2001/06/07国内女子

小俣奈三香が7アンダーで飛び出した。

初日トップに立ったのはプロ入り2年目の小俣奈三香。7アンダーで2位以下に4打差をつけて飛び出した。 「今日はパーオンを逃したホールはありませんでした。7アンダーは上がってビックリ、という感じです。やっている内は集中していたんで、一打一打と思ってやりました」これまでのベストスコアは試合で67、プライベートで66という小俣は初めて65をマークした。 父親がコーチという環境で育った小俣は、昨年米国の2部ツアー(フューチャーズ)に出場していた。そしてコーチ役の父親は現在、自信のシニアプロテストのため渡米中で、代わりに兄がキャディとして付き添っている。4日間と長い試合だが、このまま一気にスコアを伸ばす...
1996/11/10国内女子

デービース、ダメ押し66で完全優勝!

こうなるかも知れないな、と思った通りの完全独走優勝。68・65・66とスコアを揃えられては、もうなんとも言いようがない。強い。 「18番の30フィートのパットが今週の調子のよさを象徴しているみたいね」と気分爽快。「このコースはドライバーを使えるホールが多くて広い感じがする。使わなかったのは3ホールだけだし」「ハーフターンで優勝を確信しました。これじゃテレビ放映がつまらなくなるかな。それだったらもっとスコアを伸ばしてやろうと頑張ったんだけど」 まいど身びいきながら当社のカレンダーモデルとしてもおなじみの、ビッキー・ゲッツは少し頑張って16位。まだしばらく日本で試合をします。...
2000/09/07国内女子

さぁ公式戦。4日間の長丁場だ

舞台は福島県、リベラルヒルズ。選手たちにとってズッシリ重いタイトルの日本女子プロが始まった。賞金総額も7000万円と大きいが、もちろん選手たちにとってはタイトルに付随してくるオマケのようなものでしかない。 さて雨の初日をリードしたのは3アンダー金沢鈴華、天沼知恵子、表 純子の3人。ちょっと新鮮な顔ぶれだが、すぐ下の4位グループには今季元気な藤野オリエ、そして去年の単独2位・米山みどり。更に1打差には塩谷育代、高村亜紀、島袋美幸、那須美根子と手ごわそうな連中が並んだ。先週嬉しい優勝を飾った平瀬真由美、負けて悔しい橋本愛子、本命No1の不動裕理なども好位置につけている。まだまだ先の長い4日間トーナ...
2000/05/04国内女子

新井敬子が首位。ウェブは3位タイ

初日をリードしたのは、3アンダー新井敬子。トータル2位には那須美根子。K.ウェブ、岡本綾子、吉川なよ子ら6人が3位に並んでいる。 アマチュアの成田いづみが米山みどりらと共に1オーバー15位タイと頑張りをみせている。韓国のスパースター、朴セリは2オーバー25位タイ。今季まだ、上位争いに顔を出していない村口史子は5オーバー72位からのスタートとした。東尾理子は37位タイからのまずまずの発進。 5バーディ、4ボギーとしたK.ウェブは「グリーンが早くて難しかったので、手前につけなくてはと思ったのがショートしてしまう結果に・・・。でも風が吹いているわりには満足のいくスコアだった」 今日の午後スタートの選...
2000/04/28国内女子

木村・武田がトップタイ

JLPGAツアー第5戦目となるカトキチクイーンズ。首位は木村敏美と武田久子の中堅組み。アンダーパーが少ない中、後続に2打差をつけてのいいスタートを切れた。3位には1アンダー入江由香。服部道子・中野晶・鬼沢信子ら5人は4位グループ。 今日の風はよく向きを変えて、選手達を悩ませた。「アゲンストだと思ったらフォローになったり。難しかったです」とは木村敏美だ。それでも、4バーディ、1ボギーとしたが、実は風邪気味。「体調が万全でなかったので、無理しないように心掛けていたのがよかったのかな」 かえって力まなかったのが良いほうへ転んだ。 今年からボールとドライバーを変えている。ボールにはだいぶなれてきた。ド...
2000/04/21国内女子

ベテラン安井純子リード。2位に藤井かすみ。

昨年の大会は、悪天候のため36ホールに短縮。若手が脱落していく中、ベテラン具玉姫が勝利をおさめた。今年の那須小川レディスもまた、初日から雨にたたられた。 初日首位に立ったのは、安井純子。昨年廣済堂レディスで復活劇を遂げた大ベテランだ。しかし昨年は予選落ちを喫したこのコース。今日は7バーディ、1ボギーの66をマークした。5アンダー藤井かすみが追走。3位には大城あかね・中野晶ら4人が2打差の位置につけている。 「ドライバー、アイアンがスタンスしたところに振れたおかげ」とショットが好調の安井純子。先週は風邪のため1R終了後に棄権した。それから4日間点滴を打ってもらっていたというが、プロ生活初めてのこ...
2000/06/22国内女子

藤井かすみ・芳賀ゆきよが70で首位タイ

2000年最初の女子メジャーが開幕した。今季からは、研修生らプロを目指すものに対して門戸が開かれた。昨年の最終プロテスト受験者にも予選会からの出場資格を与え、片山晋呉の妹・真理ら12人が通過し女子プロゴルファー日本一決定戦に参戦する。 初日首位としたのは、芳賀ゆきよ・藤井かすみの2人。アンダーで回ったのは3人だけだったが、1アンダー3位にはアマチュアながら古閑美保が健闘を見せている。森まゆみ・久保樹乃・中島千尋・島袋美幸が4位に並んだ。中野晶と出場3連勝を狙う不動裕理は1オーバー8位とまずまずのスタート。 「今日はショットが良くて、バーディチャンスが結構ありました」と藤井かすみ。ティショットの...
2000/06/16国内女子

いきなり4打差、金萬壽トップ

2年目となるアピタ・サークルK・サンクス レディス。初日から66をマークして、単独首位に立ったのは韓国の金萬壽。2位には、河野ハルミ・黄玉珍が2アンダーでつけている。2位と一打差4位に不動裕理・米山みどりを含む7人が並んだ。先週優勝の中野 晶は1オーバー17位タイとまずまずの位置。 6バーディ、ボギーなしで66をマークした金萬壽は先週休みを取り、リフレッシュして今大会に臨んだ。「久しぶりの休みでした。今日はショットはまあまあだったんですが、リズムが良かった」 66はトーナメントで、自身初めて。「芝目が読みにくくて難しかった」というものの、自分の読んだ通りに打てて行くことができた結果、後半は9パ...
2000/10/13国内女子

初日は高又順。山田、大城など追走

富士通レディースが今年も、東急セブンハンドレッドクラブで開幕した。初日は韓国の高又順が5アンダーとして2位に2打差をつけての単独首位に立った。3アンダー2位には山田かよ。大城あかねが2アンダー3位。ディフェンディングチャンピオン服部道子は中野晶・肥後かおりらと並んで11人の4位グループにつけている。 アウトからスタートした高又順は、1番ホールをバーディで好調な滑りだしとした。暑いのが苦手で秋口から調子があがってくるという本人の言葉どおり、初日単独首位の座をキープした。5バーディ、ボギーなし。「前半がすごく良くってノーボギーで行こうと思っていました。寒いくらいのほうが、リズムもよくなるしね。プ...
2000/09/29国内女子

好スコア続出。首位は大城あかね

年一度の大阪開催競技のフリスキー大阪女子オープン、初日首位に立ったのは65をマークした大城あかね。後を追うのは芳賀ゆきよのみ。他はさらに2打差離された4アンダー。その3位グループには中野 晶・安井純子・村口史子ら4人。先週プレーオフで破れた藤野オリエは不動裕理と共に7位に並んだ。東尾理子は3オーバー60位につけている。 8バーディ、1ボギーの大城あかねは練習でもなかった自己ベストの65を叩き出した。同組でラウンドした不動裕理、片野志保らがじっくりラインを見て、いいリズムで回っているのに感心し、自分でも“間”を大切にプレーした。「若いのに自分のゴルフがしっかりしてるなと思ったし、自分にもプラスに...
2000/09/22国内女子

初日首位は高村亜紀、金愛淑

ミヤギTV杯ダンロップ初日、首位に立ったのは70で回った金愛淑と高村亜紀。1アンダー3位には藤井かすみ、平瀬真由美、昨年優勝した具玉姫ら5人が並んでいる。 先週は休養にあてリフレッシュした金愛淑は5バーディ、2ボギー。しかし抱えている腰痛はよくなっていない。「今もあまりよい状態ではないけど、かばいながらのプレーが返ってよかったのかもしれません。技術的には以前と変わっていませんから」 そんな状況での70だけに満足しているという。 「今日は17番以外は上手く行きましたね。ショットもとてもいいです」とバーディスタートで16番まではボギーなしの好調な滑りだしとした高村亜紀だったが、17番でダブルボギー...
2001/03/02国内女子

女子ツアー開幕!初日トップは昨年と同じく藤野オリエ。2年連続の完全優勝なるか。

いよいよ女子ツアーが始まった。舞台は沖縄県琉球GC。初日トップに立ったのは、昨年とおなじ藤野オリエだった。 4アンダー単独トップに立った藤野は「ボギーがないのが一番うれしい。良い成績だと自信にもなる。高麗のグリーンが合っているかもしれない」と分析し、「昨年よりうまくなっているとは思わない。やっぱり(コースとの)相性がいいのかな」と話した。2年連続優勝に向け最高の滑り出しを見せた。 3アンダーの2位には吉川なよ子、森口祐子などベテラン勢が奮起。森口は13番パー3でホールインワンを出した。「新年、新世紀初めてでうれしかった」と縁起の良さに満足している。 同じく2位には山中恵、山崎千佳代の2人が並ん...
2001/04/13国内女子

東尾が1アンダーでトップ。肥後、中野ら上位常連組みも同じく1アンダーで並んでいる。

熊本空港カントリークラブで行われている再春館レディース火の国オープン。初日トップにたったのは、1アンダーの東尾理子、川波由利、肥後かおり、中野晶の4人。4バーディ3ボギーの東尾は「もっともっと打ってもおかしくなったので満足しています。今日は自分自身に課題とか設定していなかったので、パーでしのいでアンダーで上がれたのでうれしかったです」先週は予選通過したものの、スコアを伸ばせなかったが、「あさって(最終日)に楽しむために明日は大切にいきたいです」初優勝の期待もかかる。 東尾と同じく1アンダーの中野晶は「今日は久しぶりにグリーンにたくさん乗った方でした。このコースは今年で6回目なのですが、あまり得...
2000/06/08国内女子

まず山崎千佳代、7アンダー突出

4日間競技、We Love KOBE サントリーレディスがジャパンメモリアルGCで開催された。初日は山崎千佳代が2位に2ストロークの差をつけてリードしている。木村敏美・載玉娟が5アンダー2位に並んだ。久しぶりに村口史子が2アンダー9位といい位置からの発進。昨年のチャンピオン肥後かおりは2オーバー53位と出遅れ気味のスタートとなった。 1イーグル、6バーディ、1ボギーとした山崎千佳代。「今年一番みたいな素晴らしいグリーンだったので、気持ちよくプレーできました」 しかし唯一残念だったことがあるという。18番ホールのTVカメラにカバーが掛かっていたことだ。「いい選手はみんな午前スタート。やはり表舞台...
2000/09/01国内女子

豪華な顔ぶれが上位に並んだ

山梨県、富士桜CCでのフジサンケイレディス。風はちょっとあったものの気温は27度弱と暑くもなく、まずまずの天候に恵まれた。注目はこのところ不本意なゴルフの福嶋晃子だったが、初日はまずまずの2アンダースタート。明日以降でカナエの軽重を問われる感じだ。首位には中野晶、不動裕理、平瀬真由美と豪華な顔ぶれが並んだ。 中野 晶はきれいな3バーディの68。不動裕理は3連続入りの4バーディ、1ボギー。平瀬真由美は6バーディ、3ボギー。パターンはいろいろだったがトータル3アンダーでトップを分けた。3横綱(?)が明日どう戦うか、ちょっと面白い展開になっている。 福嶋晃子は5バーディと攻撃力は十分だったが、1...
1996/10/20国内女子

大城あかね、首位を守り抜く

前日からトップをキープしていたベテラン大城あかね。強い風のなか首位の座を守り通した。「この強風に6Wはいらない。かわりに3アイアンを入れてプレー」の判断が吉と出た。「18番は1打目をミスして、あとはなんとかボギーで上がろうと・・」思ったというが、しかし結果はきれいなパー。1打差で優勝を飾った。 追撃が期待された小林浩美は14番のダボが「痛かったですねー」であえなく失墜。また福嶋晃子は「こんな天気のときこそガマンしなきゃいけないのにボギーが多くて・・」5バーディ4ボギーといそがしいラウンドで2打足りなかった。...
1996/10/13国内女子

福嶋、プレーオフを制す

前日の首位2人が2位以下を完全に引き離して、マッチプレーの様相で最後まで戦い通した。「今日は一日、長かった」と元気な福嶋晃子も試合後に述懐。 「今日一日、がまんして集中。いいゴルフができた」と破れた元載淑もスッキリした表情。「プレーオフがロングホールから始まるのは、相手のほうが有利かもしれないが、でも飛ばしやには飛ばしやなりのプレッシャーがあるはず。だから自分自身に集中してロングのセカンドも7番できざんだ」と元。 しかしプレーオフ3ホール目。やはり決着はロングホールでついた。「このパットを外したら池に飛び込もうかと思った」という福嶋のボールがカップイン。長い一日が終わった。...
1996/08/11国内女子

福嶋晃子、大量リードで久々の勝利。岡本綾子は2位

前日ツアー新記録の63をマークした福嶋晃子が、最終日もがんばり通して10アンダーで優勝。「10番でショットを曲げてギャラリーのタオルの上、14番でもまたビニール袋の上。「またやったの?」と岡本さんに言われて大笑いしてしまいました。岡本さんには18番グリーンにあがるとき「おめでとう」と言われて、つい泣いてしまって・・」 「私なりに今日はよかったけど」2位にとどまったのは岡本綾子。「63を出す爆発力をもってるんだし、今後もこういう勝ち方をしていけば、彼女の時代がくるんじゃないですか」と脱帽。...
1996/08/04国内女子

岡本綾子は後退。李英美が大逆転の勝利。

この日も34度近い猛暑の中、独走態勢かと思われた岡本綾子はインに入って3ボギー。更に最終ホールでダボとして大きく後退。「本当にきょうは最低」のプレーとなってしまった。「もうラッキーっ」だったのは首位から6打差でスタートした李英美。2番ロングでセカンドの4Wを乗せていきなりイーグル。その貯金を最後まで保った形で優勝にもちこんだ。「優勝しようという気持ちで優勝したんではなく、ほんとうにタナボタ。プレッシャーもなにもなかったし」この勝利で賞金ランキングも9位。暑さもふっとぶ大逆転となった。...
1996/07/28国内女子

入江由香、プレーオフを制して優勝

このまま走り続けるかと思われた入江由香が、大詰め17番でバッフィのティショットを大きく曲げてダボ。18番でもセカンドをトップさせてグリーンオーバーのボギー。68で追い込んだ強敵マクグァイヤに追いつかれた。しかし初めて経験するプレーオフ、入江は自信をもって競り勝ち、2勝目をあげた。「ドタバタ勝つのは、これを最後にしたい」という入江。マクグァイヤは「まさかプレーオフになるとは思っていなかった。入江はそろそろ勝ってもいいころだった」と冷静。...