2014/03/21ツアーギアトレンド

スリクソンZ545 マクドウェルは新ドライバーでオーガスタ攻略に自信

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Follow @JonathanRWall 今年初めてのメジャー大会「マスターズ」を数週間後に控え、選手たちは既にオーガスタナショナルGCのコースレイアウトにあったクラブをキャディバッグの中に忍ばせている。 グレーム・マクドウェル(北アイルランド)も、そのうちの1人。2010年「全米オープン」覇者は2月上旬の「AT&Tペブルビーチ・ナショナルプロアマ」からスリクソンのZ545ドライバー(ロフト9.5度)を握っているが、この新しいクラブがティショットで精度の高いドローボールを打つのにセットアップされたと自信を持っている。 今週の「アーノ...
2014/03/14ツアーギアトレンド

キャロウェイがX2 Hot FWシリーズを強化

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM キャロウェイの「X HOT 3Deepフェアウェイウッド」は、昨年PGAツアーの中でも最も話題になったクラブのひとつだった。ディープフェースのこのフェアウィウッドは「シェルヒューストンオープン」でフィル・ミケルソンが使用したことで一気に注目の的に。ドライバーとほぼ同じ飛距離を容易く出すこのクラブを、彼は「マスターズ」でも投入した。 その3カ月後、ミケルソンが「全英オープン」で優勝した際にも、そのクラブは大きな役目を果たした。最終ラウンドの17番(パー5)、ロフト13度のこのクラブで、ティショットとフェアウェイからの第2打を放ち2オンに...
2014/03/07ツアーギアトレンド

SLDRミニドライバーのデザインが明らかに

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM テーラーメイドのSLDRミニドライバーが全米ゴルフ協会(USGA)のドライバー適合ヘッドリストに加えられてから2週間。「WGCキャデラック選手権」会場に入ったテーラーメイドのツアーバンには、このクラブが収められていた。 同社は未発表のこのクラブをトランプナショナルドラールで、契約プロに紹介。ヘッド体積が約250ccとされているロフト12度の小さなドライバーには、ホーゼル部分の調整機能、ソール部分のスピードロケットテクノロジーは加えられていない。 SLDRの名前が付いているが、同シリーズのドライバー、メタルウッドとはカラーリングが違う...
2014/03/15ツアーギアトレンド

テーラーメイド GHOSTパターに新モデル「Si」

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM テーラーメイドゴルフのGHOSTスパイダーシリーズに、「GHOSTスパイダーSi」が新たに加わった。このパターは高い慣性モーメントを持つカウンターバランスモデルで、380グラムのヘッドと、長さ15インチ、重さ130グラムのグリップが安定性とコントロール性を生み出している。 テーラーメイドによれば、この「Si」の慣性モーメントは6000以上。通常のブレードタイプやマレットタイプは3500~4000の間であることから、こちらの新パターは、よりヘッドの操作が易しく、インパクト時に強い力で押し込むことができる。 最初に披露されたのは今年の「ヒ...
2014/01/31ツアーギアトレンド

新人王スピースがスーパーストロークと契約

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider グリップメーカーのスーパーストロークは水曜日(29日)、新たな契約選手にPGAツアーの新人王、ジョーダン・スピースを加えた。20歳のスピースは全米プロ覇者のジェイソン・ダフナーに続き、同社2番目のグローバル・ブランドアンバサダーとなる(契約金などは未公表)。 スピースは昨年、Flatso Ultraのプロトタイプを使用した「ジョンディアクラシック」でツアー初勝利をマーク。このほど、PGAショーで発表されたこのFlatsoグリップのニューモデルは82グラム、直径1.1インチと、スーパーストローク製品の...
2014/02/07ツアーギアトレンド

Yes! True Alignmentパターシリーズ

Yes! True Alignmentパターシリーズの最新パターは、唯一無二のクラブ。クラウンに蛍光系の黄色いポリマーラインが入ったトゥルーアライメントパターは、市場に出回る他の製品とは一線を画す出来栄えとなっています。 他製品と異なるのは見た目だけではありません。イエローポリマーには、優れた方向性と安定した転がりを実現する「304ステンレスC-Groove(シーグルーブ)」を搭載。 アダムスゴルフの製品開発研究部門ディレクター、ジャスティン・ホネア氏によれば、「このインサートにはポリマーが埋め込まれているので、金属感は全く感じられないと思います。ポリマーを360度しっかりフィットするように埋...
2014/02/10ツアーギアトレンド

「AT&Tペブルビーチ」でプロが使った道具

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider 「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」の歴代覇者フィル・ミケルソンは2日目の金曜日、大会の途中でパターを替えた。オデッセイ・バーサ#9(ホワイト・ブラック・ホワイト)から新しいメタルミックス-X・ミルド・バーサ#9に変更したのだ。 ネックがヒールにあるバックフェース側に膨らみを持たせたブレードパターで、シャフトは34インチ。オフセットも少しついている。これはミケルソンお気に入りのヘッド形状だ。パターには、楕円形のディンプルがフェースへ直接刻み込まれ(いわゆるメタルXロール・テクノロジー)、ボール...
2014/05/22ツアーギアトレンド

キャメロンにも“ツノ型” フューチュラXの新モデル?

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Follow @Jonathanrwall アダム・スコットが今週「クラウンプラザインビテーショナル」で、新しいパターにスイッチする可能性は、おそらく無い。しかし世界ランクトップに立った彼が、今週水曜日にスコッティ・キャメロンのニューモデル、フューチュラXプロトタイプパターをテストしたことは注目に値する。 コロニアルでのプレーを先週に決めたスコットは、3本のパターをキャディバッグに入れて練習グリーンに現れた。普段使っているフューチュラX、そして新たな「フューチュラX 7S」のプロトタイプを2つ。ストレートシャフトとベントネックシャフト...
2014/05/31ツアーギアトレンド

癖のないロックスター?アッタス6代目

初代の登場以来、遊び心の効いたネーミングと鮮やかなカラーリングでも注目を集めてきたUSTマミヤのカーボンシャフト「ATTAS(アッタス)」シリーズ。2014年春、6代目のお目見えだ。 5月末の国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」前から、プロによる本格的な実戦投入が始まった新製品。黒と鮮やかなスカイブルーのコントラストが周囲の目を惹きつける。「4」代目の「4U(for you)」、「5」代目の「5GoGo(ゴーゴーゴー)」に続き、今回の「6」代目は「ロックスター/ATTAS6★」。 今作が全面的に打ち出したのはシャフト全体の「しなやかさ」。プロ担当者によると「前作の5GoGoに比べると...
2014/02/20ツアーギアトレンド

アライメントを消したジェイソン・デイ 「ゴーストパター」を改良

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider ジェイソン・デイ(オーストラリア)は今週の「WGCアクセンチュアマッチプレー」の会場でテーラーメイドのパター「GHOST ゴースト ツアー Monte Carlo12」の改良版を手に入れた。 デイは昨秋の「ドイツバンク選手権」で、このパターにスイッチ。トップラインに入る黒い平行な線がアライメント機能を向上させているモデルだが、新しいパターはその狙いと全く逆を行くもの。アライメントを消し去ってしまうことに決めたのだ。 「僕にはトップのラインはいらないんじゃないか?と感じていたんだ」とデイ。「まっさらな...
2014/02/19ツアーギアトレンド

松山英樹もテスト中 スリクソン新ドライバーの実戦投入続々

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider スリクソンのZ545ドライバーは今年に入ってから今のところ唯一、全米ゴルフ協会(USGA)の適合リストを通過したモデルだが、既に同社が抱えるビッグネーム2人がキャディバッグに入れている。 キーガン・ブラッドリーとグレーム・マクドウェル(北アイルランド)は今週の「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」でも実際に投入する。ブラッドリーは「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」でクリーブランドの588カスタムからZ545にスイッチ、マクドウェルは「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」で替えた。...
2014/02/21ツアーギアトレンド

名手スネデカーが新パターへスイッチ

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM ブラント・スネデカーが数年来、下手にスイッチする必要の無かったクラブを挙げるとすれば、それはパターに他ならない。 スネデカーは約9年間、信頼するオデッセイのホワイトホットXGロッシー(彼は似たタイプのパターを高校時代から使っており、ずっとマレット型を愛用してきた)をキャディバッグに入れ、フェデックスカップ王者戴冠を決めた2012年の最終戦「ザ・ツアー選手権」を含み、PGAツアーで通算6勝を挙げてきたのだから。 スネデカーと、そのパターが長年連れ添って、好成績をマークしてきたのは疑いようがない。しかしながら、この関係にもついに終わりが来...
2014/02/13ツアーギアトレンド

テーラーメイド契約プロが新ウェッジをテスト

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider テーラーメイドのスタッフは今週「ノーザントラストオープン」が行われるリビエラCCで、出場選手に、新しい「ツアープリファード」シリーズのテスト用ウェッジを配布した。これは先のPGAショーにおいて発表されたものだ。 304ステンレスで作られたこのウェッジは2つの異なるソール形状(グラインド)が用意されている。いわゆる「ツアープリファード・グラインド」と呼ばれる伝統的なグラインド、そして、ATVグラインドである。 テーラーメイドの大多数の選手が使うとみられるクラシックグラインドは、ヒールとトゥ部分が削られ...
2014/02/12ツアーギアトレンド

早くも今年3本目…ファウラーがキャメロンのトライソールをテスト

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider リッキー・ファウラーは2014年に入り、PGAツアーで3試合に出場しているが、その中で2本のスコッティキャメロンの異なるパターを握った。「ヒュマナチャレンジ」、「ファーマーズインシュランスオープン」ではツアー仕様の“ファストバック+”、「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」では、“サーカ62のNo.3”だった。 そして今週「ノーザントラストオープン」では3本目のモデルが加わりそうだ。ファウラーはリビエラCCのパッティンググリーンで、“ニューポート2 トライソール”をテストしているのだ。トラ...
2014/03/06ツアーギアトレンド

菊地絵理香が“顔”で選んだ「VG3ドライバー」

「シャープさ」と「やさしさ」が共存 7日(金)に火ぶたが切られる2014年シーズンの開幕戦。昨季は「日本女子オープン」で2位タイに入るなどめきめきと頭角を現した菊地絵理香は、タイトリストの「VG3ドライバー」を武器にさらなる飛躍を狙目指している。 菊地の説明だと、ドライバーを選ぶ際には、“顔”の印象を特に重視しているという。「シャープなイメージを持てる形状が好きです。ただし難しいだけの顔ではなく、その中にやさしさも欲しいんです」。 VG3ドライバーは、ヘッドサイズが450ccで、形状は洋ナシ型。シャープな印象を維持しつつ、ややシャローな雰囲気もあり、“つかまり”や“やさしさ”も連想させる「絶...
2014/03/06ツアーギアトレンド

ダスティンのお気に入り アディダス「ピュア360」がお目見え

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Follow @JonathanRWall ダスティン・ジョンソンが今年1月の「ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ」で履いたアディダスの「ピュア360(pure360)」が、今週の「WGCキャデラック選手権」の月曜日に正式に明らかになった。 同ブランドの「アディピュア」シューズの次世代モデルは、スイング中の足の動きをより自然なものにする持ち前のアウトソールのピュアモーションを含め、数々の新しい機能が詰まっている。靴底はポリウレタン製。クッション性とサポート性を高めている。 「PGAツアーで歩き回る僕らにとっては、間違いなく効...
2014/03/02ツアーギアトレンド

タイガーのシューズが星条旗カラーのワケとは?

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM タイガー・ウッズは、プレーする際にいつも決まってナイキのゴルフシューズ「TW‘14」シリーズの、白か黒のバージョンを履いてきた。しかしウッズは今週、PGAナショナルで開催中の「ザ・ホンダクラシック」の第1ラウンドで、より明るく、愛国心が表れたカラーのモデルを選んでいる。 赤、白、青の3色で彩られたウッズのシューズは、デイン・トンプソン氏のデザインによるもの。ナイキゴルフはこのほど、アマチュアのデザイナーを集め、ウッズが今年のツアートーナメントで着用するTW‘14のデザインのコンペを行った。トンプソン氏はその優勝者である。 ナイキ社によ...
2014/02/26ツアーギアトレンド

テーラーメイド「SLDRミニドライバー」ってなんだ?

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM テーラーメイドが “ドライバー・フェアウェイウッド”という新時代メタルクラブのラインにおける、次なる参入メーカーになった。このほど「SLDRミニドライバー」と呼ばれるクラブが、全米ゴルフ協会(USGA)のドライバー適合リストに新たに加えられた。 ロフト12度、そしてSLDRの文字の下に「S」のロゴが加わり、ホーゼル部分に調整機能がついていないこのクラブ。「我々は新しいテクノロジーとコンセプトをこれまで何度もテストしている」とは同社のPR部マネージャーであるデーブ・コルデロ氏。「SLDRミニドライバーはツアー選手たちのフィードバック、リ...
2017/01/06ツアーギアトレンド

日本発表は16日 キャロウェイの最新1Wがツアーデビュー

◇米国男子◇SBSトーナメントofチャンピオンズ 初日(5日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7452yd(パー73) 2017年からキャロウェイゴルフと複数年契約を交わし、クラブを一新したダニエル・バーガーが、初日に5アンダー「68」をマーク。「飛距離も良く出ているし、全体的に堅実なプレーができた」と、気持ちも新たに迎えた今年初戦を5位タイで滑り出した。 「何よりも、キャロウェイの新しい1Wを使いたかった」と契約の決め手になったのは、今週使用する1W『GBB エピック ドライバー』。米国では今月末に発売となる最新モデルだ。 日本では1月16日(月)に記者発表が予定されている...
2017/01/12ツアーギアトレンド

キャロウェイの最新1Wも!マキロイのバッグの中身

「あれはすごかったよ。ドバイの練習レンジにいた僕の前には、世界中のありとあらゆるクラブとボールが置かれていたんだ」 ほとんどのゴルファーにとっては夢のような体験だが、世界ランキング2位のロリー・マキロイにとってはシーズンオフの一場面に過ぎなかった。 昨年8月、マキロイにクラブを提供してきたナイキがゴルフクラブの製造を止めると発表。これを受け、27歳のマキロイは2017年へ向け、自ら使用する新しいクラブとボールを選択する自由を得た。 彼は手始めに、昨年10月の「WGC HSBCチャンピオンズ」で新しいテーラーメイドのウッドをバッグに加えた。大会でトップ5入りを果たしたマキロイは、300ヤードを超...