1998/04/24国内女子

今季強し! 服部道子が3アンダー首位

去年もそうだったが、とくに今年の服部道子は強い。ボギーをひとつに抑えての3アンダー。 「昨日の段階から今日の雨はわかっていました。スコアも伸びないと思っていたから、タブルボギーとか大きなミスをしないゴルフを目指してプレーしました」と、冷静に判断。判断した通りのゴルフをきっちり実践したところがベテランというものだろう。先週よりボールがしっかりフェースに当たっているという。 西田智恵子は改名した。今年からは西田智慧子。「智恵のある子にということで付けてもらったのですが、それにしてはぜんぜん智恵がないじゃないのと言ったら、じゃ変えればと・・」 画数が悪いし、智恵は本当は智慧と書くのが正しいのだそうだ...
1997/11/27国内女子

さぁ最終戦。久保樹乃がまず首位

シーズン最終戦。そしてみんなが必死になる公式戦。まず初日のトップを走りだしたのは若い久保樹乃。昨年初優勝で自信をつけてはいるが、今季は可もなし不可もなしといったところ。ぜひもう1勝して昨年の勝利をフロックと言わせないようにしておきたい。 久保は5バーディ、2ボギー。「1番2番バーディで出たんですが、いつもその後で崩れてしまいます。今日は最初のバーディがないつもりで、パーをとろうと頑張りました」と久保。 メジャーの4日間競技になると「お酒飲んでるわけでも、タバコ吸ってるわけでもないのに手が震えてしまうんです」とか。 どうしたら震えがなおるのか、悩んでいる。お酒でも飲んでみようか、とも考えた。なん...
1997/11/21国内女子

芳賀ゆきよ、65をマークして首位

今季あまり活躍の場のなかった芳賀ゆきよが、ボギーなし、7バーディという完璧なゴルフで首位。「のこり2試合、シードへのプレッシャー、あります」という芳賀だが、4連続バーディをふくむ快進撃だった。もちろん自己ベストスコア。 「前期の終了ごろからプレッシャーが出始めてきました。調子も良くなかったし、技術とメンタルがかみ合っていなかったみたいで・・」という。現在ランキング51位。確かに微妙なところにいる。 塩谷育代が不死鳥のようにまた頑張っている。シーズン後半は、浮かびかかってはまた沈むパターンでもがいている。今日は5バーディ、1ボギー。 「あと2試合です。とにかくゲームを楽しんでんいくしかないです。...
1997/10/23国内女子

野呂、山崎、不動など5人が首位タイ

こういう展開も珍しい。3アンダー、69で5人が首位に並んだ。確率的には不思議ではないのだが、現実にはなかなか見られないケース。 野呂奈津子は4バーディ、1ボギー。 「調子はボチボチ。先週の高須(愛子)さんの優勝が刺激になりました。いまいち突っ込みが足りなくて友人からは歯がゆいって言われるし、いつもハッパをかけられてます」と野呂。そりゃそうだ。高須が勝つのなら、なんで野呂が勝てない! 今年1勝をあげた山崎千佳代も4バーディ、1ボキー。 「最近の調子からしたらほぼ完璧でした。ショットが良くて、ほぼバーディチャンスに寄ってくれたし・・ホント、良かったです。欲張らず、リズムよくラウンドしたいですね」 ...
1998/03/20国内女子

初日トップは服部道子。4アンダーのスタート!

昨年の優勝は山崎千佳代だったこの試合。今年は服部道子がまずトップを走りだした。緒戦は外国選手で2週目はベテラン選手というパターンができてしまった? なかなかアンダーの出ないこのトーナメント、35-33の68はすごい。 服部は6バーディ、2ボギー。「そんなに雨は気になりませんでした。ショットもパットも良かったけど、運にも恵まれていたと思います」と服部。 昨年は2勝。内心、期するものがある。「福嶋さんより私のほうが年齢やゴルフ歴は上ですけど、強さは向こうのほうが上。なんとか平均ストロークとかパットとか、トップの人に付いていけるようにと思っているんです」 「もう若くはない」という。なんとか現在の体力...
1997/06/19国内女子

双生児プロ、本山恵子が初日トップ

「ツアーに出場したのは昨年のミヤギTV杯以来」という本山恵子がインで3連続バーディなど69をマークしてトップ。「ツアーで69は初めてです。裕子はよく出しますけど」とジョーク。本山裕子とは一卵性の双生児。 「今度予選落ちしたら承知しないわよ」と妹に言われた。「裕子がシード権とったんだから、お前も足りない部分を補えばシード選手になれるぞ」と父にプラス思考の励ましを与えられた。18歳のとき父から裕子は7番、恵子は6番アイアンを与えられてゴルフを始めたのだという。 1打差にはベテラン吉川なよ子。更に1打差には高又順、高村亜紀などぞろぞろ並んでいる。明日も頑張ろう。「姉と一緒に最終組で回るのが父もふくめ...
1997/06/12国内女子

新人、山名悠喜が66で初日首位

昨年プロテストに合格したばかりのルーキー、山名悠喜が5バーディ、1イーグルの66。ボギーは1つだけという新人らしからぬ内容でホールアウト。 「ゴルフを始めたのは18歳から。それまでスポーツにもゴルフにも興味はなかった」という異色。葛城で6年間修行し、6回目でプロ合格。「ステップアップツアーで優勝を逃がしたのが悔しくて」今回は絶対に優勝しようと誓っているのだとか。こうでなくっちゃ。水戸市出身。高校は「進学校の」水戸第二高校。29歳。 1打差には木村敏美。上がり4ホールを連続バーディとしてインは32。「積極的に狙っていくゴルフではなくなって...年でしょうか。まだ29歳なんですけど、ゴルフも年とと...
1998/06/25国内女子

黄玉珍、好調持続。野呂奈津子も首位タイ

選手たちがここをひそかなターゲットとして調整してきている4日間の公式戦、日本女子オープン。ふつうの試合とはちょっと雰囲気が違ってくる。昨年はベテラン岡本綾子が大復活をとげたが、やはり4日間という長丁場の戦い方を知っているベテランがかなり有利なことは事実。過去5年の勝者を列挙してみても岡本綾子、服部道子、塩谷育代、高村亜紀、岡本綾子。今年も実力派と見なされている選手たちが顔を出してくる可能性大だろう。 さて初日の首位をキープしたのは野呂奈津子と黄玉珍。黄玉珍はもちろん先週の勝者で「もちろん来週も優勝を狙う」と明言していた選手。それだけ体力・気力の充実を感じている。また野呂奈津子は今季勝ち星がまだ...
1998/05/22国内女子

高村亜紀など4人が首位タイ

女子ツアーは福岡県から愛知県に移動。春日井CCで開催される中京テレビ・ブリヂストンレディス。昨年は高村亜紀と黄璧洵が一騎討ちの末、高村の勝利となった。 その高村亜紀、コースとの相性なのか、それともディフェンディングチャンピオンの自信か、4バーディ、1ボギーの69として首位。「ここのグリーンはイメージが合っている。あまり悩まずゆとりをもってパッティングできる」と高村。 30度近い夏のような暑さにはこたえたらしいが「ゴルフの調子はともかく、初日トップに立ててホッとした感じです」 島袋美幸はアウトで4バーディ。しかしインでは1バーディ、2ボギー。シーズン初めに右足のねんざで2カ月を休んでいた。「それ...
1999/11/19国内女子

好調・中野。久しぶり・松沢知加子も

女子競技は残り2試合。エリエールレディスオープンがはじまった。舞台はパー72、6352ヤードのエリエールGC松山コース。初日首位に立ったのは4アンダーの中野 晶と松沢知加子。1打差3位には具玉姫・大場美智恵・川波由利ら。先週初優勝を決めた不動裕理は服部道子と同位の2アンダー8位といい位置につけている。賞金ランク1位の村口史子は1アンダー13位。 5バーディ、1ボギーとした中野晶は惜しくも2勝目を逃したが、ミズノクラシック、伊藤園レディスと2週続けてあと一歩の2位。先週、先々週に引き続き集中力と、いい調子を維持しているという。「自分の中でショットが安定しているのがわかります。賞金女王はムリでもも...
1999/11/05国内女子

上位にはLPGA経験者が勢ぞろい

米LPGA選手が大挙して出場しているこの試合、やはり上位にはズラリと米LPGA選手、そして米LPGA経験選手が顔をそろえた。国内の試合とはいえ、なにか雰囲気が違うのだろうか。 今年のミズノクラシックには日本LPGAから36人、米LPGAからは日本を上回る43人の選手が参加している。7アンダー米国のC.マッカーディが初日、2位以下に2打差をつけた。続くは韓国の高又順、R.ヘザリントン。日本選手はコークと並ぶ4位に、4アンダーの平瀬真由美が食い込んだ。 7バーディ、ボギーなしとしたC.マッカーディ。出だしの1・2番ホールは緊張のため固くなっていたが、体もほぐれた3番ホールからは7メートル、4番は5...
1998/10/23国内女子

まず服部道子リード。福嶋晃子も好位置!

今年から3日間競技となった樋口久子・紀文クラシック。コースはR.T.ジョーンズ設計で昨年オープンしたばかりだ。選手たちにとっては始めての挑戦となる。 初日をまずリードしたのは現時点での賞金レーストップ、服部道子。ボギーなしの4バーディ。「今日はラッキーでした。1番でパーセーブ(1パット)できたのが大きかったです。いい流れになりました。悪いショットもあったんですが、悪いショットが2回続かなかったんで、ボギーにならずにすみました」 この新コースはある程度ショットが良くないと通用しないという。「いったんミスすると池やバンカーがどんどん難しくなる。そういう意味で難しいですね。逃げればハマる。狙えばなん...
1998/10/08国内女子

首位は木村敏美、ノイマンは大きく出遅れ!

昨年はリサロッテ・ノイマンが本場もののプレーをみせて優勝。しかし今年の初日は絶不調。なんと41-39の80叩きをしてしまった。またL.デービースも同様で、こちらは81。どうしたのだろう。 首位を走りだしたのは木村敏美だ。「ずーっとバーディがなくて、欲しいなと思っていたら12番でチップインか。それから気分よくプレーできました。」 気分いいわけで、3連続バーディと1イーグルが続いた。 2位は「先週はみなさんより1日早く休ませていただきましたから」という城戸富貴。ゆっくり休養をとり、温泉にも入った。実は腰に違和感があったという。しかし休養開けの今週は好調。 具玉姫と服部道子がそろって好位置をキープし...
1998/09/10国内女子

肥後かおり、森口祐子が初日リード

全選手がターゲットとしている公式戦、日本女子プロ選手権。初日をリードしたのは肥後かおりと森口祐子の2人。なぜかこうしたビッグタイトルになると「それらしい選手」が上がってくる。 肥後はここ2週、調子を上げており、そろそろ優勝が欲しいところだ。しかし本人の見方は違う。「調子はよくないんです。先週も2アンダーが出たんですが、自分としては予選落ちかというような内容でした」 ともあれトップでのスタート。「3日目が終わっていい所にいないと話にならないですよね。でも、いいスコアが出せたのは嬉しいです。他のトーナメントとは違いますから」 森口も94年以来勝利がない。実は去年の女子プロ選手権でも森口は初日トップ...
1999/06/24国内女子

初日は村井真由美がダントツ首位

初日は村井真由美が6アンダー66をマークしてトップに躍り出た。2位の野呂奈津子・川波由利に4打の差をつけ独走状態。高村博美・久保樹乃らアマチュアを2人含む4位グループには8人が並んだ。 難コースに加え悪天候だった初日になんと66のスコアをマークした村井真由美。「偶然です。でもラッキーです」それ以外はいいようがないという。5番ホールの85ヤードをSWでチップインでイーグル、14番からの3連続バーディを沈めてトータル6バーディ、ダブルボギーがあったものの他を大きく引き離した。 4つのロングホールだけで4アンダー。「パー5はフェアウェイにいってくれるような攻め方をしたつもりですが」 パープレーで回る...
1999/06/18国内女子

おっと! 今週も肥後かおり

岐阜県で行われた、アピタ・サークル・Kは今年からの新規開催競技だ。初日は肥後かおりが4アンダートップ。2位に鈴木香織。2アンダー3位は岡本綾子・村井真由美・山岡明美・井上真由美がいる。 先週のサントリーレディスを優勝した肥後かおり。4バーディ、ボギーなしで68をマークし、いい波に乗っている。本人は「先週より今週の方が調子がいい」といっているからこのまま他を引き離して逃げ切り、ということもあるかもしれない。前回は首位を3日間通し抜いたが「2週連続Vの色気を出すより、明日まではショットのたて直しが先決。色気はその後」と。今回はどのような展開になるのか。 この日の肥後は、バーディをすべて1ピン以内に...
1999/06/04国内女子

高村博美、大爆発の7アンダー

曇り空の中行われたリゾートトラストレディス。7アンダーで単独トップに立ったのは高村博美。3打差をつけられ米山みどり・坂上晴美・野呂奈津子が2位グループ。 8バーディを決めた高村博美は65をマークした。アウトからスタート、前半2ホール目でボギーとしたものの、4・5番ホールを連続バーディ。そこからいい波に乗った。インに入ってからは11から14番ホールまでの4連続バーディを沈めた。ショットが冴え、打ってはピンに絡むの繰り返しだった。「入ったというより、ショットがくっついて自分でも気持ち悪かったです」 「今シーズン、あんまり悪かったので引退かな。なんて思っていました」先週は久ぶりにベテランの安井純子が...
1998/08/06国内女子

松沢知加子ら3人が3アンダー首位!

8月6日から4日間の日程で開催のミズノレディースゴルフトーナメント。今年から4日間競技となったものだが。この暑い中、いかに体力と集中力を維持できるかが勝負の分かれ目になると予想されていた。しかし初日は意外な(?)雷雨による中断。木曜へのサスペンデットかと思われたが午後7時35分、かろうじて全組がホールアウトした。 中断前、一時は入江由香がスコアを伸ばしたものの最終的には7バーディ、4ボギーと荒れて3アンダー。我妻こずえ、松沢知加子も3アンダーとしている。 松沢知加子はイーグル入りの69。60台のスコアは今年初めてだ。「グリーンは読むと入りません」という。私生活では「あまりガマンをしない方」だが...
1998/07/31国内女子

首位・石黒裕季子。福嶋晃子は1差2位!

コースは岐阜県、みずなみカントリー倶楽部。6449ヤード、パー72。例年なら暑さが厳しいシーズンだが、今年は30度にも達しない曇天模様だった。昨年の優勝者福嶋晃子が今年もまた出だし好調。3アンダーとして2位グループで発進している。 福嶋はアウトを4バーディ、ノーボギー。インではボギー先行でオーバーしてしまったが、トータル69。久しぶりに快調なスタートだ。「去年に比べたら今日の暑さなんてぜんぜん楽。今年はラッキーですね」 暑さには決して強くないアッコなのだ。 ドライバーが曲がる。曲がるから振らない。だから飛ばない。しかしパットの調子は良くなってきており、そのぶんアイアンが楽になっているのだという...
2001/06/15国内女子

小野香子が頚椎ヘルニアを克服し首位に立った。

初日トップに立ったのは首を痛め、約1ヵ月ぶりの試合復帰となった小野香子。「今日は痛みという痛みはなかったんですけど、雨ということもあって重い感じがしました」 「今日はボギーを打ちそうなピンチがあったんですけど、1ピンくらいのパットが2、3度入ったのが大きかったです」小野は4バーディ、ノーボギーで2位に1打差の単独首位になった。 3アンダーの単独2位には大城あかね。4バーディ、1ボギーで最終18番ホールを迎えた大城は、約38ヤードのバーディパットを残したが、2パットで凌いだ。 首位の小野から2打差の3位には大場美智恵、高村亜紀といった今シーズン2勝している2人が入っている。先週行われたサントリー...