昨夜からの積雪の多さと、朝になっても止むことのない雪の為、早々に第1ラウンドの中止が決まった。 日本チームキャプテンの福嶋晃子は、「すごい良いチームなので2日やりたかった。初日は結構良い組み合わせだったし、...
2008/12/05国内女子

新女王の古閑らが韓国に乗り込む!日韓女子プロゴルフ対抗戦

「2008 THE PINX CUP 第9回日韓女子プロゴルフ対抗戦」が、12月6日(土)と7日(日)の2日間、韓国・済州島にあるピンクスゴルフクラブで開催される。本大会は、日韓の交流を深めることを目的として、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)とKLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)の特別後援の元、1999年に第一回大会が開催された。01年は米国同時多発テロの影響で中止となり、今回で9回目の開催となる。 福岡で開催された昨年の大会は、2日間の戦いを終えて同ポイントで並び、勝負はプレーオフにもつれ込んだ。その3ホール目、パーセーブした古閑美保に対し、ジャン・ジョンが1.5mのパーパットを外して長い...
2008/11/09国内女子

申智愛が6打差で圧勝!服部は健闘して単独2位

三重県にある近鉄賢島CCで行われている日米両ツアーを兼ねた「ミズノクラシック」の最終日、朝から灰色の雲に覆われ、前日よりもさらに冷たい風が吹きつけたが、7,012人の熱心なギャラリーが日米の一流選手のプレーを一目見ようと会場に訪れた。 単独首位からスタートした申智愛(韓国)を2打差で服部真夕が追い、さらに1打差で大山志保が追いかける。だが、最終組の一組前でプレーする大山は、1番パー5でボギースタート。その後もスコアを伸ばせずに、早々に優勝争いから脱落した。 1番でピンそば1mのバーディパットを外した申だが、続く2番、3番で連続バーディ。「とても良かった」というアイアンショットで次々にバーディチ...
2008/11/08国内女子

申智愛が首位浮上!服部真夕が2打差の2位

三重県にある近鉄賢島CCで行われている日米両ツアーを兼ねた「ミズノクラシック」の2日目、晴天に恵まれた初日とは一転、この日は朝から気温は上がらず、冷たい雨と風が吹きつける厳しいコンディション。レインウェアと帽子、さらにはカイロまで使って、選手達は防寒対策を施した。 この悪条件の中、6バーディノーボギーの「66」で通算10アンダーとし、単独首位に躍り出たのは、今季4回出場した日本ツアーでいまだに2位以下が無い申智愛(韓国)。「日本食が大好きだし、日本は快適」と、まるで母国での戦いのようなリラックスムード。「今日は寒かったので、バーディを狙わず、パーセーブを心掛けた」と、“イージーゴルフ”で日本ツ...