2009/09/24国内男子

谷原秀人、矢野東 昨年の活躍ふたたび/チームPRGR

「今年一番のラウンドでした。ショットの感触が良く、ドライバーショットはフェアウェイをキープできたし、アイアンは狙った地点に打てた。ゴルフ自体は本当に良かった」。 「パナソニックオープン」初日、6バーディ・3ボギーの3アンダー、首位と2打差の7位タイでフィニッシュした矢野東は、納得行くプレーをそう振り返った。 昨年大会の最終日では、チームPRGRの谷原秀人と一騎打ちの優勝争いを演じ、一打差の単独2位に終わった経緯がある。今大会は舞台を京都府の城陽カントリー倶楽部(7064ヤード、パー71)に移しての開催となった。 大会正式名称の「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオ...
2009/10/08国内男子

熱いメッセージで燃える2人/チームPRGR

日本男子ツアーは10月第2週の「キヤノンオープン」(神奈川県横浜市・戸塚カントリー倶楽部)から関東圏内で3試合開かれる。 昨年の「キヤノンオープン最終日」、68の好スコアをマークしているチームPRGRの谷原秀人は、火曜日の練習ラウンドを終えた後、アイアンのロフト角を微調整。ロフト角を立てることで「フルスイングしなくても従来の番手同等の飛距離が出せるようになりました。スイングの負担が少なくて済む」と水曜日のプロアマ大会後に好感触を得た様子だった。 また、チームPRGRの矢野東は、腕の振りと体のターンとの同調性を高めるため、ハーフスイングを重視して練習。水曜日は台風18号の日本列島接近の影響を受け...
2010/07/09国内男子

一足先にゴルフ成績の「梅雨明け」宣言!?/チームPRGR

チームPRGRの谷原秀人は、「レクサス選手権」の予選ラウンド前夜に決断を下した。 開催コースの大利根カントリークラブ・東コース(7044ヤード・パー72)は、左ドッグレッグホールが多く、ドローヒッターに有利だとも言われている。 フェードボールを持ち球にしている谷原は、その対策として愛用ドライバー(GN502ツアー・ロフト9・4度)よりもロフトが1度多い、10・4度のドライバーで練習ラウンドをしていた。ボールが捕まりやすいことで、ストレート系の球筋をスイングではなく、クラブ性能によって打つためだ。 初日はインコースの10番ホール(426ヤード・パー4)のスタート。ホール左サイドはOBゾーン。しか...
2010/05/14日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

名コンビ復活で谷原秀人は上々の滑り出し/チームPRGR

今季国内メジャー第1戦目の「日本プロ日清カップ」は、長崎県長崎市のパサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(7060ヤード、パー70)で5月13日(木)、幕を上げた。 長崎県では初開催の大会舞台は、シーサイドコースでグリーンのアンジュレーションが強く、しかも硬くて速い仕上げは、まさにメジャー仕様だ。 開催週の月曜日から練習ラウンドを行ない、コースチェックをしたチームPRGRの谷原秀人は、「パーオンしたとしてもピン位置によっては3パットすることを覚悟しなければならないケースもあると思う。それほどグリーンのアンジュレーションがきつい。1ラウンドで3パット2回は良しとしてプレーした方が気が楽かも」と話し...
2010/06/25国内男子

メジャーへの道を切り拓くプレーに期待/チームPRGR

今季の世界メジャー第3戦となる「全英オープン」は、ゴルフ発祥の地とされる聖地セントアンドリュースで7月15日から開催される。 その日本予選最終戦となる「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」が6月24日(木)から兵庫県西宮市のよみうりカントリークラブ(7230ヤード・パー72)で始まった。 前週のオープンウイークにチームPRGRの谷原秀人は、タイで行なわれたアジアンツアーの「クイーンズカップ」に出場し、18位タイの成績を残して帰国。真っ黒に日焼けして「ミズノオープン」に臨んだ。 「鼻の頭の皮がむけるほど暑かったけれど、ショットの調子を持続できたのが嬉しい。上位4名に入ったら「全英オー...
2010/09/03国内男子

谷原秀人が「新egg」でナイスカムバック!/チームPRGR

前週の「VanaH杯KBCオーガスタ」で約2年ぶりの優勝を飾り、ツアー通算勝利数を「9」に延ばしたチームPRGRの谷原秀人。自身2度目の2週連続優勝に挑むことになったのが今週の「フジサンケイクラシック」(山梨県・富士桜CC/7405ヤード・パー71)だ。 前回の2週連続優勝は07年。この「フジサンケイクラシック」に続いて、「サントリーオープン」を制しての記録達成だった。 「テンションは先週(優勝)のままで、プレーはリラックスしてやれているから良いです、コース(富士桜CC)は(優勝した時の)良いイメージがありますが、グリーンは乗せた位置によって難易度が変わってくるので、なるべく上りのラインにつけ...
2010/08/30国内男子

谷原秀人が逆転優勝!1年11ヵ月ぶりにツアー通算9勝目を達成/チームPRGR

あれから2年近くの月日が流れようとしていた--。 「VanaH杯KBCオーガスタ」最終日(福岡県・芥屋ゴルフ倶楽部7146ヤード・パー72)。チームPRGRの谷原秀人は首位に1打差の2位タイで最終組スタート。1、2番ホールで連続バーディを早々に奪い、首位の座も奪取した。その後も好調なショットとパットでアンダーパーを量産。 16番ホールでは大会初日のスタートホール以来、68ホールぶりのボギーを叩き、首位タイとなった。 だが、谷原には冷静さと余裕があった。「残り17、18番ホールをバーディ、バーディで上がってみせる」。182ヤード・パー3の17番ホールでは、6番アイアンのピン左6メートルにつけ、...
2010/08/20国内女子

今季初!原と菊池が初日アンダーパーフィニッシュ/チームPRGR

猛暑が続く中、避暑地として知られる神奈川県・箱根町の大箱根カントリークラブ(6653ヤード・パー73)を舞台に、8月20日(金)から始まった「CAT Ladies 2010」。チームPRGRの原江里菜、菊地絵理香がともにアンダーパースコアで大会初日を終えた。 原は2アンダー・11位タイ、菊地は1アンダー・20位タイと両選手がアンダーパースコアを初日にマークしたのは今季初だ。 ツアー前半戦では、思うようなスコアを出せずにいた原だったが、ここ3試合では予選落ち1回を喫したものの、15位タイ(明治チョコレートカップ)、23位タイ(NEC軽井沢72ゴルフトーナメント)という成績を挙げ、徐々に本来の...
2010/10/01日本女子オープンゴルフ選手権競技

プラス思考をもたらすグッドショットの好感触/チームPRGR

秋雨が降る中、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ・東コース(6570ヤード・パー72)で43回目を数える日本女子オープンゴルフ選手権 競技の初日が行なわれた。 気温16.9℃、北東の風、風速2メートル。野芝のラフは80ミリ、グリーン周りのラフは90ミリ。グリーンの硬さを表すコンパクションは12 にセッティングされるはずだったが、降雨によって7・9と軟らかくなった。しかし、狭いフェアウエイと深いラフによってスコアは伸びない。雨量がまだ少なかった午前スタート組の2選手が、4アンダーで首位を分け合い、 アンダーパースコアをマークしたのは9選手しかいなかった。 チームPRGRの原江里菜は、午後組の...
2011/04/27国内男子

チームPRGR矢野東が新スイングと新クラブとで掴んだ確かな手応え

つるやオープン最終日。雷雨で競技が一時中断。その時、チームPRGRの矢野東は、14番ホールのグリーン上でバーディパットのラインを読んでいた。 首位と3打差の通算11アンダー・3位タイで最終日を迎えた矢野は、5番ホールでこの日3つめのバーディを奪い、通算14アンダーにスコアを 伸ばした。 開幕戦からラウンドを重ねるごとにショットの精度は高まっていたが、その勢いは止まりそうになかった。 「もっともっとゴルフが上手くなりたい」という一心で、このオフは内藤雄士ツアープロコーチとともにスイングを追求。毎日毎日、練習場でボールを打ち込んだ。同時に今季からツアーで愛用する新クラブのiDドライバーとiDアイア...
2010/10/08国内男子

使用アイアン一新で、矢野東が開眼!?/チームPRGR

季節が変わり、芝の状態もボールのライも変わり、そしてスイング感も変わった。それによってチームPRGR矢野東はキャディバッグの中身を「キヤノンオープン」練習日から一新した。これまで愛用して来たGN502ツアーフォージドアイアンをTR500アイアンに変更したと同時に、シャフトを カーボンシャフトからスチールシャフト(ダイナミックゴールドS300)に変えたのだ。 ツアー前半戦では、コースの芝がまだ生えそろわず、ボールのライは決して良くはない。ボールの捕まりやすさを考慮し、重心距離が長めでフェースプレグレッションのあるアイアンを矢野はあえて使っていた。また、ロングアイアンでのボールの打ち出し角の高さ...
2010/05/07ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

原江里菜の復調のもうひとつ理由「チームワーク」!?/チームPRGR

メジャーのタフなコースセッティング 今季メジャー第1戦となる「ワールドレディスサロンパスカップ」が5月6日(木)、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コース(6655ヤード、パー72)で開幕した。 公式戦では昨年の「日本女子プロゴルフ選手権」の6632ヤード(岐阜関CC)、通常トーナメントでは同年の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」(軽井沢72G北コース)の6637ヤードがこれまでのトータル距離最長だった。それを更新する6655ヤードに設定され、しかも砲台型のグリーンが多いうえに晴天続きによって硬く引き締まっている。ダイレクトにグリーンにオンしたボールは、まるでコンクリートの上に落下したように跳ね...
2010/03/12国内女子

ホステスプロ、原江里菜の明日の大爆発に期待!/チームPRGR

幸福な戦い、ともに。を大会キャッチフレーズにした「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」が12日(金)に幕を上げた。 高知県の土佐カントリークラブ(6,262ヤード、パー72)で3年前からスタートし、ツアー序盤戦の行方を占う大会として毎回注目を集めている。 第1回大会でプレーオフの末に日本女子ツアーでの初優勝を飾った申智愛はその後、米女子ツアーに本格参戦し、09年の同ツアー賞金女王に輝いた。第2回大会覇者の上原彩子は、その後もステディな活躍を続けて09年獲得賞金ランク7位と自身最高位をマーク。 チームPRGRからは原江里菜、菊地絵里香、塩田亜飛美、香山麻央の4人がホステ...
2010/03/13国内女子

猛チャージは不発に終わるも、次につながる収穫/チームPRGR

大会初日は納得行くプレーが出来ず、不振に終わったチームPRGRの原江里菜、菊地絵里香、塩田亜飛美、香山麻央の4選手。予選通過が掛かった大会2日目での猛チャージを期してスタートした。 初日に2OBを打ち、調子の波に乗れないまま11オーバーでフィニッシュした原。「同じ轍は二度と踏まない」と誓っての仕切り直しの2日目は、前日とは打って変わってグッドショットを連発。2バーディ、1ボギーの「71」にスコアをまとめ、98位タイにまで順位を上げた。 「満足できるショットを今日は何度も打てました。残念ながら予選通過は果たせませんでしたが、これからの課題も明確になり、それを克服する方法も得られたのは自分にとっ...
2010/09/10日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

男子ツアーでの人気が女子ツアーにも波及、ニューeggスプーン/チームPRGR

タフな距離、深いラフ、うねったグリーンとメジャー大会に相応しいコースセッティング。第43回目を迎えた日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯は大会史上初の奈良県での開催となった。その舞台は同県吉野郡吉野町のグランデージゴルフ倶楽部(6601ヤード、パー72)。 公式戦ではフェアウェイ幅が25ヤード前後、ラフの長さは8センチから10センチというのが基本的なセッティングの決まりがある。フェアウェイを確実に捕らえるかどうかが、スコアを左右するのはもちろんだが、同コースのグリーンは大きなアンジュレーションが施されているのも特徴の一つ。ピン位置の面に乗せる的確なショットも求められる。 練習ラウンドでは...