1996/07/21国内女子

前田すず子、もつれて1打差の優勝

独走態勢だった前田すず子が1バーディ5ボギーと大きく崩れて「苦しい展開だった」ラウンド。しかし追う福嶋晃子もバーディとボギーが交互に出るプレーで「もうイライラ。チャンスはいっぱいあったのに、とにかくくやしい」1打差。 追いつくことができなかった。 前田の優勝は2年ぶり。「初日から首位をキープしての優勝って、ほんとうに辛いことが身にしみてわかった。優勝するって、大変ですね」としみじみ。...
1996/07/14国内女子

橋本愛子、プレーオフで福嶋晃子を下して優勝

「追いつくとは思っていなかった」福嶋晃子が橋本に追いついて、7アンダー同士のプレーオフ。勝利は橋本の手にわたり、賞金ランキングトップ。「優勝は嬉しいけど、あまりの暑さに涙どころじゃなかった」「賞金トップになったけど、来週は休みだから、また抜かれますね」 「休みのあいだは、ショッピングを楽しみたい。久しぶりにゆっくりします。でもいっぱい買い物したいものがあるし、それにはやはり賞金女王にならないと・・・」となにやら複雑。...
1997/06/26国内女子

上田友子、パープレーで首位に立つ

ステップアップツアーで2勝とはいえ昨年のランキング66位。ほとんど無名といっていい上田友子が単独首位。「メンテナンスがしっかりしてるし、グリーンがすごく速くて、返しのパットが残ってしまう。イヤラシイですね」と上田。 女子プロにとっての最高峰・日本女子オープンの舞台、東広野GCはたっぷり難易度アップ。アンダーパーなら優勝いう前評判だったが、この試合に照準を当てて練習してきた選手たちも深いラフに苦しみ抜いた。 「やっぱり女子オープンは気分的にも違いますね」という塩谷育代。ボギーとバーディが交代でやってくるラウンドだったが、なんとか1オーバーにまとめた。「先週のコースもラフが深かったから、練習になり...
1997/06/06国内女子

ベテラン安井が首位。福嶋が好位置

首位はベテラン安井純子。ノーボギーの5バーディ。「今年初めてのいいラウンドでした」とか。「島田先生(幸作プロ)が来られると聞いていたので、どこにいてはるか探したんですけど...」という安井。もちろん島田プロは宝塚で修行していたときからの師匠。「緊張しました」 「長い一日でした」というのは福嶋晃子。4バーディ、1ボギーの70。初日からのこうした好位置は久しぶりの感じがする。「毎週、勝ちたいと思っているんですけど、調子がイマイチ....ツキもあるんでしょうけど。ショットもパットも今年は去年よりずっといいです」 確かにそろそろ勝ってもいいころだ。...
1997/05/30国内女子

首位・高又順。井上陽子が1打差で追う

首位は高又順。この人は今シーズン、実に強い。緒戦のダイキンオーキッド、4月の那須小川とすでに2勝。しかし「賞金女王よりも、(女子)オープンとか(女子プロ)選手権というタイトルがほしい」のだとか。 1打差で頑張っている井上陽子は6バーディ、ノーボギーの内容。「いままでガツガツ打っていたんですが、それじゃスコアにならない。ボギーを打たないように...と心がけてプレーして」結果的にうまくいった。1994年のプロ入り。昨年は明乳カップ優勝。期待の25歳だ。 なお初日3位の今堀りつは14番(157ヤード)でホールインワン。使用クラブは7番。今週から「飛ぶクラブに変えた」結果がすぐ出た。クラブを変えた理由...
1997/05/23国内女子

黄璧洵が首位、2位に浜田光子

首位は黄璧洵。アウト、インともにバーディ3つずつの66。「開幕から3試合予選落ちで悩んでいたんですが..。これでとりあえず予選は通れると思います(笑)」。 浜田光子は33.34の67。「ドライバーも悪いしアイアンも切れが悪いし嫌なスタートだったんですけど」なぜかいきなり3連続バーディ。「明日は天気が悪いらしいから、稼げるときに稼いでおかないとね」 服部道子、岡本綾子の名前も上位に来ている。「地元だし、応援してくれる人がおおいから頑張ります」と服部。...
1997/05/16国内女子

高村亜紀「完璧ゴルフ」で単独首位

「完璧なゴルフでした。コーライはあまり得意ではないんですが、このグリーンは自分にあっています。ふつうのコーライよりラインが出しやすいんです」と高村亜紀。今季はあまり好調とは言えなかったが先週を休んでスウィングチェック。アウトは2バーディ。インに入ってから12番でバーディ。そして15番からショットも冴えて上がり4ホール連続バーディ。「熊本から応援団が10人くらい来てるんです」とか。まぁ地元といってもいい。大器・高村、そろそろやってもいいころだ。 池渕富子は高村とは逆にインで4つのバーディを稼いだ。インでも1つ。5アンダーで単独2位。「ノーボギーなんて何年ぶりかわかりません。コーライは苦手なんで、...
1997/05/08国内女子

風に翻弄。アンダーパー皆無で台湾勢が上位

風速11メートル近い強風に翻弄されて、のきなみスコアを崩した。女子にとっては辛過ぎたのだろうか。90以上叩いた選手がゴロゴロいる。その中でやはり風に強いのが台湾出身のプロ。「風のある方が欲がなく淡々とやれて良かったのかも」と鄭美琦。1バーディ、1ボギーの他はスコアカード通りのラウンド。 注目のローラ・デービースは40・41とメロメロ。「こんな風の中のゴルフは辛い。グリーン上でボールが動いてしまうことが何回もあったし..。こんな風は初めて」とボギーボロボロ、ダブルボギーもコロコロ。「明日はいい天気の中でプレーしたいわ」とローラ。...
1997/05/02国内女子

西田、元載淑ともに6アンダー首位。木村敏美が1打差

昨年は安定したプレーでランキング19位の西田智恵子が、出だし1番の3打目をザックリでボギー。しかしこのミスを除いてはほぼ完璧なゴルフ、7バーディを奪って66を叩き出した。「アンジュレーションのあるグリーンを読んで狙うのが好き。読み切ったときの嬉しさがいい」とか。 韓国の元載淑も出だしでボギー。あとは7バーディでやはり6アンダー。「自分の中で、行けそうで行けない気持ちがある。いい意味で高さん(高又順)に付いていけるよう頑張りたい」とちょっと複雑。 しかしもちろん2週連続の韓国プロ優勝を狙っている。男子も先週はほんとに久しぶりの日本優勝だったから。...
1997/04/25国内女子

戴玉娟首位。前田、塩谷ら3人が僅差で追う

まず戴玉娟。7バーディ、4ボギーという派手な内容で「ハーフ終了後、キャディにアドバイスしてもらってからパットが良くなった。初めてのキャディ(矢板CC研修生)だけどとても良いコンビネーション」とか。 塩谷育代は1番で「難しいフックラインだったけど思うように打てて気が楽に」なり、4つのバーディと2ボギー。「今週は気が充実しているからチャンスはあると思います」...
2001/04/27国内女子

2週連続!?大場美智恵が首位。同じく3アンダーにシンソーラと村田理恵が並んだ。

香川県の屋島カントリークラブで行われているカトキチクーンズの初日。首位に立ったのは先週の那須小川で優勝した大場美智恵とシンソーラ、村田理恵の3人。これまでシーズン1勝づつあげてきた大場が初の2週連続優勝に向け好スタートを切った。 「少ないチャンスを入れて、アプローチを寄せて、なんとかいいゴルフが出来たのでは・・・。先週の感じが続いてます」ティショットが安定していなかったが、アイアン、寄せでピンチを逃れノーボギーで初日のラウンドを終えた。 首位に1打差の2アンダーには、先々週のベルーナでツアー初優勝した藤井かすみ、不動裕理がつけている。初優勝の後、2週連続で予選落ちとなった藤井は「今週は気合を入...
2001/04/20国内女子

黄玉珍(台湾)が5アンダーで単独首位。島袋、大塚が2打差で追う。

那須小川ゴルフクラブで行われている那須小川レディス初日。単独トップに立ったのが日本ツアー7年目の黄玉珍。先週の再春館レディースは歯痛のため休み、東京で治療に専念したという黄は、6バーディ1ボギーで5アンダーとし、2位に2打差をつけている。 「今日はショットも良かったんですが、パットがとくに良かったです。短いのも長いのもよかった」という黄は、11番ホールで10メートル、12番ホールでは11メートルの長いバーディパットを決めた。 首位に2打差の2位には島袋美幸と大塚有理子が並んでいる。 先週の再春館レディースで優勝している肥後かおりは7オーバー、東尾理子は8オーバーと出遅れてしまった。...
2001/07/13国内女子

唯一のアンダーパーで金愛淑が単独トップ

初日は風の影響もあり、各選手スコアを伸ばせずアンダーパーで回ったのは金愛淑だけだった。3週間ぶりの試合に、感が戻らず苦しんだ選手も多い。 単独トップに立った金は「今日は全体的に風にまどわされないゴルフだったので、いいスコアになりなしたね。どうしてもグリーンに乗せようとか、こぼれると難しいとか考えずに、風を利用してグリーンオンさせようとしたのがうまくいった」 「勝ちにこだわるよりも、今はスコアに関係なくゴルフが楽しくなりましたね。年のせいかな(笑)。前みたいに苦しくなくなりましたね」金は5バ-ディを奪いご機嫌でインタビューに応えた。 イーブンパーは天沼知恵子と大城あかねの2人。4月のカトキチクイ...
1997/03/28国内女子

李英美、新井敬子、大城あかね、3人並走

トップから2打以内に11人がひしめく混戦模様。この日はアウト13パットの35と苦しみながらスコアをまとめた韓国の李英美、これまたインを13パットの2バーディ34とした大城あかね、そして5バーディ2ボギーのプロ5年目・新井敬子の3人がトップに並んだ。 「ノーボギーなんて初めて。いつ以来か思い出せない」という大城。「オーストラリアで2カ月間、脇を締めたスウィングの練習をして、風に負けない強い球が打てるようになった」という新井。そして「熊本(再春館)からパターも変えた。ドライバーもメタルミックスに替えた。合ってるみたい」という李。さて、明日はどうなるか。...
1999/10/29国内女子

健闘日本。しかしリードを許す

日本女子ツアー対アメリカ女子ツアーの戦いがスタートした。村口史子をキャプテンに据えた日本勢は15連敗阻止に燃えている。この大会は国内唯一の団体競技。今回は小林浩美・福嶋晃子が一時帰国し日本チームに加わっている。 初日の結果は6対戦中、1勝3敗2引き分け。トータル4対2で劣勢となっている。ポイントを挙げたのは福嶋晃子の組だけだった。左腕を虫にさされて重かったというが「今日は負けられないと思って頑張った。私は勝つつもりでいるから。もっと日本をチームを盛り上げていきたい」 同組でプレーした高村亜紀は「今日の調子はあまり良くなかったけど、頑張っている晃子ちゃんを見て心強くなり後半のチャンスもモノに出来...
1999/10/22国内女子

首位は城戸。服部も好スタート

第17回樋口久子・紀文クラシックが始まった。初日首位を奪ったのは5アンダーの城戸富貴。追いかけるのは1打差、服部道子・日吉久美子の2人。3アンダー4位には井上陽子・山岡明美が並ぶ。 アウトからスタートした城戸富貴はしょっぱなをボギー。そのせいか次ぎの2番では消極的になり「ビビったパッティング」をした。ところがそのパットが丁度よく、今日のグリーンは速いんだと気づいた。そこからは前半に2つのバーディでマイナス点を挽回し、後半は11番から2連続バーディを見せるなどしてトータル6バーディ、1ボギー。 「今日は超ラッキーだったんです!」 ついていたのは18番。セカンドショットを右の山に打ち込んでしまった...
2001/11/02国内女子

残ってよかった! A.ソレンスタムが初日から首位に立った

日米共同開催の女子ツアー第2戦「ミズノクラシック」が、埼玉県の武蔵丘ゴルフコースで開幕した。米ツアーは最終戦のツアー選手権まであと2試合となった。最後に賞金をあげようと40名もの選手が日本に乗り込んできた。 中でも、先週行われたシスコワールドレディースマッチプレーに優勝したA.ソレンスタムが、予定していた帰国を1週間延ばし、急遽出場することになった。そのソレンスタムが初日から6バーディ、ノーボギーでいきなり首位に立った。 スタートの1番ホールでバーディを奪ったソレンスタムだが、その後はパットが思うように決まらずパーを重ねた。しかし、先週の総成CCと比べて、グリーンにスピードが出ないと気づき、少...
2013/09/15日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

女子メジャーが雷で中止…変則プレーオフでイ・ボミが優勝

北海道恵庭市にある恵庭CCで開催されている「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」の最終日は、雷雲の影響で7時20分スタートの第1組がティオフする前に競技中断。雨も降り続き、3日目を終えた時点で54ホールを消化して競技成立していたため、そのまま11時に最終ラウンドの中止が決定した。 選手が待機していた会場のクラブハウスは、近くに雷が落ちた影響で9時半ごろから正午近くまで停電するほどの悪コンディションだった。 優勝は、3日目終了時点で首位タイに並んでいた比嘉真美子とイ・ボミ(韓国)2人のプレーオフ決着に。雷雲の通り過ぎた午後、16番(パー3)→15番(パー4)の繰り返しで計3ホールのストロークプ...
2012/12/09国内女子

PGAが3年ぶり勝利で2012年の“最強ツアー”に

◇国内ツアー対抗戦◇Hitachi 3Tours Championship◇平川カントリークラブ(千葉県)◇3596ヤード(JGTO)、3495ヤード(PGA)、3201ヤード(LPGA)=9ホール、パー36 国内男子(JGTO)、女子(LPGA)、シニア(PGA)のツアー対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」が9日(日)、千葉県の平川カントリークラブで行われ、PGAが19.5ポイントを獲得し、2009年大会以来3年ぶりの勝利を収めた。2位は18.5ポイントのJGTO。LPGAは16.0ポイントだった。 各チーム6選手が出場した2ステージにわたる団体戦はインコース9ホ...
2007/09/29日本女子オープンゴルフ選手権競技

諸見里しのぶ、初メジャー獲得へ3打差リードで最終日へ

「日本女子オープン」3日目、大会も決勝に入り、好天にも恵まれた北海道苫小牧市の樽前CCには、女子プロ達の熱戦を一目見ようと4,052人のギャラリーが訪れた。この日から、2サム1ウェイに変更されたフォーマット。最終組は6アンダーでトップに立つ諸見里しのぶと4打差で追いかける不動裕理というペアリングになった。 昨年のSANKYOレディスでツアー初優勝を飾った諸見里だが、今年はまだ勝利が無い。不動との直接対決にプレッシャーが掛かったが、5番パー4ではラフからのセカンドショットを、花道を転がしてピン横1mにつけバーディを奪うなど、落ち着いたゴルフを見せる。後半に入り、12番でボギーを叩いたものの、15...