2000/05/19国内女子

まず初日は三橋里衣がリード。

今年は長年の春日井CCから中京GCに場所を移しての開催となる中日テレビ・ブリヂストンレディス。新しい舞台だけにコース相性など予測の出来ない中、初日首位に来たのは4アンダー三橋里衣。ぴったりとくっついているのはの2位の肥後かおり。2打差3位には、安井純子・塩谷育代・松尾恵らベテランを含め総勢6人が控えた。イーブンパーとした不動裕理は9位タイ。 インスタートの三橋里衣は出だしをいきなりバーディ。4バーディ、ボギーなしと好調な滑り出しとした。この試合はウェイティングから繰り上げ出場。「今日はリズムとテンポが良かったです。パッパッパッとプレーをするようにして黙々と進んで行ったら結果が良かった。」 ラッ...
2000/05/12国内女子

69の藤井かすみ首位。東尾好調2位スタート。

福岡センチュリーゴルフ倶楽部にて行われた、新設大会ヴァーナルカップRKBレディース。初日はたった一人60台でホールアウトした藤井かすみ。2アンダー2位に不動裕理・高村亜紀・元載淑・東尾理子。イーブンパー6位には肥後かおり・平瀬真由美・岡本綾子ら8人が並んでいる。 インからスタートした藤井かすみは14番でボギーが先行、17番ショートホールではセカンドショットを外してダブルボギーと出だしはいまいちだったが、ダボのあと18番を見事に立てなおし上段2メートルのパットを沈めてバーディとした。後半は1番からの4連続のバーディを決めて6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーとした。 藤井かすみは「ここ数試合はこ...
2000/09/01国内女子

豪華な顔ぶれが上位に並んだ

山梨県、富士桜CCでのフジサンケイレディス。風はちょっとあったものの気温は27度弱と暑くもなく、まずまずの天候に恵まれた。注目はこのところ不本意なゴルフの福嶋晃子だったが、初日はまずまずの2アンダースタート。明日以降でカナエの軽重を問われる感じだ。首位には中野晶、不動裕理、平瀬真由美と豪華な顔ぶれが並んだ。 中野 晶はきれいな3バーディの68。不動裕理は3連続入りの4バーディ、1ボギー。平瀬真由美は6バーディ、3ボギー。パターンはいろいろだったがトータル3アンダーでトップを分けた。3横綱(?)が明日どう戦うか、ちょっと面白い展開になっている。 福嶋晃子は5バーディと攻撃力は十分だったが、1...
2000/06/08国内女子

まず山崎千佳代、7アンダー突出

4日間競技、We Love KOBE サントリーレディスがジャパンメモリアルGCで開催された。初日は山崎千佳代が2位に2ストロークの差をつけてリードしている。木村敏美・載玉娟が5アンダー2位に並んだ。久しぶりに村口史子が2アンダー9位といい位置からの発進。昨年のチャンピオン肥後かおりは2オーバー53位と出遅れ気味のスタートとなった。 1イーグル、6バーディ、1ボギーとした山崎千佳代。「今年一番みたいな素晴らしいグリーンだったので、気持ちよくプレーできました」 しかし唯一残念だったことがあるという。18番ホールのTVカメラにカバーが掛かっていたことだ。「いい選手はみんな午前スタート。やはり表舞台...
2000/06/02国内女子

ん? 不動裕理がいきなりトップ

7年ぶりにスプリングフィールドGCに戻ったリゾートトラストレディス。初日はここ2週ほどおとなしかった不動裕理が6アンダー単独首位。後続に3打の差をつけての独走状態を作った。まだ初日だが、今季2勝目を狙う。安井純子・肥後かおり・平瀬真由美にアマチュアの佐藤 丹美ら9人もの選手が団子状態でひしめきあっている。 6バーディ、ノーボギーとした不動裕理。「今日はピタッとつきました。後半はほとんど4~5メートルのパットだったんですけど、ラインが難しかったですね」 先生にアドバイスをもらってゆっくりとスウィングするようになったのが、いい結果を生んだ。おかげでブレが少なくなり最近5ヤードほど飛距離が伸びている...
2000/05/26国内女子

橋本愛子が68でトップ

千葉廣済堂CCで廣済堂レディスが始まった。晴天の中行われた初日、首位に立ったのは、68をマークした橋本愛子。一時ツアー撤退していたが昨年から本格復帰、前期の出場権利を獲得しての出場だ。1打差2位に藤沢美佐代・永田富佐子ら4人が続く。前週(BSレディス)のプレーオフで肥後に敗れた三橋里衣、他に城戸富貴ら7人が2アンダー6位グループにつけている。 安定したゴルフの不動裕理は1オーバー23位からまずますの発進。米山みどりは77として79位から。 「今日は、たまたまだと思います。こういうスコアが出そうな感じはあるが、上がりでダボを打ったりしちゃうし本当に久しぶりの60台なんです」とは橋本愛子。4バーデ...
2000/06/24日本女子オープンゴルフ選手権競技

そしてアンダーがいなくなった・・

雨の3日目。予想とおりスコアは伸び悩み、アンダーパーでプレーした選手はわずか2人。前日まで1アンダーだった肥後かおりもトータル2オーバーまでスコアを落としてしまった。しかし、それでも首位はしっかりキープ。 岡本綾子も大きく後退した。一気に名前と顔を売った土屋陽子も80を叩いて12位グループへ沈んだ。ここまで大健闘の古閑美保は井上景湖と並ばれてしまった。明日はローアマ争いが激しくなる。 肥後かおりもよく叩いた。出だしこそ2連続バーディは幸先よかったが、以後は13番まで5ボキー。15番で一つ取り戻して16番をボギー。結局3日目は75だ。 「最高のスタートだったのに今日はティショットが曲がった。曲...
2000/03/03国内女子

3月3日、女子ツアー開幕!

まだ風寒い3月だが、いよいよ女子ツアーが開幕した。舞台は南国・沖縄、琉球GC。オーキッド(ラン)を大会シンボルとした大会だ。 2000年ツアーの初日をリードしたのは藤野オリエ。ボギーなし、6バーディで18ホールを締めくくった。藤野といえば去年も元気のいいところを見せて1200万円を獲得、ランキングも45位に食い込んだ選手だ。名前を覚えているファンも多いと思う。 「調子がいいのか悪いのかわかりません。でも思い切ってやってみました。ベストスコアが出てびっくりしています」 シード権を確保したことで、心の余裕がうまれたという。シーズンオフ、懸案だったスライスを矯正するためにシャフトを換え、グリップもフ...
1999/11/05国内女子

上位にはLPGA経験者が勢ぞろい

米LPGA選手が大挙して出場しているこの試合、やはり上位にはズラリと米LPGA選手、そして米LPGA経験選手が顔をそろえた。国内の試合とはいえ、なにか雰囲気が違うのだろうか。 今年のミズノクラシックには日本LPGAから36人、米LPGAからは日本を上回る43人の選手が参加している。7アンダー米国のC.マッカーディが初日、2位以下に2打差をつけた。続くは韓国の高又順、R.ヘザリントン。日本選手はコークと並ぶ4位に、4アンダーの平瀬真由美が食い込んだ。 7バーディ、ボギーなしとしたC.マッカーディ。出だしの1・2番ホールは緊張のため固くなっていたが、体もほぐれた3番ホールからは7メートル、4番は5...
1999/03/19国内女子

またも新鋭・平尾名芳子がダントツリード

女子ツアー今季第2戦目は熊本空港CCで行われている再春館レディース。スタートダッシュをみせたのは去年の富士通レディスで名前を売った新鋭・平尾名芳子。2位に4打差をつけ独走状態での発進となった。原田香里、高村亜紀、韓国勢の5人が後につづく。昨年優勝の服部道子は初日を1オーバーで17位につけたが、プレーオフで一戦交えた具玉姫は76をたたき62位。 ホームグラウンドの平尾名芳子は、昨年のこの試合を32位、一昨年を39位と健闘したものの、上位に食込むことは出来なかった。今回はホステスプロとしての責任を初日にして果たした上、自己ベストの66までマークした。まだ勝ち星を挙げていないだけに、肩の荷が軽くなっ...
1999/03/05国内女子

いきなり新人が飛び出した!

男子より一足早く、女子ツアーがスタートした。開幕戦コースは沖縄の琉球GC。初日の今日は98年夏にプロ入りしたばかりの米山みどり(22才)が6連続バーディを含む8アンダーをマークし一気に飛び出した。3打差を付けられた2位に村井真由美、3位は服部道子、小野香子、具玉姫他と昨年度活躍したベテラン勢が名を連ねる。 米山みどりは元女子アマのタイトルホルダー。2度目の挑戦でプロ入りした後は、唯一出場のTaKaRa WORDで36位、統一予選会では3位。実力があるだけに新人ながら、3日間通して逃げ切ることも夢ではない?? 昨年の賞金女王服部道子は緊張しっぱなしだったという、6バーディ、2ボギーで4アンダーと...
1999/06/11国内女子

肥後かおり、単独トップ

今年はジャパンメモリアルGCで行われているサントリーレディスオープン。初日好スタートを切ったのは、7アンダートップの肥後かおり。後を追う2打差に久保樹乃・韓熙圓・シンソーラがいる。 7バーディ、ボギーなしで65をマークした肥後かおりはパターは「大分感じがよくなった」1番の8メートル、17番の12メートルとロングパットも次々沈めた。しかし疲れからかショットは全然当たらない。そこで「先生に電話でもらったアドバイスだけ気をつけてプレーしました」それが良い結果につながったのかもしれない。 高村の活躍(先週のリゾートトラスト初日65)を見てキャディに「私も65を出したらパンダの枕を買ってあげる」約束をし...
1999/09/11日本女子プロゴルフ選手権大会コニカ杯

城戸富貴、独走態勢へ

風も弱く残暑厳しい琵琶湖CCだった。3日目もスコアを伸ばす選手は少なく、みんなが苦しんでいる中、ベテラン城戸富貴が貯金を増やしての5アンダー。独走態勢に移行した。2位の中野晶がイーブンだから、このまま行けば安全圏ともいえるのだが・・・。 3日目の城戸富貴は3バーディ、2ボギー。しかし本人は「プレー内容、今日も何も覚えていない」という。「最後(18番)の3パットしか覚えてないんです。あの3パットも、冷静に考えてみればフックラインだったんだけど・・」 とはいえ「よくガマンした」と自分でも評価できる。「アウトはほとんどグリーンに乗っていなかった。インが6つ、アウトが3つ。たったそれしかオンしていませ...
1997/06/29日本女子オープンゴルフ選手権競技

具玉姫が急迫。岡本綾子は首位をキープ!

台風の後の日曜日はカラリと晴れ上がった。選手たちを苦しめ抜いた東広野GCが光り輝いていた。そのタフさ加減は変わらないにしても、柔らかくなったグリーンはボールをほんの少し止めてくれるようになり、実力のある選手ならバーディを沈めることも不可能ではなくなった。 具玉姫が上がってきた。先週のダンロップツインレイクスを勝ったばかり。勝ち方をまだ体がビビッドに覚えているといった感じだ。「アメリカでプレーしていたときの経験が、こういう長いラフとか難しいコースとかだと生きてくるようです。それに私は速いグリーンが好きだし」 そういえば岡本綾子もほんの少し前まではバリバリの米ツアートッププレーヤー。その岡本が「コ...
1997/06/26日本女子オープンゴルフ選手権競技

上田友子、パープレーで首位に立つ

ステップアップツアーで2勝とはいえ昨年のランキング66位。ほとんど無名といっていい上田友子が単独首位。「メンテナンスがしっかりしてるし、グリーンがすごく速くて、返しのパットが残ってしまう。イヤラシイですね」と上田。 女子プロにとっての最高峰・日本女子オープンの舞台、東広野GCはたっぷり難易度アップ。アンダーパーなら優勝いう前評判だったが、この試合に照準を当てて練習してきた選手たちも深いラフに苦しみ抜いた。 「やっぱり女子オープンは気分的にも違いますね」という塩谷育代。ボギーとバーディが交代でやってくるラウンドだったが、なんとか1オーバーにまとめた。「先週のコースもラフが深かったから、練習になり...
1997/04/25国内女子

戴玉娟首位。前田、塩谷ら3人が僅差で追う

まず戴玉娟。7バーディ、4ボギーという派手な内容で「ハーフ終了後、キャディにアドバイスしてもらってからパットが良くなった。初めてのキャディ(矢板CC研修生)だけどとても良いコンビネーション」とか。 塩谷育代は1番で「難しいフックラインだったけど思うように打てて気が楽に」なり、4つのバーディと2ボギー。「今週は気が充実しているからチャンスはあると思います」...
1997/03/07国内女子

開幕戦初日トップは原田香里

男子トーナメントより1週間早く始まった女子ツアー。めでたい(?)開幕トップはやはり期待の原田香里。そして2位には昨年初勝利で勢いのある久保樹乃。ことしのトーナメントせは面白くなるぞ。 原田香里はアウト、インともに3つずつのバーディを重ね、ノーボギーのプレー。「今日の目標は2アンダー。1個バーディをとったらもう1個というのではなく、1個とったらもう2個、2個とったら更にもう2個という目標だったんです」 この原田流のよくばり計算式で初日を走った。 久保樹乃も6バーディながら6番の3パットでトータル5アンダー。「昨年の成績がよかったので自信をもってプレーできた」のが好結果を呼んだ。 風が吹くと難しい...
1998/05/15国内女子

首位は金愛淑、岡田。大金らが追う

舞台は福岡県、福岡国際CC。昨年は1年を通してベテラン選手のカムバックが目立ったが、この試合でもノーシードだった50歳の池渕富子が優勝。今年もシーズン前半、ベテラン服部道子が好調につっ走っているものの上田珠代、大金寿子など若手もけっこう元気。さて今週はどっちになるか? と思っていたら53歳の大ベテラン岡田美智子が初日をリードした。去年も惜しいところで勝ちを逸した試合があったが、いよいよ2度目の正直になるのだろうか。去年今年と山岡明美が頑張っているのだから、岡田だって勝っておかしくはない。 「腰痛もあって先週はゴルフのことを考えずに過ごした。8日間もクラブを握らなかったのは初めて」という岡田。 ...
1998/05/07国内女子

まずは5アンダーで高又順首位

女子4日間競技、グンゼワールドレディスは東京よみうりCCが舞台。コースも手ごわいし、女子選手にとっては長丁場の戦いだ。風も吹いた初日、まず5アンダーで首位を走ったのは高又順。ボキーなしの5バーディ。 「このところ調子が悪かったが練習ラウンドで福嶋さんと回って勉強になりました」という。下半身の安定が悪く、ストレートに構えることを忘れていた。「福島さんのスウィングをイメージしたら飛距離も伸びました」 その福嶋晃子は今週もまだ調子がでないラウンドで4オーバー。他人の方に運を上げてしまった形だ。 招待選手、カリー・ウェブも74。 「イライラしてしまった」という。ローラ・デービースも74。 「今日のスタ...
1998/03/06国内女子

復活は本物? 5アンダー首位は岡本綾子!

シーズン開幕。風の強いことで知られる琉球GCだが、今日は微風。気温も20度を越える絶好のコンディションとなった。プレッシャーのかかるシーズン最初のラウンドをなんと5アンダーで終えたのは岡本綾子。7バーディ、2ボギーの67。 「開幕戦の初日トップなんて、日本でも米国でも初めてじゃないですか? 去年は開幕戦というとドキドキしたけど、今年は平気でプレーできました」と岡本。この日曜日、一緒にまわったアマチュアのグリップを取り入れてみた。その新しい握り方を試してみたら大成功。 「14番で3パットしたとき、長い距離があわないようだったので元のグリップに戻そうかなーと思った」のだが、ふみとどまった。両手人指...