日目までに6打差を築き、逃げ切りでメジャー初優勝を飾った。 昨年現役引退した宮里藍さんが3位になった2009年大会以来、5度目の「全英女子」の舞台になる今年のコースには174個のバンカーが点在

機会はめぐってこなかった。海外挑戦は視野に入れずにキャリアを積んできたが、6月の国内女子ツアー「宮里藍 サントリーレディスオープン」2位で本大会の出場権を獲得した。 36歳での海外ツアーデビュー戦は

目指すきっかけになった宮里藍さんが2度制したこともあり、「特別な大会」と表現する。 「初日が終わっただけなのでまだまだですけど、しっかりいい位置で決勝に進められるようにあしたも60台を目指したい」。出場切符を自らつかんだ大会での躍進へ力を込めた。(フランス・エビアン／石井操)

選手権」を5位で終えた後、日本に一時帰国した。「休養に充てましたけど、練習もしっかりやれていいオフだったかな」と振り返り、まだ成し遂げていないメジャー制覇に向けて舵を切った。 歴代優勝者に小林浩美や宮里藍

「リシャール・ミル ヨネックスレディス」で今季初勝利を挙げ、前週の「宮里藍サントリーレディス」でも3位だった。今季16戦でトップ3入りは7試合。「去年より勝ち数とかは全然少ないけど、安定性とかは去年より出てきているのかな」と声の調子も明るかった。(千葉市若葉区／石井操)

◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 事前情報◇サイアムCC（タイ）◇6576yd（パー72） タイで開催される唯一の米国女子ツアーとして15年の歴史を持ち、2010年大会覇者に宮里藍さんが名を

再び米本土に舞台を移して28日（金）から3日間大会が行われる。 2012年に宮里藍が日米通じて最後の優勝を飾り、18年には畑岡奈紗が米ツアー初優勝。当初6月に行われるはずだった日本勢にとっても験のいい

・ジュタヌガン（タイ）、アンジェラ・スタンフォードとメジャー覇者3人のペアリングになった。現役引退した宮里藍さんが歴代優勝者（2010年）に名前を連ねる大会で活躍が期待される。

戦に出場した宮里藍は欠場し、次週の「ホンダ LPGAタイランド」から戦線に復帰する予定だ。 優勝候補の一角として期待されるのは、自身初のフルシーズン参戦を迎えている16歳のリディア・コーだ

後退した。 決勝ラウンドに進んだ日本勢3人は、いずれも苦戦を強いられた。36位から出た横峯さくらは2バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの「77」と崩れ、3つ落とした野村敏京とともに、通算6オーバーの63位まで急降下。64位から出た宮里藍も4つ落とし、通算8オーバーの70位に順位を下げた。

られずに取りこぼすシーンもあった。「そういったところが、あした以降より重要になってくるのかな」と気を引き締め直した。 大会は15周年を迎えたが、日本人の優勝者は2010年の宮里藍だけ。2人目の栄光を勝ち取るため「あしたも引き続き1打、1打集中して頑張りたい」と意気込んだ。

その効果に期待したい。 大会初日は、宮里藍、モーガン・プレッセルと同組で1番からスタート。出だしの1番で幸先良くバーディを奪うと、8番パー3ではチップインバーディ。前半を2バーディノーボギーで折り返し

た自信が、プレーする楽しみを思い起させてくれたのだろう。宮里藍と同じく次週の「LPGAコーニングクラシック」は欠場する予定だが、「18番も気持ち良く終えられましたし、気分良くオフを迎えられます」と表情

国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」の2日目を1アンダー5位タイで迎えた横峯さくら。昨年の賞金女王古閑美保と、有村智恵という3人でのラウンドとなったため、宮里藍の組を上回る大ギャラリーを

最終日を2オーバー74でラウンドし、最終的には宮里藍と同じトータル2アンダー9位タイでフィニッシュした上田桃子。最終日はややスコアを崩してしまったが、上田本人にとってこの「全英女子オープン」で大きな

ショットが良かったです。グリーンに乗せて、5～6メートルのパットを打つという感じ」と、この日3バーディ、1ボギー。宮里藍と並ぶ、2アンダー26位タイ発進とした。 ショットに関しては、「先週まで（アドレス

・クリーマーと、今季既に優勝を手にしている2人が上位を占めた。 宮里藍は、2年ぶりのイーグルを記録するなど、「71」とスコアを伸ばし通算1オーバー、日本人最上位の18位タイに入った。古閑美保は通算5

た。 前週「ニトリレディス」で2戦連続優勝を果たした19歳の笹生優花は3戦連続優勝がかかる。1988年ツアー制度施行後、10代での3戦連続優勝は宮里藍（2004年、05年）と畑岡奈紗（17年）の2戦

2012年 朴仁妃メジャー昇格前年のエビアン優勝 グランドスラム論争へ 朴仁妃（韓国）がメジャー昇格前年の「エビアン選手権」（フランス・エビアンマスターズGC）を制して米ツアー2勝目を挙げた。宮里藍

開催。それでも「アマチュア時代も連戦は経験している。5連戦か6連戦」と体力面での不安はないようだ。 1988年ツアー制度施行後、10代での3戦連続優勝は宮里藍（2004年、05年）と畑岡奈紗（17年）の