2000/07/15国内女子

まるでウッズ! 安井純子がブッちぎり

2日目はなんとまぁ・・という展開になった。首位66で首位の安井純子が、2日目は更に上を行く64! これでは追いかけられる選手はいない。66+64=130は36ホールの最小ストロークタイ記録になる。 安井純子は1番でピン下につけてバーディ。2番3番4番とおとなしくしていたが、5番では「風の読み違え」でボギー。ここまでは普通の展開だった。しかし続く6番(314ヤード)のセカンドをダイレクトに放りこみ、7番8番9番10番と続けざまにバーディ。10番は6メートル弱が入った。そして16番18番もダメ押しバーディ。結局7バーディ、1イーグル、1ボギー。 「6番のイーグルで楽になったというか、自分の思うよう...
2000/07/14国内女子

初日はベテラン勢力が上位

ブランクの後の、久しぶり女子ツアー。初日はベテラン安井純子が66と飛び抜けたゴルフを展開した。塩谷育代も3アンダーと好スタートだ。 安井純子は3番から4連続バーディ。12番でも取り、16番ロングは3番ウッドで乗せてイーグル。しかし「コースレコードまでは意識していなかったが、でもパーは取りたかった・・」という18番で初めてのボギー。トータル66。 「優勝が欲しいのはヤマヤマですけど、なかなか。落ち着いた自分のゴルフができるかどうか・・」 塩谷育代は6バーディとずいぶん入れたが、ボギーも3ホール。「ドライバーの当たり外れが多い。当たったときはいいんですが・・。自分の思ったゴルフがまだできたり、でき...
2000/06/25日本女子オープンゴルフ選手権競技

肥後かおり、涙の逃げきり勝利

試合がもつれた。すんなり逃げきる予定の肥後かおりがボギー連発。唯一15番で貴重なバーディを取ったが、前を行く米山みどりに並ばれてしまう展開となった。しかし米山が最終ホールのパーセーブに失敗し、1打のアドバンテージを得た肥後が18番を死ぬ思いでパー。苦しい逃げきりで念願の女子オープンタイトルを獲得した。「ふがいなく、情けないラウンド」を切り抜けた肥後の目には、後から後から涙があふれ出て止まらなかった。 最終日の今日、肥後の練習場でのショットは良かった。それなのに試合中のショットはまったく違う。攻めなければならないのに、攻められない。「同じショットができないというか、練習場では絶対出ないようなボ...
2000/06/23日本女子オープンゴルフ選手権競技

アンダーパーは、肥後かおりのみ

2日目を終了した時点でアンダーパーは肥後かおりだけとなってしまった。後続に2打差をつけての単独首位。2位には1オーバーの土屋陽子。前日首位スタートの芳賀ゆきよは76としたが、金萬壽と共に3位タイに踏みとどまった。初日6オーバー63位の那須美根子は、2アンダー70のプレーで5位タイまで浮上してきた。 6バーディ、4ボギー、70とした肥後かおり。昨年は2週連続優勝を決めて日本女子オープンに突入した。しかし今年は先の2週は連続予選落ちだったため、取合えず予選通過という気持ちで臨んでいる。「最近、パターが病気じゃないかというくらい悪かったんです」 昔はパットでもたせていた部分が大きく、ほとんど練習をし...
2000/06/22日本女子オープンゴルフ選手権競技

藤井かすみ・芳賀ゆきよが70で首位タイ

2000年最初の女子メジャーが開幕した。今季からは、研修生らプロを目指すものに対して門戸が開かれた。昨年の最終プロテスト受験者にも予選会からの出場資格を与え、片山晋呉の妹・真理ら12人が通過し女子プロゴルファー日本一決定戦に参戦する。 初日首位としたのは、芳賀ゆきよ・藤井かすみの2人。アンダーで回ったのは3人だけだったが、1アンダー3位にはアマチュアながら古閑美保が健闘を見せている。森まゆみ・久保樹乃・中島千尋・島袋美幸が4位に並んだ。中野晶と出場3連勝を狙う不動裕理は1オーバー8位とまずまずのスタート。 「今日はショットが良くて、バーディチャンスが結構ありました」と藤井かすみ。ティショットの...
2000/06/18国内女子

強い! 逆転は不動裕理

「イメージが作れない」と前日も語っていた米山みどり。やはりまだ本調子ではなかったのだろう。肝心のところでスコアを伸ばすことができなかった。それでも最終日の73というスコアは金萬壽や黄玉珍、高村亜紀だけが相手なら十分優勝に値したのだが。 3打差のビハインドをひっくり返して逆転したのは定番の不動裕理。ひたひたと前半で追いつき、そしてシーソーゲームの末に最終ホールのボギー・バーディで抜き去った。強い! これで不動は今季堂々の3勝目。賞金額も4800万円と、この時期にしてはしっかり稼ぎこみ、どんどん賞金女王の座を明瞭にしてきた。もう不動と言ってもいいかもしれない。 「3打差あったので今週は諦めていた...
2000/06/17国内女子

米山みどり、首位に並んで国際(?)対決

前日4位グループの米山みどりがスコアを伸ばして首位にならんだ。ダントツ首位だった金萬壽は75と崩しながら、しかし首位タイをキープ。トップ5は韓国、台湾、日本と国際試合(?)のような雰囲気になってしまった。 米山みどりは8番でまずボギー。「ドライバーが7番ホールから最後までドロップボールになっしまった。でも逆に、曲がらないのでよかったとも言えましたね」 10番で4メートルを入れ、11番もバーディ。14番ロングは5メートルが入ってバーディ。これで貯金を2つ増やした。 現在、ショットを改造中という。 「ショットはずーっと悪いです。アドレスしてもラインのイメージが出ない。昨日の1アンダーもびっく...
2000/06/16国内女子

いきなり4打差、金萬壽トップ

2年目となるアピタ・サークルK・サンクス レディス。初日から66をマークして、単独首位に立ったのは韓国の金萬壽。2位には、河野ハルミ・黄玉珍が2アンダーでつけている。2位と一打差4位に不動裕理・米山みどりを含む7人が並んだ。先週優勝の中野 晶は1オーバー17位タイとまずまずの位置。 6バーディ、ボギーなしで66をマークした金萬壽は先週休みを取り、リフレッシュして今大会に臨んだ。「久しぶりの休みでした。今日はショットはまあまあだったんですが、リズムが良かった」 66はトーナメントで、自身初めて。「芝目が読みにくくて難しかった」というものの、自分の読んだ通りに打てて行くことができた結果、後半は9パ...
2001/08/05国内女子

不動裕理の逃げ切り。開幕以来のシーズン2勝目

ヴァーナルオープン最終日。前日奪った4ストロークのリードは大きかった。10アンダーでスタートした不動は、2番、4番ホールでバーディを奪い12アンダーまで伸ばした。しかし、5番でボギーを叩くと8番パー5ではティショットを左へOBでダブルボギー。 「8番でダボはあまりショックではなかったですね。『やっちゃった』っていう感じ」 しかし、さすがは昨年の賞金女王。その後はパーを積み重ね、崩れることはなかった。9アンダーと1つスコアを落としたが、2位3打差で開幕戦以来のシーズン2勝目をあげた。優勝賞金1440万円を獲得し、ランキングでトップに踊り出た。 「久しぶりなんで、ずっと朝から1日緊張してました。そ...
2001/08/04国内女子

5連続バーディで不動裕理が10アンダーの単独首位

ヴァーナルオープン2日目。昨年の賞金女王不動裕理がスコアを大きく伸ばした。4アンダーの4位からスタートした不動は、前半4番ホールでバーディを奪った。そして折り返しの10番パー5でピン横1メートルのバーディパットを沈めると、快進撃が始まった。 「今日は早いうちにバーディを取ることができたので気軽にプレーすることができました。このコースはセカンドを短いクラブで打つことができるので、ピンを狙いやすいコースですね」 10番に続き11番パー3でもバーディを奪い、その後の12番から14番までピンに絡むショットを連発。5連続バーディを奪い10アンダーで一気に首位に踊り出た。 「5連続バーディは多分初めて。こ...
2001/08/03国内女子

大塚有理子が6アンダーで単独トップ、東尾理子は自己ベストをマークした

千葉県のザ・プリビレッジゴルフクラブでヴァーナルオープンが開幕した。この大会は女子ツアーの中では高額のトーナメントで各選手いつも以上に気合が入っている。そのせいか、初日から好スコアが続出、レベルの高い試合が展開されそうだ。 初日首位に立ったのはプロ入り3年目の大塚有理子。7バーディ、1ボギーの6アンダーで今季の自己ベストをマークした。「今日はドライバーがほとんどフェアウェイに行ってくれたし、セカンドの距離感も大体合って短いミドルではみな近いバーディチャンスになってくれました。ラフが今週はあまり長くないので、ドライバーをある程度のところに打てたら、あとはアイアンがピンに絡むかどうか。あとはパター...
2001/07/29国内女子

新人の呂が3試合目の挑戦でツアー初優勝を果たした

ゴルフ5レディス最終日。初日、2日目と首位を守り続けた金愛淑が79とスコアを崩し、優勝争いは終盤までもつれた。1アンダー4位からスタートした大場美智恵が、13番ホールで2アンダーにし混戦から抜け出した。そして15番パー3でもピンをかすめる、あわやホールインワンかと思われるショットでバーディを奪い3アンダーまで伸ばした。しかし、終盤の難ホールでハマってしまった。 「17番はセカンドでミス。18番は右ラフに入れてしまった。18番は3日間とも同じところに入れてしまった。悔しいというか・・・何年か前にこの18番で左に曲げた苦い思い出があって、なかなか振り切れなかった。」この2ホールを連続ボギーで1アン...
2001/07/28国内女子

韓国の金が首位キープ。台湾の呂が追い上げてきた

ゴルフ5レディス2日目。午前中はしとしと雨が降っていたが、午後には止み日差しが出た。そして今回のラフはとても深く、各選手スコアメイクに苦しむ場面も多く見られた。 初日67で単独首位に立った金愛淑は、ボギーを3つ叩いたが、要所でバーディを奪いイーブンでのラウンド。初日の5アンダーをキープし、2位との差を3ストロークに広げた。「今日はパープレー。これには満足しています。今日ボギーのホールは、やっぱりラフに入ってしまい、ラフに入るともうアプローチも寄らず入らずになってしまう。チャンスで入らなくても我慢して、がまんしてという事で行けば何とかなるのでは。コツコツやっているものを重ねていってやるしかないと...
2001/07/27国内女子

一週間ぶり、金愛淑が初日単独トップだ

ゴルフ5レディス初日。首位に立ったのは先々週の東洋水産レディスの初日同様、韓国の金愛淑だった。金はショットの調子が良く、ピンそばにつけるショットを連発。バーディを6つ奪い5アンダーまで伸ばした。 「今シーズン初日良くて、2日目悪いケースが多い。今回はショットもパットもいいので、なんとか3日間続けられればいいですね。でも、楽に3日間やらせてくれるはずはないよ思ってます」 金に1打差、4アンダーで単独2位には、プロ入り4年目の有田由香。女子ツアーもこの試合からシーズンの後半戦に入り、予選会優先順位で出場選手の顔ぶれが大きく入れ替わった。有田は前半戦の出場資格がなかったが、後期の予選会で33位に入り...
2001/07/15国内女子

天沼知恵子が全英出場に弾みをつけるシーズン2勝目。賞金もトップに

最終日も大きくスコアを伸ばす選手はいなかった。2日目に抜け出した天沼知恵子も、2番をボギーにすると、どこか落ち着きのないような崩れる気配を感じさせた。しかし、4番では7メートルのバーディパットを決めるなど、要所で踏ん張った。 しかし、15番パー5でこの日3つ目のボギーを叩き3アンダーにすると、2位の木村敏美とは1打差になってしまった。「本当に苦しかった。この1打をどう考えるか、まだ、1打あると考えようとした。ずっとフェアウェイを歩いているときも、つぶやきながら自分に『1打ある』と言いきかせて行きました」 このプレッシャーを跳ね除け17番パー3ではピンに絡むようなショットを放ち、バーディを奪った...
2001/07/14国内女子

針効果!? 天沼知恵子が4アンダーで飛び出した!

初日に続き、この日の通算でのアンダーは1人だけ、イーブンパーの2位からスタートした天沼知恵子が6バーディ、2ボギーの4アンダーで単独首位に立った。1番ホールをバーディでスタートした天沼は、前半で3つ伸ばし、後半は13、14番で連続バーディを奪い5アンダーまで伸ばした。しかし、16番ではセカンドショットを左に引っ掛けてグリーンを外すと、アプローチもピンに寄らず、この日2つ目のボギーを叩いてしまった。 「15番ホールから18番はピンチの連続でしたね。上がりの4ホールはやっぱり難しい。2日間ショットはいいほう。昨日、今日といいイメージのままで回れていると思う。今週は痛めた首に針を打ってもらってラウン...
2001/07/13国内女子

唯一のアンダーパーで金愛淑が単独トップ

初日は風の影響もあり、各選手スコアを伸ばせずアンダーパーで回ったのは金愛淑だけだった。3週間ぶりの試合に、感が戻らず苦しんだ選手も多い。 単独トップに立った金は「今日は全体的に風にまどわされないゴルフだったので、いいスコアになりなしたね。どうしてもグリーンに乗せようとか、こぼれると難しいとか考えずに、風を利用してグリーンオンさせようとしたのがうまくいった」 「勝ちにこだわるよりも、今はスコアに関係なくゴルフが楽しくなりましたね。年のせいかな(笑)。前みたいに苦しくなくなりましたね」金は5バ-ディを奪いご機嫌でインタビューに応えた。 イーブンパーは天沼知恵子と大城あかねの2人。4月のカトキチクイ...
2001/06/24国内女子

勝負どころでバーディを奪った米山みどりが2週連続優勝

フリスキー大阪女子オープン最終日。先週優勝している米山みどりが2日目に首位に立ち、勢いでそのまま優勝するかと思われたが、優勝争いは終盤までもつれた。 この日スコアを伸ばした山田かよが4アンダーでフィニッシュ。最終組の米山を待つ状態となった。初日76を叩き72位と出遅れた山田は、昨日と同じ68でのラウンドで一気に単独2位に浮上した。 そして最終組の米山は16番ホールでピン手前約1メートルにつけると、バーディで5アンダーで1歩リードを奪ったが、続く17番では2打目がグリーンをショート、ピンハイからのパーパットを外し4アンダーの山田と並んだ。 プレーオフになりそうな雰囲気を払拭したのが、最終ホールで...
2001/06/23国内女子

米山みどりが単独首位。2週連続優勝に王手

フリスキー大阪女子オープン2日目。先週のアピタ・サークルKで今シーズン1勝目を上げた米山みどりが、優勝した余裕なのか”攻めのゴルフ”でスコアを1つ伸ばし4アンダーで単独首位に立った。 「今日は無理しなくてもいい所で無理したような気がする。逃げなかっただけいいと思います。後半の方がショットがよくついたんですが、そんなに前半も悪いゴルフじゃないんですけど無理をしてる分ボギーに繋がったと思います」 前半の5、6番ホールは無理をして連続ボギーとなったが、後半は2つのパー5できっちりバーディを奪うなどスコアを伸ばして来た。「先週のようにプレーできれば、それでいいと思います」 1打差の3アンダー2位には...
2001/06/22国内女子

村井真由美が首位。2位には米山みどりが連勝を狙う。

初日トップに立ったのはショットが好調の村井真由美。7バーディ、2ボギーで5アンダー、2位に2打差をつけて飛び出した。 「今日はショットがつきましたし、パターがひと転がりで入った、という感じです。ディボットにも入りかけて入らなかったとか、ツイてましたね。これだけバーディが出ると気持ちいいですね。久しぶりですもんね。」 そして、2打差の単独2位には、先週アピタ・サークルK・サンクスレディスで優勝した米山みどりが続いている。連続ボギーからスタートした米山だが、その後はバーディを重ね終盤4ホールでは3バーディでのフィニッシュとなり3アンダーまで伸ばした。 「前半、フェアウェイからのショットがフライ...